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パソコンの中を整理してたら出てきた哲子アルカデスの簡易デッキガイド

何でこれを書いたのか覚えていないのだが、このまま削除するのも惜しいかと思ったので記念としてこのnoteにコピペして書き残しておくことを許してもらいたい。

実は僕はMTGA(マジックザギャザリングアリーナ)というゲームを一時期貪欲にプレイしていた時期があり。その中で僕が好きなデッキが二つある。
緑単ストンピングと、哲子アルカデスだ。

緑単に関してはMTG公式の方でも触れられているほどにはポピュラーなデッキだと思うので割愛するが、哲子アルカデスに関しては、恐らく触れられないまま歴史の海に葬られるかと思うので簡単に解説すると。(EDHなるレギュレーションで使用者はいるとは聞いた事があるが)

逃亡者、梅澤哲子とアルカデスを立たせた状態で、ブロック出来ない状態でタフネスを瞬間的に上げて殴ろうね!っていうデッキだ。

非公式の大会ではそれなりにいい戦績を残してた事もあるので、勿体ないなと思い、ガイドだけコピペして貼り付けた物だ。

現行のスタンダートではもう使えないのだが削除するのは惜しいかもしれんと判断して残しておく。何かの参考になれば幸いだが…。

哲子アルカデス簡易ガイド。
大体80戦ぐらいしましたがミラーマッチはありませんでした。

理想的な流れとしては
1T目サルーリ
2T目1マナ壁展開後サルーリでマナ発生から哲子or霧の壁
3T目厳戒態勢プレイ、全員顔に殴る
4T目塔の防衛、で20打点オーバーで勝ち

といった具合にアグロ調に並べて押し切る。
これを毎ゲーム出来ればいいのだがここまで必要な札が多いと
それは確率的に困難と言えるだろう。

故にロングゲームを意識し、アルカデスorオケチラ展開後、手札の低コスト防衛持ちを
ぽんぽん展開しアドを取って押し切る構築を意識した。
その過程で哲子、塔の防衛が引ければダメージレースでゲームを取れる。
哲子を引ければ勝ちを拾える局面というのが非常に多い。

厳戒態勢及び策略の竜アルカデスに依存している関係で、
防衛持ちを多く入れ過ぎるとそれらが場に出せないと詰みの状況が生まれる。
それ故に防衛持ちを必要最低限に抑えてある。
といってもサルーリ、ルーンの壁、テヨ、霧の壁の13枚もあれば十分に機能する。

特筆採用カード

大いなる創造主カーン
コンボデッキの性質上サイドをほぼ使わないで戦う事が多かった為、
そのサイドをカーンで引き出すシルバーバレットの考え方で採用したが
これが勝ちに貢献した。

PWに頼る構築ならば不滅の太陽or遠眼鏡をサーチし、
滅多にないが相手が土地詰まりor本体プチバーンが欲しい時orこちらが優位に立っているならば
王神の立像を立たせ返しを困難にさせ、
墓地利用する相手にはトーテム像をサーチ
(トーテム像はトーテム像ごと追放するのでカーンで使いまわせる事も覚えておくとよい)。
こちらの土地が足りない時にはモックスアンバー。
手札、盤面どちらも頼りない時はビビアンのアーク弓。
大型が立っているならば異形ワンド。

といった具合に必要な札を引きずり出せる。
相手がグルールや赤単といった早い相手には展開する暇を与えて貰えないのが玉に瑕ではあるが。

永遠神オケチラ
アルカデス、厳戒態勢以外の手法で相手をビートダウンする事が出来る第三の勝ち筋。
タフネス6、二段攻撃というのが重要で、ライラ、最近流行のモンストロサウルス、火による戦い等を
耐えて返す事が出来る。最もライラ相手には塔の防衛か相手がブロックしない限り戦闘出来ないが。

厳戒態勢状態で12点、ここに塔の防衛を載せると一人で22点まで出す事が出来る。

中でも重要なのが除去されればデッキの三番目に戻せるという点。
この復帰をビビアンのアーク弓を経由して毎ターンオケチラを相手エンド時に展開する、
というのが対コントロールへの解答となる。
3テフェからの思考消去のハンデスを受けると崩されてしまうが。

ビビアンのアーク弓

このリストをミシックたらしめた勝ち筋。
基本的にはX=5以上を喋り手札に腐った厳戒態勢二枚目や、土地等をコストに
ボードに相手ターンの終了時引き込む。
たまに失敗するがそこはもう割り切る。

相手の攻撃時に併せて起動し強引にボードを増やしてブロックさせたり
ハンデスに合わせて使って手札ロストを回避したりと
使えば分かる便利な性能。
これで拘留代理人を引っ張って相手ターンで除外したりもする。

尚アグロ相手には出す暇はない。

【重要】
イクサランの束縛で封じられてるクリーチャーはあくまで唱えられないだけ。
ビビアンのアーク弓でなら出せます。

盾魔導士テヨ

アルカデスを使う理由の一つ。
アルカデス展開後、テヨ起動で0マナドローという暴力が出来る。
呪禁により残骸の漂着、思考消去、苦悩火、忘れ去られた神々の僧侶などの
プレイヤー対象を全て弾き返せるのが大きい。特に赤単相手には本体焼きを回避した上で3壁で
クリーチャーによる小さい打点をキャッチ出来る為勝ち筋の一つとなる。
そして起動で並べた壁トークンもアルカデスor厳戒態勢と一緒なら殴りにいけるのが強み。
ただ、幾らシナジーがあると言っても、盤面に出ている場合二枚目以降はノイズになる上、
刺さる相手は限られている為一枚となった。
個人的には思考消去撃たれる前に出したいが3マナなのでラノエルor草食獣経由で且つ先行2ターン目で
無ければ展開出来ない為それは儚い夢と割り切った。

哲子アルカデス簡易サイドボードガイド。

対エスパーコントロール、グリクシスコントロール
サイドアウト
塔の防衛3枚
拘留代理人2枚

サイドイン
無効皮のフェロックス4枚
イクサランの束縛1枚

備考・
基本的にコントロール相手には
出すカード全てトレードで持っていかせるように立ち回り相手の息切れを狙う必要がある為、
手札一枚で運用出来るカードが求められる。
そうなると防衛カード達を全部外したくなるが勝ち筋が無くなる為それは出来ない。

ワンショット性能はあれど一枚だけでは機能しない塔の防衛を全て抜く。
そしてケイヤの怒り等であっさりと盤面は一掃されるので
拘留代理人も不要。
⇒エスパーミッドレンジ限定で拘留代理人を入れる。
理由はトークン消しの為。

盤面に出てしまったテフェリーを消す為にイクサランの束縛を
一枚入れる。
聖堂の鐘突きを強引に返す為にフェロックスを四枚。
思考消去でうまいこと抜かれたらイージーウィンだが期待はしないように。

ビビアンのアーク弓を三枚目としてメインに搭載したくなるが、
カーンでのサーチを考慮し絶対にサイドに眠らせておく。

グリクシスコントロールも同様の動きをすること。
グリクシス側は煤の儀式以外の全体除去が無く、
アルカデスやオケチラが全体除去では除去されない為比較的優位に立ち回れる。
フェロックスさえ手札にあれば破滅の竜ニコル・ボーラスを強引に打ち倒せる。
絶対にプレイはしないこと。

他にサイドイン候補があるならば3テフェもここでサイドから外していい。
カーンのサーチで引っ張れる王神の立像、不滅の太陽は入れない。

尚ここまでやってやっとワンチャン拾えるかどうかなので出来れば戦いたくはない相手ではある。

対スゥルタイミッドレンジ、バントランプ、グルール
サイドアウト
塔の防衛×2
盾魔導士テヨ×1

サイドイン
時の一掃×2
イクサランの束縛

いくらテヨがアルカデスとシナジーがあるとしても
タフネス3のトークンが横に並ぶ程度ではスゥルタイは突破できない。
そこで全体除去で流せるように時の一掃をサイドイン。
バントランプ、グルールも同様で、
タフネス3の壁ではニッサの土地トークンや呪文砕き等を止める事は出来ない上、
プレイヤー呪禁は何の役にも立たない。
一枚では仕事しない塔の防衛をサイドアウトしてイクサランの束縛を搭載。
グルール等の緑混ざりのリストが相手の場合、
打ち壊すブロントドンをサイドから入れられてしまうがそれは割り切る。

対赤単
サイドアウト
ビビアンのアーク弓×2
永遠神オケチラ×2
拘留代理人×2
大いなる創造主カーン×2

イン
支配の片腕ドビン
時の一掃×2
イクサランの束縛
無効皮のフェロックス×4

赤単相手には最小マナで如何に相手の行動を捌き続けるかが求められる。
テンポロスになるビビアンのアーク弓と、重すぎるので永遠神オケチラを全て外す。
タイムラグが生まれる大いなる創造主カーンも外し、
除去が豊富ですぐに返される為拘留代理人もここで外す。
入れるのは同じコスト帯になるが横に並んだクリーチャーを対処する為の時の一掃と、
赤に対して時間を稼ぎつつスペルのコストを増やさせテンポを奪えるドビン、
チャンドラや4エンチャを割れるイクサランの束縛、
ゴブリンの鎖回し等のクリーチャーをスタッツで止められるフェロックスとなる。

赤単相手は比較的有利な相手。

対運命の絆

アウト
盾魔導士テヨ

イン
イクサランの束縛

アグロのように立ち回り根の罠を撃たせ続ける必要がある。
タミヨウ、荒野の再生を飛ばす為のイクサランの束縛。
狙うは大いなる創造主カーンでさっさと不滅の太陽と王神の立像をサーチし、
無限ターンをやらせないように。
タミヨウとニッサを封じれば勝ちです。
爆発域に注意。

【重要】
爆発域はカウンター乗ってる分だけ全部消し飛ばす。
厳戒態勢を二枚ぺたぺた貼るのはNG。

不採用カード

毅然たる番犬
アルカデスを破壊不要にして守る事が出来る、というのが強みなのだが、
タフネス3というのがニッサが存在する今環境では比較的除去されやすい上、
テンポロスになる関係で1マナを残してターンを返す事がほぼ出来ない。
同じタフネス3ではあるサルーリの場合はマナクリという重要な場繋ぎを担う為、
犬は不採用となった。

絡み合うモウセンゴケ
2マナタフネス4到達。6マナ破壊不能はインクの染み。
正気泥棒、プテラマンダ―、セイレーンを受け止められるのが非常に優秀。
霧の壁と選択で結局霧の壁になった理由としては対グルールを想定しての事。
呪文砕き、成長室の守護者等パワー4で立たれる事が多く、
それを唯一受け止められるタフネス5という数値は無視できるものではなかった。

樹上の草食獣
到達を持ちながら手札の土地をタップイン出来る1マナ。
アルカデスを採用している関係でサルーリに今回は軍配があがったが、
ファートリ型ならサルーリではなく、こっちを採用すべきだと思う。
モウセンゴケの下りで書いたように低コス到達というのは
かゆいところに手が届く。

ドビンの拒否権、否認、呪文貫き等のカウンターカード
確かに5テフェ、戦慄衆リリアナ等厄介極まりないスペルを打消せれば勝ちに繋がるのだが、
通してしまった後でこのカウンターを引くとそれは死に札となる。
青単のようなビートダウンが入れるカウンターが強いのは
クロックダメージを常に稼ぎながら打消しを構えられる点であり、
厳戒態勢やアルカデスに依存しなければクロックダメージを稼ぐことが出来ない
タフネスで殴るリストでは死に札になりやすい。


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