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ウクレレ初心者レッスンを頼まれた。さてどうしよう?

 フィットネスクラブのマスターズに向けた18時45分から30分間の練習会。参加者は5名と少なかった。そして、おやじは私一人だけだった。レッスンは、4泳法のうちマスターズにそれぞれがエントリーした種目を一人ひとりが12.5M泳ぐ。それをコーチがチェックして修正部分を指導してくれる。
 そのため4人はスタート地点で待っていることになる。世間話の好きなおばちゃん達は、ピーチクパーチク姦しい。何本も泳いでいる内に、私は質問攻めにあった。どの種目にエントリーしたの?と訊かれ「25と50のクロールです」と私。明日の飛び込み練習は参加するの?とおばちゃん。「明日は、背泳ぎのレッスンを受ける予定です」と返答した。
 今日のスイム強化練習は参加したの?とおばちゃん。「駅の東口のカフェでウクレレ弾いて遊んでいたので参加しませんでした」と私。このウクレレに4人とも反応し、私もウクレレ弾けるようになりたい、とおばちゃん。いつもの安請負する悪い癖で「私で良ければ教えますよ」と言ってしまった。そして、頼まれると断れない性格がわざわいして実際にレッスンをしたことがある。
おばちゃんには、最低でも3人集めてくださいという条件を付けたが、彼女らのネットワークは素晴らしく、すぐに6人が集まった。そして、おばちゃんたちに月2回で6ヶ月、大宮シーノでレッスンすることになった。それに、さいたま市の公民館で違うグループにウクレレレッスンを行った。レッスンするとなると会場の手配や楽譜の準備等で忙殺されるものなのだ。
そして喜んでは貰えたけれど半年ウクレレを練習すると楽しくてやめられなくなるものだ。そのため、私がレッスンを辞める際には、遺留されて後ろ髪を引かれた。さいたま市のグループには私のウクレレ仲間の練習会を紹介できた。しかし、大宮シーノのグループに後任の先生を紹介したが、音楽としてのウクレレを教えたい先生とボケ防止として楽しめれば良いという彼女らと折り合えず後任が決まらないまま私はやめさせていただいたのだった。
 いまでもなんとなく申し訳ない気持ちだ。先日、ウクレレオープンマイクで大宮シーノのグループにプレゼントしたチームソングを弾き語りしたことで、彼女らのことが再度気になった。また、ちょっと顔を出してみようかな。
そして、成り行き上フィットネスの方々の希望があれば期間を決めてレッスンすることにしよう。

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