恋する写真workshop #4 【コラム】いいねがもらえるモテ写真の価値の源泉・・・みんな◯◯なものが大好き
「いいね」がたくさんもらえる写真って、どんな写真だろう?
「この人じゃないと撮れない」「なんてセンスある人なんだろう」そう思ってもらえるようにするには、どうしたらいいの?
今回は、この連載の軸となる考え方を書いておこうと思う。
写真を撮るときのヒントにしてもらえたら幸いです。
5つの視点から、作例とともに考え方を紹介します。
・・・
今日はいい写真を撮ってやるぞ!ってスマホや一眼カメラを手にしたとして、「いったい何をどんな風に撮ったらいいんだろう??」
そのガイドラインとなる考え。
価値のある写真=希少性が高い写真
であると仮定する。
レアな写真ほど、価値あるいい写真と言えるんじゃないかな。
理由は単純、みんな手に入りにくいと感じるものが大好きだから!
ありふれたものには興味がわかないのが人間。
迷ったら「よりレアな写真」を撮りに行く
これが道しるべ。
じゃあ、希少性が高い、レアな写真ってどんな写真なんだろう?
いくつかの視点から整理して考えてみた。
写真における希少性の高さを次の5つの視点に分けてまとめてみる。
1.時間
2.構図
3.色
4.距離
5.機材
1.時間:時間的希少性(シャッタースピード)
ここでいう時間とは、一枚の写真に写りこむ時間の長さ、つまりシャッタースピードのこと。
昼間の明るい条件のもと、カメラのオートモードで撮る写真が人間の目で見えるものを模倣しているとしたら、それよりも極端に短い瞬間をとらえている写真・また極端に長い時間を一枚に写しこんでいる写真ほど、希少性が高い
たとえばスポーツ新聞でよく見るような、決定的瞬間をとらえた写真。
野球で投手が投げた球をバットにあてた瞬間の写真や、サッカーのゴールシーンの写真など。
決定的瞬間の写真は機材をちゃんと準備した上で、狙いすまさないと撮れない→希少性が高い
逆に長い時間の移り変わりを一枚の写真に表現することも希少性を上げる例となる。
車のテールランプの軌跡が写り込んだ写真や、星が弧を描いて表現されている写真など。
夜景や星の写真は、スマホカメラを手持ちで綺麗に写す、なんてことは不可能。
三脚を用意し、カメラをセッティングして初めて撮れる→希少性が高い
2.構図:構図的希少性
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