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命みじかし恋せよ乙女 装画を描く
2024年11月22日発売の辻真先先生(wiki)の作品「命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎」(東京創元社様)の装画を描かせていただきました。
装幀は石松経章さんです。
事の顛末を詳しく書いて盛っているとかいろいろ問題になるといけないので軽く触れるだけにしようと思います。
先のお話を読ませていただき、そこから感じたイメージとオーダーに沿って描きました。
制作期間を一ヶ月くらい取っていただいていましたが、お話、オーダーが明確だったのでとてもスムーズに描け、最初に示した二案のうち一案を東京創元社の担当の方と相談させていただきながらブラッシュアップして表紙が完成、裏表紙に関してもお話の内容に沿ったアイテムを入れ込み読後に見ると「なるほどね」と思ってもらえるものになっていると思います。
二週間ほどでほぼ私のできる仕事は終えたと思います。
担当の方がとても私をあげてくださったのもありとても充実して楽しく描けました。これが一番大事でそれが装画に出ているでしょうか。
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また、裏表紙の一部を販促のポップに使ってもらいました。
ポップは著者の辻先生の地元用と一般用、そして私がバイトしていた本屋さん用まで作っていただき、バイトしていた本屋さんには私がポップと販促ボードを持ち込んで販売のお願いをしてきました。
内容は大正時代のミステリ小説で小学校の時に江戸川乱歩を読んだことのある方などはきっと楽しく読める物語だと思いますので、その入口として表紙買いしてもらえるようなキャッチーな装画であったらいいなと思います。
本屋さんで見かけた際は手にとって頂けると嬉しいです。