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キーボックスは命の恩人だ!

 注文していたキーボックスが届いた。これに自宅のスペアキーと車のキーを入れて玄関脇に吊るすのだ。
 目的は、自宅で具合が悪くなって動けなくなり119番に電話をして救助を依頼する時に暗証番号を伝えて、スペアキーを取り出して玄関の鍵を解錠してもらうためだ。救急隊は鍵がかかっていると窓ガラスを割って、入室することもあるそうだ。
 
 命は助かりたいが窓ガラスも割ってほしくない。最近高齢者に人気の見守りサービスの場合は、入会金1万円で継続会費無料を謳っているが、警備会社と違って自宅には駆けつけてはくれない。
見守りサービスは、電話での相談を24時間受け付けている。事前にキーボックスの存在と暗証番号を伝えておけば、緊急時に対応してくれる。

 資金に余裕のある方は、警備会社の見守りサービスを利用することも選択肢だろう。その場合は事前に合鍵を渡しておき緊急時の場合は駆けつけてくれる事になっているが、担当者に訊いてみると事業所内で連絡を受けた場合通常10分程かかるということだった。

 もし、出動していたら一旦事業所に戻って鍵を持って駆けつけるとなると、時間がどれだけかかるかわからないそうだ。その分、キーボックスの暗証番号を事前に伝えておけば時短につながる。
 緊急事態は、時間との戦いだ。そう考えるといずれの場合もキーボックスは有効だ。そして、命が助かれば、キーボックスは命の恩人になる。

キーボックスに自動車の鍵を入れておくのは、近くに住んでいる子どもたちが車を必要とする場合にキーボックスからキーを取り出して自由に使ってほしいからだ。使い終わったらガソリンを満タンにして返してくれとは言わないし、ETCの使用料金を徴求することはしないつもりだ。

 そして、高齢者になって忘れ物が多くなってくる事は覚悟している、日々の生活の中で鍵を失くすこともあるだろ。そんな時キーボックスはセーフティネットだ。
もし暗証番号を思い出せなくなったら潔く運転免許返納するつもりだ。

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