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少しスキルは足らないけどヤル気がある子どもへの援助のコツ〜靴やクツ下を履く編〜
我が子が自分で身の回りのことが出来るようになってくると
ちょっぴり子育てが楽になってきたかな?と感じますよね。
でも完全にできるようになるまでは
イヤイヤ気もあり
なかなか一筋縄ではいかないもの。
服の着脱や靴の脱ぎ履きなど
身の回りのことを自分でできるようになるには
0歳から少しずつ少しずつ
様々ななスキルを身につけていき
やっとこ2〜3歳
完全となると4歳頃でしょうか。
そのスキルの習得は
子どもの“ヤル気度”や“運動機能”と密接に関係しているので
個人差がとても激しいところです。
なので、今日は
「1〜2歳頃でちょっとスキルが足らないけど少しずつ練習していきたいな」
という段階のお子さまの援助について
ちょっとしたコツを場面ごとにお伝えしていきたいと思います。
ポイントは「最後は自分でできたぞーやり遂げたぞーと本人が思えるようになること」「できるまでのハードルを低くして“できた”の体験をたくさん積むこと」です。
○クツの脱ぎ履き○
今は100均でも可愛い踵リングがたくさん売っておりますが、つま先は入ってもかかとまで引きあげるのが難しいため、かかと部分に紐やリングをつけておくと履きやすいですね。
また、指先の力が弱い子も多く、特に新しいクツの場合はマジックテープが強力すぎて自力で外すことが出来ず
そこでストップしてしまい先に進めないことも。
そんな時は、「少し」の力で外せるように
子どもが脱ぐ前に
マジックテープを一度外して軽くつけなおすことで、子どもの力で外すことができ、自分で最初から脱ぐことが出来たぞ!と達成感が高まります。
同様に新しい靴は、全体的にまだ硬く
足を入れるためクツを広げることが難しいことも。
「出来ない」状況が続いてヤル気が下がってしまったり、どうせ出来ないからと消極的になってしまうのは残念なこと。
頑張っても難しそうだと感じたら
「新しくて硬いから出来ないんだね」と
なんで出来ないのかを言葉で伝えてあげることで
余計な劣等感を抱かずにすみますし
「こんなに硬いのママでも履けないよー
これ履けたら凄いよね!」
なんて声がけに逆にヤル気が入る子も笑
さらに
脱いだ靴を揃えたり片付けて欲しい時は
どこにどうやって置くか視覚でわかるようにしておきます。
たとえば、クツを置く台やケースを置いたり、マークを貼るなど
「自分のクツの指定席」がわかると、進んでしようとする姿がたくさんみられます。
ポイントは、たとえば扉の中に入れてねーだと
扉の開閉が危なく、また、アクション数が増えれば継続が難しいので
スペースが許すのであれば「両手でクツを持ってポンと置く(入れる)だけ」とワンアクションで「できた」まで完成できるようにすることが習慣化となるポイントです。
○クツ下を履く○
クツ下を履くときは
•履き口につま先を通すとき
•クツ下を引き上げた際かかとの部分につま先がひっかかっる
この2点でつまずきます。
履き口の中に指を入れて引っ張りっこの遊びをして履き口を開く練習をしたり
クツ下を予め折り返した状態で履くことにより
履き口が広くなり足を入れやすく
また、履き口から先端までの距離が短くなることで
グイッと勢いよく足をいれた時点で
つま先がかかと部分を通過することができるので
つまずき2箇所をクリアしやすいかもしれません。
これは、ズボンを履くときや、袖を通すときにも使えるので、つま先などが服の途中で引っかかり、そこで出来ないーと止まってしまう場合は試してみてください。
以上
身の回りのことは他にも
•服の着脱や
•上着やガバンのファスナーの開け閉め
•ボタンの開閉
などなどありますが
それぞれのポイントや工夫は、また次回(いつか)の機会で☺️
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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