「Sony Parkプロジェクト展」Sony Park mini
2024.9.--
休講になった。困った今晩はどうしよう。とりあえず銀座行くか。
……選択肢がいくつかあったくらい困らなかった。
前の日の授業でランドスケープについて、やった。話の中で今話題のグラングリーン大阪が出てきて、それから、銀座にも似たような感じで、ほら、ソニーパークがあるよねって話になった。ので、前日から伏線はあったのだ。
メトロ降りてぬるぬる歩いて、西銀座駐車場へ。やった、今日は間に合った。
毎回エッジの効いた展示をやってるけど、今回は割と王道な感じかも。SONYの知られざる一面って感じでもなくって、シンプルにソニーパークの紹介をしている。いや、シンプルにというのは語弊があるかな、めちゃくちゃ工夫はされているんだ。
入ってすぐのところは真っすぐ進んで、工事の記録のタイムラプスかな、動画がある。まずここに吸い寄せられるんだなあ。ソニーパークミニの展示スペースの小ささからぐぐぐっと、ソニーパーク全体に視野を広げるために、1回細い道を通ってクローズアップする。それから右折して、ガラス張りの部屋が見えて、パッと視界がひらけるじゃんね。いろんな写真が貼られてて文字も決して少ないとは言い難いほど、そこそこの分量あるけど工事中っていう雑然さも今段階ならではの味わいだし、そうした妙味も上手く取り入れられている。工事中の動画のまわりが基本的に白一色でスッキリ細かったのも良かったんだろうな。開けて、情報がわぁっと来ても、部屋の狭さを感じずに、目移りしちゃってワクワクする仕組みになってたと思う。
1966年の「銀座の庭」から、2018年以降の「銀座の公園」で、ここから、また、公園が進化するっていう話。そういえばKing Gnuの展示やってる時にお邪魔したっけな。オトナのジャングルジムみたいで楽しかったな。解体途中で一度、それはそれとして使うの、地下水の問題とかもあって大変そうではあるけど、体験として楽しかったな。銀座の一等地に、あれだけ空が広い空間があるってのだけでもいっぱい楽しかった。
今回新しくできているSony Parkも高さは抑えめである。しかも一階部分は今のところ見た感じがらんどうで、公園要素が残るそうな。裾の広がった階段がとても好み。周りのビルはどちらかと言うと縦ラインが強めかな〜って思うけど、Sony Parkはふわっと囲んでるアミアミもあって、水平ボリュームが上下の公園スペースを挟んで浮いてるような感じすらする。
工事途中の覆いが、ふわっと光ってたのも、実は結構好きだったりもした。
来年1月のOPENだって。楽しみだね。
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