一人だと寂しい!二人だと鬱陶しい!
ある雑誌の記事の「一人は寂しいけれど二人だと鬱陶しい」という言葉を一人うなった。
この言葉は端的にソロキャンプの魅力を表現している。この言葉を発した方は、元数学の教師で校長先生になった男性だ。
校長になってみて自分は管理者よりも生徒に数学を教えることが楽しいんだと気づいて、他の学校の数学の教師となった。
そして、65才になって退職して介護付き有料老人ホームに入所した施設や公民館でボランティアとして数学を教えたりしている。
体が動くうちは大好きなことを続けたいという思いだ。男性の妻は夫の食事の事などに気を遣う事などなく自宅に残って好きな事をしているそうだ。
そのような暮らし方は私も憧れている「卒婚」だ!
体が動かなくなったらその施設で面倒を見て貰う。入所金は3000万円で一ヶ月の生活費は食費も含めて15万円だそうだから無理すればどうにかなるかもしれない。
彼曰く、人生で一番財力があるのは定年直後だから夢が実現できたと語っている。
自宅に書斎を作りたかったがそれは住宅事情からすると難しいとジャッジしたそうだ。入所した施設には図書館が併設されていて何時でも無料で読書の世界で遊ぶことが出来るのが最大の魅力なのだそうだ。
同年代のおやじとして一度会ってみたいものだ。
その時はそっと拙著「還暦おやじの語学留学in Manila」をカバンの中に忍ばせておこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?