小脳障害(小脳形成不全)の猫 -ハル- 51 狙ってジャンプができるように
ハルを机の上に上らせるようになったら、やたらと高いところに上りたがるようになる。
本来なら自分で登れてたもんなぁ。
と甘やかして?いたらどんどん要求が激しくなって困った日々。
自力で降りられる高さ(30センチぐらい)ではもう満足できなくなったらしい。
うまい方法がないかと考えていたけど何をやっても怪我しそうで、ハルが登っている間見張るしかなかった。
とは言え飽き性?なので、最大30分程度で「降ろせ」となるのが救い。w
2017年8月2日 23時半ごろ撮影
マウスをお腹の下に敷いて、机の上で寝る。
とてつもなく邪魔。w
自分で降りたい ー
机の上の端っこ。
ユウナも好きだった場所に座り、下を眺めるのが楽しくなって毎日の様に「乗せろ」と騒ぐ。
乗ってるだけならいいんだけど、
1人で降りたくて仕方がないようで、何度も降りようとするそぶり。
ハルが普通に降りられる30センチぐらいの高さとは違い、
70センチの高さは流石に怪我しないで済む訳が無い。
「自分で飛び降りた」かの様に介助する事で納得してもらう。w
介助するから「出来る」って思ってしまったのかもしれない。
2017年8月15日 23時半ごろ撮影
2度目のお盆 ー
8月16日の早朝(というか深夜?)
美味しいご飯が置いてあるわけでもなく、今までと何ら変わりないはずの「ユウナの仏壇的な場所」へ、ハルがモリモリとよじ登ろうとし始める。
ハルをその場所から引き剥がしても、何度もしつこく登ろうとしていた。
一体何だったんだろう?
ユウナがあっちへの帰り際にハルをおちょくってたのかなぁ?
とか思ってしまう。w
2017年8月10日 0時ごろ撮影
床の冷たさを全力で満喫する、ハルの開き。w
ふとした弾みで ー
私が膝立ちの状態でいた時、ハルが飛びかかってきた。
たまたまハルのジャンプの方向が綺麗にまっすぐで、
たまたま私が上手に抱きとめる事ができた。
これでハルの何かのスイッチが入った。
私が何かで膝立ちをしてると飛んでくる様になった。w
ハルが私の視界に入っている時ならいいんだけれど、
そうでも無い方向から飛んでこられるとちょっと厄介。
ので、「今は辞めてほしい」なタイミングの時は、膝立ちにならない様にするしかなかった。
2017年8月28日 11時ごろ撮影
いい感じの左右対象なお尻。
もしかしてこれは ー
ハルは今までジャンプらしいジャンプをしたことがなかった。
「意図せずジャンプする事になった」ことは多々ある。
もし、「狙って飛べる様になったら」少しは楽しくなるのでは無いかと思い、遊びの最中にジャンプする様に仕向けてみた。
私が膝立ちになり、ハルの興味を引く
↓
ジャンプさせ、抱きとめる
何度か繰り返すうちに「このタイミングならジャンプしてもいい」
とハルが覚えた。w
もちろん、ハルの障害の関係で後ろ足の制御が上手くいかないので、
タイミングが外れて上手く飛べなかったり、
飛距離が足りなかったり、
逆に飛びすぎたり、
明後日の方向に飛んだり、
することもあったけれど、毎日繰り返しているうちに
「ほんの少しずつ」上手くなってきた。
ハル自身、体の使い方がなんとなく分かったのかもしれない。
普通の猫ならもうとっくに出来ているジャンプを、
ハルは2歳を超えてからようやく出来るようになった。
2017年8月30日 23時ごろ撮影
ー続ー
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