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還暦おやじのスタディアブロードWith ウクレレ ㊳ 落語を英語で説明

落語を英語で説明

 落語の文化を知らない人に落語を説明するのは非常に難しいでが、簡単に説明するには、以下のように説明すると外国人に伝わりますというサイトを発見してノートに書き移している。

「Traditional Japanese comic storytelling.」日本の伝統的な滑稽な語り。「comic.」には、漫画という意味だけでなく「こっけいな」 や「おかしい」という意味があります。

落語家を説明するときには「The storyteller is called Rakugoka.」語り手は落語家と呼ばれています。

「Rakugo is a comedy show performer alone.」落語は一人で行われるコメディショーです。

「A Rakugoka plays as various people by himself/herself」落語家は一人で様々な人を演じます。「The Rakugoka wears kimono while performing, which is a traditional Japanese clothing.」落語家は日本の伝統的な服装である着物を着て話します。

「A folding fan and towel help a Rakugoka to play as various as people.」

落語家にとって扇子と手ぬぐいは様々な人を演じる手助けをしてくれます。

「For example, a folding used as chopsticks and a towel is used as a bowl. 」

例えば、扇子は箸のように使い、手ぬぐいはお椀として使います。

※「folding fan」扇子

※「towel」手ぬぐい

※「chopsticks」箸

※「bowl」お椀

「Rakugo can be enjoyed in a special theater called Yose.」落語は寄席と呼ばれる特別な劇場で楽しむことが出来ます。

「You can also watch it on You Tube. 」You Tubeで見ることもできます。

  分かりやすいけど、これ全部覚えるのは厳しいなぁ。やっぱり、桶まんにヘルプを頼もう。10時近くなりレッスンの準備をしている。

  今日の目標は、自己紹介の文章を完成すること。そして、お楽しみ部分は手品の耳を使ってみることだ。

ジャムが耳のギャグにツボった

10時になってジャムを部屋に招き入れた。

j:「Hi, Shigeki. How’s it going?」シゲキ。元気ですか?

鍵:「I’m fine. How about you?」元気です。あなたは?

j:「Not, too bad. What does today’s lesson do?」悪くないですよ。今日のレッスンは何をしますか?

鍵:「Please give me a self-introduction lesson.」自己紹介のレッスンをお願いします。

j:「You got it.」ガッテン承知

鍵:「This is a self-introduction text.」これは自己紹介文です。

ジャムに落語の紹介文を追加した文章をみせた。

j:「It’s incredibly good. I saw the students having a meeting in the cafeteria this morning.」とても良いですね。今朝、食堂で生徒さん達が会議をしているのを見ましたよ。

鍵:「They were having a meeting?」彼らはミーティングをしてたんだ。

j:「Yes, the moderator is always the students.」そうです。いつも司会は生徒さんがやりますから。

鍵:「How many people always introduce themselves?」いつも何人ぐらいの人が自己紹介をしますか?

j:「There are usually about 6 people. 」大体いつも6人ぐらいですよ。

鍵:「Do you know some people today?」今日は何人か知ってますか?

j: 「Yes, I know. There are 4 people today. 」はい、今日は4人です。

鍵:「Why do you know that?」どうしてそんなことを知ってるんですか?

j:「Because my student is the MC.」だって私の生徒がMCをやるから。

鍵:「MC? What?」Mcって何?

j:「Mc is master of ceremony. It has the same meaning as the moderator.」Mcは、進行役の事です。司会者というのとほとんど同じ意味です。

鍵:「Yes, I understand. By the way, do you know who will be the Mc?」はい、そうなんですね。ところで、どなたがMcをするか知っていますか?

j:「Yes, I know. Her name is Naomi.」はい、知ってますよ。彼女の名前はナオミです。

鍵:「How Long is Naomi at this school?」ナオミはどれぐらいこのスクールにいますか?

j:「She has been here for two months. And she will be here for another month. 」彼女は2か月間、ここにいますよ。そして、彼女は1か月間ここにいる予定ですよ。

鍵:「What does she do?」彼女は何をしている人ですか?

j:「She is a university student. She wants to be blah blah school teacher, so she is doing her best in English.」彼女は大学生ですよ。彼女は、何とかの先生になりたいので英語の勉強を頑張っていますよ。

鍵:「Pardon? What blah blah school? 」すみません。聞き取れませんでした。何とか何とかスクール?まず、パードンと言いながら同時にサラリーマン時代の宴会芸で使った手品の耳を使って、右手で耳が大きくなっちゃったのジャスチャーをやってみた。

宴会芸で使った耳

j:「Gaha ha-ha ha ha」がはっはっはっはぁ。

  ジャムは床を転げるようにして大笑いした。完全にツボったようだった。

ツボった。

このことがあってからジャムと打ち解けることが出来、頼み事も気軽に出来るようになった。

「デンジャラスなおやじ」から「変なおやじ」に降格した。

j:「It’ elementary school. Hahaha. It is a school between kindergarten and junior high school. It’s called elementary school.」それは、小学校です。はっはっはっは。幼稚園と中学校の間の学校です。小学校といいます。

ジャムはまだ、耳のギャグを引きずっていた。

鍵:「Ah, It’s an elementary school. I understand. She is wonderful.」あぁ、小学校ですね。分かりました。彼女は素晴らしいですね。

j:「She has almost perfect score on the TOEIC test」彼女はTOEICの試験でほぼ満点を取っています。

J:「She entered a national university on recommendation.」彼女は、推薦で国立大学に入学しました。

鍵:「Wow, I’m surprised.」ワーオ、ビックリです。

ジェスチャーもオーバーアクションでやってみたがジャムは無反応。なんとも残念!

しかしながら「I’m surprising.」を使うという間違いをしなかった自分を褒めてあげたい。これも勉強の成果だ。

j:「But she is not good at English conversation.」しかし、彼女は英会話が上手ではありません。

鍵:「Is that so? You know what? I want to take a self-introduction lesson.」そうですか?ところで、私は、自己紹介のレッスンを受けたいのです。

j:「I’m sorry. I forgot it. Okeydokey. Let’s do it after a10 minute break. 」すみません。忘れていました。いいわよ。10分間の休憩の後にやりましょう。

「Okeydokey」は、砕けた表現と聞いていたので、これだけでジャムとの距離が近くなった気がする。一発芸を仕込んできてよかったなぁ。

ご隠居、耳の一発芸最高でござんした。

 1時間目のレッスンが終わった。ここからは、桶まんに参加してもらうことにする。

鍵:「このもんどころが目に入らぬか、桶まんごろうでませい。」

桶:「へい。呼ばれたらすぐに返事をすることが、だいじまんブラザーズでござんす。」

鍵:「助さんその恰好きまっていますな。」

桶:「嬉しいでござんす。しかし、あっしの姿はご隠居の脳がイメージなさったように見えるのでござんす。それにしても耳のジェスチャーはウケたでござんす。」

鍵:「いや~。あそこまでウケるとは正直思わなかったですがな。」

桶:「ご隠居。自己紹介の時にやると良いですぞ。落語の説明の時に使えるでござんす。」

鍵:「皆に、アホと思われるんじゃないかなぁ。」

桶:「ご隠居は、ここでどのように過ごしたいのでござんすか?」

鍵:「出来るだけ多くの人達と知り合って楽しく過ごしたいと思っておりますが。それがどうしましたかな?」

桶:「それならば、ご隠居は、無理して背伸びして凄い人と思われるより、そのまんまのキャラで楽しい人、愉快な人と思われたほうが楽でござんす。」

鍵:「確かにそうだな。もうすぐジャムが戻ってくるけど、助さんは黙っていてくださいよ。」

桶:「You got it」御意ぎょいでござんす。

ジャムが戻ってきた。

j:「Hi, Shigeki. Then Let’s start the lesson.」どうも、しげき。それじゃレッスンを始めましょう。

鍵:「Yes, please.」そうだね。よろしく。

j:「Check it while looking at the notes you wrote.」あなたが書いたノート見ながらチェックしよう。

鍵:「You got it.」御意!

ノートを開いて一緒に文章をチェックしている。

「皆さんこんにちは!初めまして。私はシゲキ。シゲと呼んでください。日本からきました。

「HI everyone. It’s nice to meet you. I am Shigeki. Please call me Shige. I’m from Japan. 」
生まれたのは宮崎県で、今は埼玉県に住んでいます。

「I was born in Miyazaki prefecture and now I live in Saitama prefecture. 」

埼玉県は東京の直ぐ北です。

「Saitama prefecture is just north of Tokyo. 」

私は、不動産会社を経営しています。

「I run a real estate company. 」

私は、64歳。安倍晋三あべしんぞうと同じ年です。

※安倍晋三首相はフィリピン人に人気があるので安倍さんの名前を出すのは、プラスだ。

「I’m 64 years old. I’m the same age as Shinzo Abe. 」

皆さん、彼のことを知っていますか?

「Do you know about him? 」

※この時、him の前に「about」もしくは「of」を付けないと、個人的な知り合いとなるので注意!勿論、日本人も含めてⅠknowという声がかかるだろう。

そうです。彼は日本の総理大臣です。皆さん!良く知っていますね。

「That’s right. He is a Japanese Prime Minister. Everyone knows him. 」

日本人として嬉しいです。

「I’m happy as a Japanese. 」

勿論、私もロドリゴ・ドゥテルテについて知っています。

「Of course, I know of Rodrigo Duterte. 」

私はパッキャオのファンです。

「And I’m a fan of Pacquiao. 」

※パッキャオは、オスカーデラホーヤに次ぐ史上2人目の6階級制覇を成し遂げたプロボクサーであり、現在WBA世界ウエルター級チャンピオンで国会議員にして、次期大統領候補。そして、驚く事にフィリピンプロバスケットボールリーグのバスケットボール選手兼ヘッドコーチでもある。

2015年には、ラスベガスで行われたフロイド・メイウエザー・ジュニアとの1試合だけで、150億円を稼いだ男で国民的アイドルだ。

 自己紹介の時に「私はパッキャオの大ファンだ」と宣言する事でフィリピン人のハートをわしづかみしようと考えている。パックマンって言う方が良いかなんて、そして、パックマンは、テレビゲームのパックマンからとったニックネームであり、リングでもパックマン・パッキャオと紹介される。

だが、どうしてそのニックネームになったのか、失念してしまったので、後でググってみる事にする。

※ナムコのゲーム「パックマン」から名前をとっている。Pacquiaoだから略称Pac な男。Pacmanという。

彼が19日の試合に勝ったので嬉しいです。

「I’m glad he won the match on the 19th. 」

フィリピンには初めてきました。とても今ワクワクしています。

「This is my first visit to the Philippines. I’m excited now. 」

こちらにいるのは1か月間です。

「I’ll be here for a month. 」
もし英語が話せるようになったら、外国人観光客に埼玉の観光スポットを案内したいです。

「If I can speak English. I want to guide foreign tourists to sightseeing spots in Saitama」
そして、私は東京オリンピック2020のボランティアです。

「And I am a volunteer of Tokyo Olympics. 」

英語で道案内を出来るように勉強します。

「I will study so that I can give directions in English. 」

私はウクレレを演奏する事が好きです。

「I like playing the ukulele. 」

マニラにウクレレを持ってきました。

「I brought the ukulele to Manila. 」

毎日の授業は4時間なので、空き時間に公園で練習したいと考えています。
「I have 4 hours of lessons every day, so I would like to practice in the park in my spare time. 」

私の趣味は、浮世絵を見る事と落語を見ることです。

「My hobby is watching ukiyo-e and watching Rakugo.」

一番好きな浮世絵画家は、葛飾北斎。

「My favorite ukiyo-e painter is Katsushika Hokusai. 」

皆さん!北斎を知っていますか?

「Do you know of Hokusai? 」

とても有名な浮世絵が、波の絵です。グレートウエーブって呼ばれています。

「His most famous ukiyo-e is the wave painting. It is called the Great wave. 」

知らない方は、あとでググってください。

「If you don’t know that, please google late. 」
浮世絵は、江戸時代の広告なのです。

「Ukiyo-e is an advertisement from the Edo period. 」

流行りの髪形や和服を絵にしているんです。

「It’s a picture of fashionable hairstyles and kimono. 」

そして、旅の案内です。

「And it is a travel guide. 」

それから、人気俳優や美人の店員のブロマイドです。

「Then there is the bromide of popular actors and beautiful clerk. 」
浮世絵について知りたい方はグッグってください。

「If you want to know about ukiyo-e, please google it later. 」

落語は日本の伝統的な滑稽な語りです。

「Rakugo is a traditional Japanese comic storytelling.」

語り手は落語家と呼ばれています。

「The storyteller is called Rakugoka.」

知らない人は、後でググってください。

「If you don’t know that, please google it later. 」

私は、犬を飼っています。

「I have a dog. 」

彼女は保護犬でした。

「She was a protective dog. 」

雑種で9歳です。

「She is a hybrid and nine years old. 」

私は妻に会えないよりも彼女に会えないのが辛いです。

「It’s harder for me not to see her than not to see my wife. 」

妻には内緒です。

「Don’t tell my wife. 」

私は英語がまだうまく話せないので、皆さんのサポートが必要です。

「I don’t speak English well yet, so I need everyone’s support. 」

私は社交家で楽天家です。

「I’m a socialist and an optimist. 」

仲良くしてください。

「Please have a good relationship with me. 」
よろしくお願いします。

「Thank you. 」

鍵:「助さん、聞いてくれましたかな。頼みましたよ。」

エッヘン

桶:「へい、ご隠居、あっしに任せておくんなせい。バッチリ、メモリーにコピーしやしたので、安心しておくんなせえ。」

鍵:「かたじけない。」


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