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「さらに装飾をひもとく」高島屋TOKYO

2024.9.15

大江戸骨董市でビーズバッグを探していたが、これは!と私が思うものがなくって、今日は購入を見送った。こういうのは出会いですからね。で、別のエンカウント。国際フォーラムの中で涼んでたら友人から連絡もらって、どうやら近くにいるらしい。同じ建築学科の学生なので、本展を紹介したら食いついた。やったね。

・さすが髙島屋の展示。前のジャッカ・ドフニのときも、ちょっと前のショッピングモールの展示やってたときも、あの空間サイズでよくこれだけの情報を、読んでもいいし見るだけでも良いしっていうバランスを保って詰められるなぁって。目にも楽しい、読んで尚楽しい。

・装飾の特徴を6本立てにして、それぞれのイメージに合った柱をつくって、その4面に建物情報を貼ってくれてる。足元には日本橋近辺の地図が貼られてて、柱の周りをくるくる回って歩くだけで日本橋を散策した気持ちになる。海外の装飾事例と比較してる写真もあって、いろんな装飾が日本橋に集まってんな〜ってのが分かる。

・頭上に首都高の日本橋がある。みんなが日本橋って写真撮る、あの、日本橋。アーティゾン美術館でやってた山口晃展で漫画があった気がするんだけど、「首都高ありきの日本橋で、みんなの日本橋イメージができている」って指摘が、日本橋近辺の地図の上に、まさに首都高のように見上げる形で首都高日本橋がつくられてて、これこそ確かに日本橋散策だわって思った。

・建築関係に勤めている友人だったから、「こんなところこだわらなくても建物は建つのに、きっとこの図面は赤入れすごかったと思う」みたいな話もできて、本当にいろんな人のこだわりが詰まって今目にしている建築ができてんだなって、改めて思った。でも、その、労働環境として平和なら、一番いいんだろうけど、ある種こういう喧嘩じみたやり取りで、現実と理想のすり合わせをして傑作ができるのかもしれねぇなっても思って、なんというか、業が深いもんですね。

・スタンプラリー楽しかった。一人でもやってたと思うけど、スタンプラリーはわちゃわちゃやるのが楽しいって思った。きれいに押せた!とか、スタンプ台あった!とか。弟とこういうスタンプラリーを狂ったようにやってたのを思い出した。

・髙島屋館内を童心に帰って探検できたのもスタンプラリーの効果だろうな。スタンプあった!スタンプの図柄になった装飾があった!って、いつもは(多少)すまして百貨店内を歩くけど、あんなところにも装飾がある!この階段も面白いなあ!なんでここにこんな装飾があるんだろ、装飾だよな……?みたいな発見がいっぱいあった。

・展示室のスタッフさんが楽しい感じの方で、チラシいただいたときも、スタンプラリー勧めてくれたときも、回り終わっておかえりなさい言ってくださったときも、とってもにこやかだった。できた!って、スタンプシート出して、完了スタンプ貰ったの嬉しかった。しかも日付入りね、もう世界に一つだけの私だけのマップじゃんね。最高にテンション上がる。エクストラステージよろしく、またもうひとつ建築マップをくれた。この近辺の散策が捗りますね。

楽しかったなあ!!!!今日、遊んでくれて、友人に対しても、髙島屋に対しても大感謝です。

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ささき
おいしいごはんたべます。