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年賀、墓の2つの「じまい」は、じまいの考えで良い。墓じまいは、私もボチボチ計画!
昨日は「秋山カルチャー」400字のエッセイ講座、参加者は7名だった。皆、自分の思いを原稿用紙に詰め込んで先生に提出した。そして、生徒の手元にも届けてくれた。年末ということもあり「年賀状じまい」という内容のエッセイもあった。
参加者は殆どが後期高齢者、人ごとではなく多くの意見が出て盛り上がった。年賀状じまいについては、擁護する人とそうでない人と意見が割れて興味深かった。
年賀状を続けているという方の考え方は、やめてしまうと喪中のはがきも届かなくなり非礼を犯してしまうのが嫌だからという考え方。擁護する人の意見は今年親を亡くしたが喪中のはがきを出さずに済んだので助かったという方。私もその一人だ。
そして「葬式」というテーマのエッセイでは、今年亡くなった谷川俊太郎のエッセイの「葬式に出るのはいやではない、結婚式に行くのよりずっといい」という所を引用していた。そして続けて「結婚式には未来がある。色々考えると心配ばかりだ。葬式は未来がないから何も心配しなくていい」というところで、議論がひゃくしゅつした。内容は「墓じまい」であった。子どもたちに墓守させたくないので、墓じまいを計画中という方もいた。秋山先生は、親の戒名は自分でつけたという話しから家族葬、散骨、樹木葬などについても多くの意見交換が行われた。私見だが高倉健が主演した「あなたへ」から散骨が注目されるようになったと考えている。私もボチボチ計画しなきゃ。