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戒名はいらない!

 22日は母の月命日。3月に亡くなってからもう8ヶ月だ。時の流れの速さを感じながらお墓を掃除。周りを除草して樒(しきみ)を供えてお線香に火をつけて、線香置きに寝かせて手を合わせる。お墓は遮るものがないので何時も風が吹いているものだ。最初の頃はマッチを何本も消費していたが、特殊なライターを購入してからはストレスがなくなった。
 
  昨日は、快晴で11月だとは思えないほど温かい日だった。周りを見渡すと墓石屋さんがあちこちで作業をしていた。話を訊いてみると墓仕舞いが増えて、墓石の撤去をしているということだった。

  確かに、我が家の墓の周りも墓石がなくなり募集看板が増えている。帰りに管理事務所によって墓仕舞いのことを訊ねてみた。たしかに最近増えていて、個別墓から同じ霊園内の集合墓に移るケースもあるとのことだった。中には、親族が合意して樹木葬としたり海洋散骨するケースもあるとのこと。
 
 海に散骨する場合、以前は遺族が乗船していたが、コストが安いという理由で最近では遺族が立ち会わずに、業者が代行する代理散骨が主流になってきているという。

 埋葬のありかたも時代とともに変化してゆくものなのだろ。我が家は、母の希望もあり戒名を付けてもらわなかった。私自身も戒名はいらないと考えている、その事はエンディングノートに記載しておこう。

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