見出し画像

[🇹🇭タイ旅行記① ]22/11/1〜11/28

はじめに

22年の11月に1ヵ月近く初めてタイを1人旅
そして23年の5月に友達と1ヵ月、11月に母親を連れて10日間。
とても好きな国になった。
写真を添えて思い出しながら書いていこうと思う🙆‍♀️
(23年の旅行と被った観光地の写真はそちらを使おうと思う)

当時のレートは1バーツ=3.86円くらいだったはず。

キッカケ

2022年の7月頃

パニック障害と不安神経症になってしまい休職からの退職でアルバイトで細々と怠惰に暮らしていたある日。
(診断されたのは21年でこの時は原因の仕事もやめ少しずつ回復に向かっていた。)

職探しのついでにベトナムとタイを旅行していた友人に触発され沢木耕太郎の深夜特急を読み返し漠然と憧れだった旅をしたい気持ちが大きく蘇り「今しかない気がするっっ!」と思い立ちお金を貯めはじめた。

海外どころか国内でさえまともな旅行経験もなくタイ語はもちろん英語も全くわからなかったが「スマホがあるから何とかなるんじゃね?!」と一点突破で思考停止
9月には順調にいけば11月までに30万は貯まるだろうと飛行機のチケットも予約し何とか無事に11/1日にバンコクへ降りたった。

11/1 バンコク
空港から北バスターミナル

初日はバンコクで1泊する予定だったが、
タイ北部にあるメーホンソンという場所へ向かうための長距離バスを予約する為に、
まずはドンムアン空港の外に出てすぐの(確か)A1かA3ターミナルへ向かい空港バスに乗って北バスターミナルへ向かった。
(50バーツくらいだったと思う。)

空港のバス

無事に北バスターミナルへ到着したがチケットカウンターでどう言えばいいか分からなかったので入り口すぐにあるinfoセンターへ向かった。
初めは中々上手く伝わらなかったがセンターのおばちゃんが理解してくれようとしてくれたので翻訳アプリや片言の英語でなんとか長距離バスのチケットを850バーツ前後で手に入れる事が出来た!(とても感謝😂)

北バスターミナルの外からみた景色

ホテルへ

そしてagodaで予約していたホテルに向かう為、友達から聞いていたgrabタクシーのappを立ち上げピックアップに少し手間取りながらもなんとか無事にホテルに到着。
(近くにいっぱいいたタクシーのおっちゃん達の話し声が喧嘩してるみたいに聞こえて怖かった。マジにビビったぜ…。ネットでよく見た時計詐欺?にも出くわした。)

極度の人見知りかつ多少のもたつきもあり不安も凄かったが「どうせパニ障だし…。ここまで来て小さい事を気にしてもしょうがないか。」と開きなおると、「ここじゃ本当に自分は何者でもない。(日本でもそうなんだけど)」と実感する事ができた。
何もかもが初体験で楽しそうという気持ちが不安や緊張をマヒさせてくれた。

しかし、いきなりローカルの食堂などは無理で初日はホテルの向かいにあったセブンイレブンで弁当を買うことにした。

セブンイレブンのガパオライス
超味濃ゆい


それとどうしても欲しかった物を買いに出かけた。ついでに周辺を散歩。

カオス・バンコク

超都会だが一個通りに入れば、バイクなどの修理屋が沢山ある通りでタイヤの山の上に座る強面の人らが仕事をしていたり、バイタクがひっきりなしに走ってたり。
(ストリートファイター2のチュンリーステージみたいだった)

またその隣の通りをあるけばマックスバリューがあったりどデカいビルが並んでたりして、人と情報量が多くいっぱいいっぱいになった。この時はまだ上手く道も渡れずありとあらゆる物にビビっていた。

ヤワな観光客と思われないために自分をラージに魅せる事だけを念頭におき、俺は真っ直ぐ前を向いてサイの角のようにひたすら前進するしかなかった。

ようやく目的地のお店に到着し目当ての物も手に入れホテルに戻り一服。
(we gotta chill?!!!)

次の日は15時間近くのバス移動が待っていたから友達に「とりあえずなんとかなった。。」と伝え1日を終えた。
(LINE通話に感謝)

ホテル近辺
ホテル近辺 2

まだ何もしていないし1つ1つの行動にビビり散らかし大変だったがとてつもなく充実した1日だった。
俺の旅行原体験でもあるこの日の事は多分一生忘れないと思う。

バスで聴いていたカーティス・メイフィールドのPeople get ladyが眠りにつくまでずっと頭の中でながれていた。

本来この曲は差別を無くし皆平等になろう。同じ場所に行こう。という思いが込められた歌だが、「チケットなんかいらない。荷物を捨ててあの列車に乗ろう。」という歌詞が、この旅をポジティブな物にしてくれる気がしてとても勇気付けられた。良い曲だ。

peace god...

いいなと思ったら応援しよう!