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サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう-中編-【狙い台・立ち回りの具体例】
こんにちは、あるいはこんばんは。サイトセブンアナリストのオカヅです。
サイトセブンを使い始めたばかりの初心者さん向けに、ホール選びから機種・台選びの方法を体系的にまとめるシリーズ第5回目の中編です!
全体の大まかな流れはこちら。
サイトセブンの過去データで高設定を探そう
3-前編. データを見る日にち・機種の優先順位
3-後編. データを見る際のポイントを機種タイプ別に解説サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう
5-前編. (下見)初実戦のホールで情報収集
5-中編. (本番)狙い台・立ち回りの具体例
5-後編. 振り返りと反省点長期的なデータから高設定投入パターンの癖や法則を見つけよう
総まとめ
今回は「5.サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう」の中編です。
前回の前編では初実戦のホールで情報収集する際のポイントについて、具体例をもとに紹介しました。今回も店バレ覚悟で、さらに詳しい狙い台・立ち回りを赤裸々に公開していきます!
具体的に書きすぎて僕の好みがもろに反映された立ち回りになっていますが、一から十まで真似する必要はまったくありません。あくまで考え方の一つとして仮説の立てかたやプロセスを参考にしてもらえれば幸いです。
前回6の付く日の状況を踏まえた実戦日当日の立ち回り戦略
✅朝イチは設定配分の高い機種で設定5・設定6狙い
まだ経験値の少ないホールでの実戦なので、できるだけサイトセブンのデータを活かしやすく設定推測しやすい機種を中心に選定。
✅朝イチの狙い台が低設定だった場合は、全台高設定機種狙い・バラエティの法則狙いに切り替える
前回コラムで分析した通り、全台系やバラエティーの高設定並びは途中からでも座ることは十分可能だと思われるので、朝イチ台の設定推測をしながら周りの状況もしっかり観察しておく。
当日の状況把握に役立つイチ押し機能
設定狙いで勝つために当日のホール状況を把握することが欠かせませんが、正確さと同じぐらい大事なのがスピードです。僕自身も、全台系・高設定並びの可能性が高い箇所に気付くのがライバルより1分遅かったせいで、高設定に座れなかったという痛い経験を今までに何度したことか……。
特に今回の実戦ホールのように、バラエティーに高設定が使われる場合はVIPコース限定の「機種またぎ」機能は非常に便利なので、ぜひ活用しましょう。
【大当り一覧画面】
![](https://assets.st-note.com/img/1657133576351-mG7ENvwxhk.png?width=1200)
【出玉推移一覧画面】
![](https://assets.st-note.com/img/1657133590756-HP0m1huf9G.png?width=1200)
朝イチの狙い台と根拠
⚠️実戦日は2021年2月のため、機種ラインナップやホール状況は現在と異なります
上から優先度の高い順に並べています。
リゼロの251番台
✅狙いの根拠
・オススメ日には毎回といっていいほど、設定5または設定6と思われる台が3台中1台は確認できている
・特に251番台はカウンター前+入口前のかなり人目に付きやすい目立つ場所に設置されており、過去データでも設定5・6投入率が高い
ホール的にはサービス台的な位置付けで他に狙っているライバルも多いと思われるので、座れたらラッキー程度で考えています。
南国育ち
✅狙いの根拠
・ホールが力を入れている30パイコーナーの新台(当時の話)でオススメ日以外でも高設定が使われている痕跡あり。全台系になる可能性があるだけでなく、単体での高設定にも期待
・高設定が比較的分かりやすい機種なので、低設定は早めに見切ることができる
・もし低設定だった場合でも、朝イチはリセット恩恵があるためリスクが低い(前回オススメ日の下見で、南国育ちが全台設定変更されていることは確認済)
吉宗3
✅狙いの根拠
・前回オススメ日の下見で、少数設置機種の中では朝イチの埋まりが早かった。狙っている客層からもし全台系だった場合、途中から空く可能性は低そう
・朝イチから全台動くので、全台系かどうかは早い段階で分かるはず
・少数設置機種が固まったシマに設置されているため、打ちながら他の機種も含めた周りの状況確認がしやすい
狙い機種・狙い台に座れなかった場合
少数台設置機種やバラエティーコーナーのいずれかに座り、自分の台を打ちながら周りの状況もしっかり確認する。
メイン機種をあえて狙わなかった理由
実戦ホールはバジリスク絆2・ハナハナなどのメイン機種も、朝イチから狙っている人が多く人気があります。
サイトセブンを見ても出玉状況が良く、実戦日も高設定が複数使わるのはほぼ間違いない状況で、適当に台を選んで打つだけでも十分勝負にはなりそうな印象でした。
しかし今回あえてメイン機種を狙い台から外したのには、主に2つの理由があります。
❶ 狙い台を絞り切れていなかった
実戦日時点では、メイン機種の中で高設定が入る法則性などは見つかっていませんでした。
いずれも設置台数が多めですし、朝イチから狙うにはもう少しデータを積み上げて狙い台を絞れてからでも良いのではと考えました。
❷ 朝イチ台が低設定だったときのリカバリーがしづらい
前回コラムでサイトセブンと現場の状況から分析した結果、「途中からでも全台系やバラエティーの高設定並びに座れるチャンスがある」ことが分かっています。
せっかくホール攻略の糸口が見つかったのだから、それを活かす立ち回りを考えたいですよね?
しかしメイン機種はシマ単位で大量設置されている関係で、自分の台を打ちながらだと少数設置機種やバラエティコーナーがほとんど視界に入らない状況でした。
途中から全台系や高設定並びに座ろうと思ったら、朝イチから少数設置機種やバラエティコーナーに座り、周りの状況を確認しやすい環境に身を置いた方がはるかに有利です。
立ち回りの正解は一つではなく、変化していく
今回はまだ経験値の少ないホールだったこともあり、朝イチの狙い台が低設定だった場合のリカバリーも考慮するなど、ある程度保険をかけた立ち回りにしています。
でも、これが実戦ホールで勝つために最善の立ち回りだとは、全然思っていないんですよね。
そもそも同じホールでも設定状況やライバル状況は常に変化し続けるのだから、絶対に正しい立ち回りなんて存在しないはずです。
また人によって得意なスタイルや好みがありますし、パチンコ・パチスロに使える時間も異なります。
今回みたいに少数設置機種やバラエティーコーナーにも高設定を使ってくれるホールなら、普段は仕事帰りに設定を気にせず打っているお気に入り台を朝イチから狙うのもありですよね!
まずは今回のコラムみたいに、自分なりに根拠をもって狙い台を考えてみてください。(なぜその機種・台を狙うのか?自分以外の誰かに説明できるとベスト)
狙い台を1回や2回外しても、まったく気にする必要はありません。結果を振り返りながら、反省・改善して次に活かせばいいんです。
サイトセブンを使うことで勝利に近づくのはたしかですが、さすがにいきなりピンポイントで100%高設定に座れるほど簡単ではありません。
データや経験を積み重ねながら、少しずつ狙い台の精度を上げていきましょう!
というわけで、次回は結果報告と反省会です。
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