FE風花雪月 キャラ別・スカウト需要と運用について考察(教会ルート編)
帝国ルートはこちら↓
王国ルートはこちら↓
同盟ルートはこちら↓
注意点
この記事はあくまで筆者の主観に基づいており、これが正解とは限りません。
こんな記事を見に来るのは、始めたばかりでどのキャラをスカウトすればいいか分からない方、他の人がどんな軍を編成しているか知りたい方、物好き、暇人だと思うので、育成の難易度も多少考慮しています。
スカウトに関する詳しい条件などはここには書きません。wikiを見てもらった方が早いと思うので。
いずれもDLC導入済みの状態で評価し、ネタバレには配慮していません。
各ルートの呼称について
それぞれのルートを以下のように呼びます。
・帝国ルート:紅花の章へ行くルート
・教会ルート:銀雪の章へ行くルート
・王国ルート:蒼月の章へ行くルート
・同盟ルート:翠風の章へ行くルート
つまり、公式の呼称する「覇道ルート」がこの記事の帝国ルート、公式の「帝国ルート」がこの記事の教会ルートです。
(この記事以外にも、攻略記事の多くやwikiはこの書き方なので、間違える人はあまりいないとは思いますが、念のため。)
各キャラの評価基準
主に以下の点を考慮しています。
そのキャラの単体性能(成長率、技能、個人スキル、紋章、戦技、魔法など)
そのルート限定のキャラとの支援
外伝の難易度と報酬
スカウトの総合的な難易度
この記事の評価の対象外となるキャラ
ルート限定のキャラは当然スカウトできないので、以下のキャラは対象外です。
①エーデルガルト、ヒューベルト、イエリッツァ
②ディミトリ、ドゥドゥー、ギルベルト
⓷クロード
一応、ルートごとに加入できないキャラを纏めておくと
帝国ルート:上記②③、セテス、フレン、カトリーヌ、ツィリル、ヒルダ
教会ルート:上記①②③
王国ルート:上記①⓷
同盟ルート:上記①②
ヒルダは加入時期が第一部終盤の12章のみですが、スカウト自体は可能なのでこの記事の対象です。
アンナは支援が全キャラとの間に一切発生せず、性能もお世辞にも強いとはいいがたい点、そして教会ルートだと外伝自体発生しない点
以上よりスカウトする必要性が薄いのでアンナは対象外です。
また、この記事はあくまで「スカウトするべきかどうか」を評価しているので、自動加入するキャラについては触れません。
ただし、自動加入するが早期スカウトも可能なシャミアについては考察対象とします。
主人公の性別と育成について
男女どちらでもOKです。女性ならばシルヴァンを無条件スカウトできるのでやや有利ですが、男性でもちゃんとスカウトできます。
最終的にどんな編成にするかで判断すればいいと思います。
せっかく教会を率いているので、ストーリー的にはニルヴァーナで進めたいところですが、別に他の兵種でも問題なし。というかその方が強い。
剣、格闘、魔法、飛行、などなど好きな育成をどうぞ。
キャラ別スカウト需要
このルートは、同じ黒鷲の学級から続く帝国ルートとは異なるルートです。エーデルガルト&ヒューベルトは12章開始時に永久離脱し、入れ替わりでカトリーヌ・ツィリル・シャミア(シャミアはスカウトしていない場合のみ)が加入します。また、第二部からの展開は全く違います。
同盟ルートとは最終マップ以外共通しているので、そっちを参考にするのが良いかと思います。
夜明けの追討戦に前半参戦するペトラ・ドロテア・カスパルは育成必須です。この3人と外伝があったり、役割の被らないユニット、およびエーデルガルト・ヒューベルトの穴埋めになるユニットは評価が高くなります。
あと、このルートはグロンダーズの会戦は蚊帳の外です。このため他学級の生徒はほとんど出てきません。それも踏まえてスカウトの判断をするべきでしょう。
青獅子の学級
フェリクス:外伝報酬目的ならアリ。
外伝の「フラルダリウス兵」と「アイギスの盾」が強いのでこれ目当てになると思います。どっちも物理兵にはありがたいです。
フェリクス自身の適正は普通。剣士としてはペトラ、格闘ではカスパルがいるので、弓(スナイパー)として育てるのが一番マッチすると思います。(ぶっちゃけ物理兵種なら何でも強くなりますけどね…)
ただ、指揮苦手かつ指揮Eでの加入となるためスカウトが遅れるほど弱くなります。これが一番の難点だと思います。
スナイパーとしてはイグナーツ・シャミアなども候補になり、彼らは指揮苦手ではない(イグナーツはむしろ得意)ので、そこをどう見るかです。
また、帝国ルートでは「アイギスの盾」の需要が高いですが、このルートでは「オハンの盾」「セイロスの盾」が手に入ることから需要は下がります。
筆者の場合は、騎士団の数・強力な盾のどちらも足りることから、このルートではスカウトしてません。
自動加入組のうち、支援相手はベルナデッタ・ドロテア・セテス・フレンの4人と少ないです。しかしリシテア・レオニーと支援があるのでこの二人をスカウトするならば十分でしょう。もちろん青獅子の生徒でもOK。
アッシュ:「風呼びの靴」が欲しいならスカウト必須。
正直、彼を呼ぶ理由はこれくらいだと思います。
「風呼びの靴」が欲しいならアッシュが必須です。黒鷲の学級では期限までにカトリーヌが加入しないからです。このためにスカウト需要があります。
本人は申し訳ないですが他の弓ユニットで代替できる程度であるため、主力運用は難しいです。
シャミア・イグナーツどちらもスカウトしない場合のスナイパー枠として外伝のついでにスカウトするのはアリでしょう。この場合、同じく槍を要求するレオニーも欲しいです。
支援相手はカスパルとペトラ、そしてカトリーヌとツィリル。正直弱いです。スカウトされにくいのは支援の弱さもありそうです。
第二部で敵として出てくるユニットの一人(残りはエーデルガルト・ヒューベルト・ローレンツ)なので、殺したくないならスカウトしておくのはアリです。
シルヴァン:イングリットの副官としてスカウト推奨。
下記の通りイングリットを回避盾とする場合の副官最有力候補です。理由は斧得意+絆支援持ちだからです。
また、女主人公なら無条件スカウトできるし、男主人公の場合でもローレンツのスカウトでどの道理学を上げる関係上、スカウトは難しくありません。
また、シルヴァンを副官ではなく主力として運用する手もあります。斧が得意で重装適正もそこそこあるからです。(代わりとなるイングリットの副官要員は忘れずに)
支援相手にペトラがいないのが注意点。自動加入するユニットだと相手は3人しかいないので弱いと言わざるを得ません。まぁ副官なら関係ないんですけどね。
外伝は簡単。破裂の槍とゴーティエ騎士団をしっかり確保しときましょう。
メルセデス:外伝要員としてスカウト推奨。
ヒーラーとしてはリンハルトがおり、リブロー+個人スキルのドロテアもいるので、黒鷲の学級は割と回復の手は足りています。帝国ルートの場合、フレンがおらずイエリッツァがいることから需要がめっちゃ高いんですが、逆に教会ルートだと需要が落ちます。
しかし、帝国ルートと違って外伝が発生するので外伝要員として出番があります。「サリエルの大鎌」は槍兵にぜひ欲しい武器(特に連撃要員と相性抜群)なので、これを取るためにスカウトすべきでしょう。
支援に目を向けると、学級内はフェルディナントしかいないのがやはり響きます。とはいえイングリット、イグナーツ、コンスタンツェなどはスカウト有力候補なのでこのあたりが揃うならば問題はないでしょう。
アネット:基本的にスカウト不要。
外伝が発生せず、支援もあまり強くない、魔導士としてはリシテアやコンスタンツェの方が使いやすい、応援要員はイグナーツで代用可能、とアネットの強みを活かしづらいです。
スカウト条件の信仰もリシテアと被っているのが痛い。しかもリシテアは外伝の関係で需要が高いです。
もちろんイグナーツをスナイパーにするならば応援要員で出番はありますが、わざわざスカウトして応援しかしないというのはいかがなものか、
と思います。
主力にしたいならメルセデスを副官にするのがいいでしょう。威力補正を受けられるので、魔導士兼応援要員として運用できます。
支援相手は黒鷲の生徒ではリンハルト&カスパルのみで、他はスカウトが必要になります。
イングリット:副官候補と合わせてスカウト推奨。(ほぼ必須レベル)
帝国ルートと全く同じこと書いてますが、ほんとにイングリットは強いので必須レベルです。何も考えず回避盾にしましょう。
ただし彼女一人では火力が死ぬので副官も必要です。連携補正があって斧得意なシルヴァンがおすすめです。
セテス・カトリーヌがいることから帝国ルートと比べて相対的に強いです。(もちろん帝国ルートでも強い。ちなみに同盟ルートではもっと強い。)
支援関連とは上で書いた2人の他、ベルナデッタとドロテアとも支援があります。スカウトを含めるなら青獅子組はもちろんユーリスやイグナーツも加わり、万全。
外伝はドロテアと共通しており、報酬もなかなか良い良外伝。ドロテアは自学級なのでちゃんと女神の指輪も貰えます。
金鹿の学級
ローレンツ:外伝目的で絶対にスカウトすること。
他の記事と全く同じこと書いてますが、これはテュルソスの杖のあるなしで夜明けの追討戦の難易度が激変するからです。
また、スカウト条件がシルヴァンと同じなので、彼をスカウトする=実質的にシルヴァンもスカウトできる、というのがポイントです。
フェルディナントとの連携で威力補正があるのも評価点。主力となるフェルディナントの連撃運用が更に強くなります。
支援相手はフェルディナントにドロテア、スカウトの有力どころでメルセデス、あとは金鹿組とカトリーヌ。優秀ですね。
ローレンツ自身の主力運用は厳しい(他の記事でも同じこと書いてますが、)です。復帰は17章からなのが痛い。外伝をクリアしたらあとは副官として育てる方がいいでしょう。
スカウトしていなくても第二部で敵として出てくるユニットの一人でもあります。
ラファエル:イグナーツを採用するならアリ。
スカウト条件が重装なので加入はかなり遅く、育成の幅も狭いです。しかし、イグナーツと外伝が共通しており威力補正も乗るので彼をスカウトするならば需要があります。逆にイグナーツがいない場合、わざわざラファエルを狙う必要性は薄いです。
単純な戦力としては加入の遅さが足を引っ張ります。序盤の物理壁が欲しいタイミングでのスカウトは無理で、後半加入だと重装が育ってない。壁役は無条件加入のバルタザールか女主人公時のシルヴァン、経験値の無駄を許容するならばエーデルガルトも担えるのでラファエルを使うタイミングがないんですよね…
支援相手が弱いのも難点。自動加入だとカスパル、ベルナデッタ、フレン、シャミアの4人。残りは金鹿組とイングリット。主力にしやすい相手もいますが、それは他のユニットにも言えるので…
外伝は上記の通り、イグナーツと共通。報酬のレスター傭兵団は強いです。
イグナーツ:シャミアとの二択。同時採用もあり。
黒鷲の弓要因であるベルナデッタはボウナイトで囲いの矢を撃つ運用が鉄板であるため実質スナイパーがいません。第二候補はペトラですがそれは勿体ない。このため、スナイパー要因として需要が高いです。
競合相手のシャミアとの違いは帝国ルートの方を見てもらえばわかるかと思います。ヒューベルトがおらずフレン・カトリーヌ・ツィリルがいるルートであるため、数的にはあちらより有利です。
シャミアと同時採用し、イグナーツはボウナイトでサポート役にするのもありです。力封じ・ブレイクショット・応援などできるのでこっちでも強い。
支援相手は自動加入だとペトラ・フレン・シャミア・ツィリル。他にメルセデス・イングリット、そして金鹿生徒と、適正の高いユニットが何人かいるのでまずまずといったところでしょう。
外伝の報酬の騎士団が強いのでこれ目当てのスカウトもおすすめです。指揮Cで解禁されるので、指揮が苦手なキャラ(具体的にはカスパル)につけてあげるのにピッタリ。
リシテア:スカウトを強く推奨。
ヒューベルトの穴埋めとしてピッタリです。同じ闇魔導士で「ダークスパイクT」習得(しかも習得レベルは彼よりも下)、かつ個人スキルのおかげで非常に育てやすい。ワープ要員は多くて困ることはないですし、エンジェルで魔物キラーもできる。なんだ最強か
何も考えずにテュルソスの杖持って魔法打ってるだけで活躍してくれます。
外伝はフェルディナントと共通。外伝報酬がどれも強いので、スカウトの価値が高いです。あと、この外伝に行くのが教会ルートくらいであることもポイントです。(同盟ルートだとフェルディナントのスカウトが難しいし、帝国ルートだと外伝が発生しない。)
支援相手は自動加入組だとリンハルト、カトリーヌ、ツィリルしかいないのが難点。スカウトで何人か連れてきてあげれば盤石です。おすすめはレオニーとイグナーツ、次点でフェリクス・シルヴァン。
マリアンヌ:外伝報酬が欲しいならアリ。
その報酬とは、命中+40のエドマンド辺境兵。弓兵や技の低いユニットと相性抜群です。
ただ、マリアンヌ自身がルートに合致するかといわれるとそうではありません。リンハルト+ドロテア+フレンがいるので回復は足りますし、「サイレス」使いとしてはユーリスの方がマッチしています。また、スカウト条件が馬術であることもマイナス要素です。
支援の観点で見ると、黒鷲生徒ではフェルディナント&リンハルトの2人と支援があります。青獅子ではアッシュとシルヴァン、そして金鹿生徒になります。青獅子の2人は副官・外伝要因としての役割が強いことを考えると、かなり弱いと言えます。
以上より、彼女を採用する理由は「外伝」これに尽きると言えます。
ヒルダ:外伝報酬が欲しいならアリ。主力は厳しい。
ヒルダは少々特殊なユニットです。銀雪の章に進むことが確定した12章で初めてスカウトが解禁され、かつスカウトできるのはその期間のみとなっています。
このため一番大事な指揮が全く伸びていない状態で加入するので、主力運用は非常に難しいです。幸いなことに斧が得意で重装も才能開花するので、お手軽に副官ガード要員になれるのが救い。
需要がないかといわれるとそうではなく、外伝の「ゴネリル戦姫隊」と「フライクーゲル」が超強いのでこれ目当てでのスカウトとなります。
外伝の相方であるツィリルが自動加入するのでヒルダさえスカウトしていれば外伝に行けます。しかし、ツィリルもヒルダ同様第一部では育成不可である都合上、(もともと難易度が高いのも相まって)かなりクリアが難しくなっています。
そこまでして報酬を取る必要があるか?を考えてスカウトすべきでしょう。
スカウト条件の斧術はヒルダ以外に要求されないことも注意点です。欲しいユニットをスカウトする=必要な技能を鍛える=その分他技能の育成は遅くなる、というのはどのキャラにも言えますが、ヒルダの場合彼女一人のために斧を鍛えることになります。これは剣術のフェリクス、飛行のイングリット、格闘のカスパルにも同じことが言えますがこれらはいずれも主人公とマッチしている技能なので明確なメリットがあるという違いがあります。
総評すると、スカウトのために斧を鍛える+ツィリルも併せて集中育成する+そこまでしても主力にはなれない、というデメリットを外伝の報酬で帳消しできるかどうかがすべてです。筆者はスカウトしてません。
支援相手はフェルディナント、カスパル、セテスと前衛組が揃うのでこの点はなかなか強い。
レオニー:必須とまではいかないが、相性が良い。おすすめ。
無難なアタッカーとして育成できるレオニーは、エーデルガルトが抜けた攻撃の穴を埋める候補となり得ます。なんなら成長率だけで見れば、壁役としても(魅力はさすがに負けますが)レオニーの方が上だったりします。
加えて教会ルートは騎兵に優しいルートなので、得意の馬術を活かすことができます。この点は帝国ルートと比べたときのメリットとなります。飛行育成だと槍・飛行・剣or斧が必要なのでどうしても弓はおざなりになりがちですが、騎兵ならば槍・馬術で完成するので「近距離連射」早期習得も容易。
スカウト条件の槍術でアッシュの同時スカウトも狙えるのも高評価です。
支援相手は自動加入だけだとベルナデッタ、セテス、シャミア、カトリーヌの4人だけですが、他に支援のある相手は金鹿生徒を除くとフェリクス・シルヴァン・アロイスと、このルートで少なからず需要のある相手が揃っているため、かなり恵まれています。このうちアロイスとは威力補正も乗ります。
外伝はリンハルトと共通です。リンハルトは初期メンバーなのでこの点は強み。面倒な外伝ですが、報酬の「尽きざるもの」は強力。帝国ルートではエーデルガルト・ヒューベルトが揃って出撃不可で評価が下がりますが、そもそも二人がいない教会ルートなら話は別です。
以上よりルートに合致する強みがあるのでおすすめです。
セイロス教会
ハンネマン&マヌエラ:外伝・講習要員としてスカウト必須レベル。
使われる頻度や外伝などの理由で2人まとめて書きますが、彼らは外伝報酬が強いので必ずスカウトしましょう。外伝が終わっても講習で出番があります。
支援という観点で見ると、ハンネマンはリンハルト・ドロテア・セテスと支援があり、スカウト込みでリシテアなども加わるので、中々相性がいいです。
対してマヌエラは個人スキルの関係で王国ルートの方が相性がいい(王国>教会≧帝国>同盟くらいのイメージ)ですが、活躍しないってことはないです。
まぁ、この二人を戦力として使うことはあまりないでしょうが、全く適正がないというわけでもない、といことです。副官回復とかもできますしね。
アロイス:レオニーがいるならスカウト推奨。いない場合もスカウトするのはアリ。
レオニーと威力補正があるので、彼女がいるなら当然スカウトすべきです。副官ガードできる兵種ならば、レオニーがより飛び込みやすくなり、近距離連射を最大限に活かせます。
また、彼女がいない場合も中々相性はいいです。エーデルガルトの離脱により斧アタッカー&物理盾がいなくなります(カスパルは格闘、セテスは斧の方が強く、物理盾はできない。フェルディナントを重装兵にするのは個人スキルが死ぬので勿体ない。)が、アロイスはエーデルガルトと全く同じ役割を担うことができます。(ラファエル・バルタザールも同じ役割ができ、特にバルタザールはフリースカウトですが、支援相手が弱いのが難点。)
しかも彼をスカウトできる11章はエーデルガルトの離脱する章です。このためスムーズに戦力を移行することができます。
支援相手は黒鷲だとベルナデッタ・ペトラで、他にカトリーヌ・シャミア・レオニー・メルセデス、および教師2人。正直、支援相手だけで見ると教会ルートが一番合ってる気がします。
外伝は早い段階で出てきますので早期クリアしてOK。どうせ報酬の騎士団は後で買えます。
シャミア:早期スカウト推奨。
スカウトしていなくても12章で加入しますが、わざわざ待たずに早期スカウトでいいです。加入が早ければそれだけ完成も早まります。
イグナーツの項で述べましたが、黒鷲にはスナイパー候補がいないのでシャミアはスナイパーとしておすすめできます。
ただ、カトリーヌ・ツィリルが揃って第一部の終盤加入であるため戦力にしづらく、支援相手が少ないのが難点です。このルートだとヒューベルトがいないので、自学級はカスパルとペトラ、スカウト入れてもラファエル・イグナーツ・レオニー・アロイスの6人+上記二人という狭さ。まぁ自前で「命中+20」を取ってハンターボレー撃てばまず当たるので、正直どうでもいいといえばどうでもいいですが…
ちなみにカトリーヌと威力補正があるので、彼女に副官(バトルシスターでガードさせるのが強い)をしてもらうと〇。イグナーツで同じことをやるには重装を鍛えてラファエルのスカウトが必要になるので、この点はシャミアの勝ちと言えるでしょうか。
普通にスナイパーにする分には、イグナーツの方が有利だと思います。差別化するならばシャミアは必殺特化(イグナーツは命中特化)で育てるか、イグナーツをボウナイトにしましょう。
外伝は上記のアロイスと共通です。
12章加入の場合は戦力としては厳しいでしょう。
灰狼の学級
ユーリス:スカウト推奨。
エーデルガルトのいなくなる銀雪では、魅力の高いユーリスは計略役として活躍します。特に、どうせ離脱するならとエーデルガルトを出来るだけ使わない場合は、削り役・計略担当としてぜひスカウトしたい。もしヘタレても、主人公に威力補正があるので副官にする手があります。
風薙ぎ役は何人いても困らないし、トリック要員にもなるので唯一無二の役割を持てると思います。
支援相手のドロテアとベルナデッタが最初からいるのも〇。スカウト解禁直後(2章)にスカウトしても活躍間違いなし。あと一人の支援相手であるイングリットも強いのでスカウトして困りません。総じて非常に優秀。
外伝はコニーと共通、ドローミの鎖環が手に入るので必ずクリアすること。これのあるなしで使い勝手が激変します。
バルタザール:序盤の壁役としておすすめ。
上記のユーリスと同様、2章でスカウトしてあげると壁役として活躍します。黒鷲は守備の高いユニットがエーデルガルトとフェルディナントしかおらず、エーデルガルトは後々離脱する、フェルディナントは回避盾か連撃パラディンが強いことを考えると別に壁役が欲しくなります。フリースカウトのバルタザールはその役に適任です。(ラファエルは重装がキツく、加入は中盤からになるため)
正直、適正だけで見るとあまりマッチしないのですが、序盤を楽に進めたいならスカウトしていいでしょう。
支援相手は灰狼以外だと実質リシテアしかいないのが欠点。無理に使うよりも、戦力が揃い次第副官に回す方がいいでしょう。具体的にはコンスタンツェ、ハピ(慧眼の一撃習得前)の副官がおすすめです。
外伝は難しいですが、ヴァジュラは必ずもらいましょう。バルタザールを使わない場合も、主人公とかが持っとくと便利。
コンスタンツェ:スカウト推奨。
帝国ルートと比べると支援相手が2人も減りますが、コンスタンツェ自身が強い点とフェルディナントが主力になるルート、メルセデスが外伝の関係でスカウト対象になるので、全体では二番目に相性の良いルートと言えます。
外伝の共通するユーリスの需要が高いのもあり、相手に困ることはないでしょう。
フェルディナントを回避盾にするのは、このルートが最もやりやすいです。この場合、サンダーストーム装備のコンスタンツェがいると遠距離からお手軽に回避を盛れてお得です。彼をガチ育成するならぜひ。
支援関連は上記の通り、メルセデスとユーリスがいればとりあえずOKです。バルタザールとハピがいるなら盤石。
ヌーヴェル天馬隊がもらえるので外伝は絶対クリアしましょう。自分で配備しても強いしフレンが持っても強いです。
ハピ:バルタザールを主力にするならスカウト推奨。そうでないなら不要。
ハピを採用するかはバルタザールの扱いで決めればいいと思います。バルタザールが主力ならハピも欲しいし、主力にしないならハピはいなくてもOK。
支援相手が、スカウトだと主力は厳しいアッシュ・スカウト不可のディミトリで2枠潰れているのも難点だと思います。彼女には王国ルートで活躍してもらうのがいいでしょう。
外伝はバルタザールと同じなのでそちらを。ティモテ魔人部隊はリシテアとかが持つと強いです。コーデリア魔道部隊は第二部からなので、第一部の間に持たせる騎士団としておすすめ。
まとめ
最後に、ここまでの総括として、スカウト推奨キャラや外伝の需要があるキャラを纏めます。
主力としてスカウト組
イングリット
リシテア
レオニー
シャミア
ユーリス
コンスタンツェ
外伝目当てor副官起用でスカウト組
フェリクス
シルヴァン
アッシュ
メルセデス
ローレンツ
ラファエル
マリアンヌ
ハンネマン
マヌエラ
アロイス
軍全体の編成を見て判断する組
イグナーツ
バルタザール
ハピ
スカウトしなくてもいい組
アネット
ヒルダ
ここまで読んでいただいてありがとうございました!