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宮沢賢治に浸る旅で我思う

♪赤い目玉のさそり♪星めぐりの歌は、ひとり旅の旅人を優しく温かく迎えて

くれた。情報収集の為に駅構内で資料を探した。そこで目にしたのは、花巻

東高校野球部のユニフォーム姿の2人だった。
展示室には、サインにグローブ、バット等があった。俺はスマホを手に独りウキウキで沢山のグッズを写メった。

朝の通勤時間帯の常連客達は椅子にもたれ掛かってスマホに見入っていた。何年か後、この展示室には再び賢治が返り咲くはずだ。俺は、秋晴れの岩手路を自転車で童話村、イーハトーブ館、宮沢賢治記念館を巡った。

そして、最後に訪れた新渡戸稲造記念館では「武士道」の展示もあった。最近はマンガで読まれているから、五千円札はお役御免となったが、先生は英雄であり続けるのだろう。

人は年齢とともに英雄象も変化してゆくものだ。因みに、古希となった俺の英雄は若い頃大嫌いだった親父だ。

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