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『山本能楽堂』

2024.10.27

イケフェスの企画なのか山本能楽堂が定期的にやってるような企画なのか半々って感じがしたけど、イケフェスの締めにお邪魔した。大阪旅行の最後なのに、イケフェス関係での振り返りトップバッターにしてしまったが、まあ、許してください……

能自体はたまーに見ることがあった。銀座SIXの新春能とか、ここ数年毎年行っている気がするし、あとは宝生流のオンライン配信を見たりもする。おじいちゃんちの炬燵の上にはみかんカゴの隣に風姿花伝の文庫本があったのを覚えている。映画「犬王」も見ましたわ。いや~良かった。

そんなこんなで、とってもライト層ではあるけど興味の範囲内ではあったので、ちゃんと白足袋持って、いざ建物へ。

わっ、能舞台だっ。
2階席の端っこに茶室がある。
VIP席ではないとのこと。
日本文化を知ってもらおうってことで、
ちゃんと炉がきってあるし、
お茶を点てられるスペースなってるんですって。
2階から。
舞台の下にはでっかい甕がある。
踏み鳴らした時に良い反響音が出るように。
奥の方にある甕は予備じゃなくて、
橋掛り用の現役。
照明が思っていたよりもまぶしい。
感情の表現も光の色に乗せることもあるんだと。
踏み鳴らしたり
錫杖突いたりした痕跡。
これはさすがに舞台に乗ってみなきゃ
分かんなかったかも。

舞台のさらに奥の方まで見せてくれて、見せてくれるだけじゃなくって、衣装体験までさせてくれた。着付け諸々してくださった方にたくさん質問しちゃっても、いろいろたくさん答えてくださった。手際もよくって。トップの写真が、その時、スタッフさんに撮ってもらったのの一場面。ベストショット!お写真もありがとうございました。

お面的に、20代くらいの美女らしい。着物に雷紋があるから、賀茂とか殺生石とか、どちらかといえばこの世のものではない、気が強め美女だそうな。菜々緒とか?とっても好きなタイプの美女ですわね。

こんなにまじまじと能舞台を見学することもないから楽しかったのと、着付けしてくださった方がおしゃべりしながらいろんなことを教えてくださったので、能を見るのが前よりももっと楽しくなりそう。実際に山本能楽堂での公演も見てみたいな。

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ささき
おいしいごはんたべます。