「海底に眠るモンゴル襲来」國學院大学博物館
2024.9.22
山種美術館で、渋谷区の美術館はしご企画のチラシを見つけて。じゃあ、山種美術館からそこそこ近くてまだ開いていそうなところ、ど〜こだ!ってなったら、國學院大学博物館だった。企画展だけでも見ようって思った。意外と広いのよ、全部見ることはできないって、分かった上で行った。
・水中の発掘って陸上に無い苦労が多そうねって思ってたし、やっぱり大変よねっていうのが道具の展示でも分かる。空気の量を気にしながらだし、陸上で使い慣れたのとは違う状態でメモを取らなきゃならない。でも、鉛筆って海中でも使えるの強いな。紙の代わりも、もうきちんとあるってのもすごい。
(鉛筆を洗濯してしまうことが数回あるので、濡れても鉛筆が使えることは何となく知っていたが……今日も鉛筆を洗ってしまった……)
・さすが、というか、ちゃんと文献資料を並べている。水中考古学の展示ではあるけれども、文字資料があるならそれもちゃんと、っていうのが丁寧だな〜って思った。読み比べとかも、ちゃんとしてみたい。写真撮れるから家庭学習が捗りますねえ。
・まさかてつはうの現物を都内で見られるとは。蒙古襲来絵詞のよくでてくる場面の、あの爆発物を気軽に入った博物館で見られるとは思っていなかった。こういう遺物も海中に眠ってるんですね。中身が残ったまんまのてつはうのCTもあって、思ってたよりも攻撃力高くて、兵器だもんな……って改めて思った。
・トレハロースが海中遺物の保存に役立つらしい。あの……甘味料が……???たぶん企業秘密みたいなところがあるんだと思うけど、どういう仕組でトレハロースが力を発揮してるか気になる。
・次回は3回の展示替えによって、蒙古襲来絵詞全編公開!!!!らしい!!!!楽しみ!!!!
ちょっと長崎、松浦市に行きたくなったじゃないか。長崎は軍艦島も行っておきたいと思ってたのに、行きたい場所が増えちゃった。