サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう-前編-【初実戦のホールで情報収集】
こんにちは、あるいはこんばんは。サイトセブンアナリストのオカヅです。
サイトセブンを使い始めたばかりの初心者さん向けに、ホール選びから機種・台選びの方法を体系的にまとめるシリーズ第5回目の前編です!
全体の大まかな流れはこちら。
サイトセブンの過去データで高設定を探そう
3-前編. データを見る日にち・機種の優先順位
3-後編. データを見る際のポイントを機種タイプ別に解説サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう
5-前編. (下見)初実戦のホールで情報収集
5-中編. (本番)狙い台・立ち回りの具体例
5-後編. 振り返りと反省点長期的なデータから高設定投入パターンの癖や法則を見つけよう
総まとめ
今回は「5.サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう」の前編です。これまでのコラムの総復習として、僕が実際にホール攻略した実例を紹介していきます!
今回は店バレ覚悟です!
現場に行かないと分からない情報とは何か?
見るべきポイントから具体例までありのまま書いているので、もし実際に通っている方が読んだらどこのホールのことなのかは大体ピンとくると思います(笑)
パチスロ専門店で設置台数は約250台と決して大きくはありませんが、関東圏では結構有名なホールさんです!
それでは、コラムで解説した順番通りに実戦ホールを分析していきます。
STEP1. オススメ日の把握
まずはどの日に打ちに行くかを決めるために、「オススメ日」を調べます。
オススメ日は出玉アピールに使われることが多く、他の日に比べて高設定が使われやすい傾向があり、オススメ日の客付きや出玉状況を調査するのが、設定狙いの基本的なセオリーでしたね。
以下のようにサイトセブンのアクセス傾向グラフを見ると、6日・16日・26日のアクセス数が多めだったことから、今回の実戦ホールでは「6の付く日」が該当しそうです。
STEP2. サイトセブンで客付きや出玉状況をざっくり調査
次にサイトセブンで過去のオススメ日のデータをチェック!
メイン機種は全台平均で5000回転以上回っている。全台差枚もプラスなので高設定はほぼ間違いなく使われている
ハナハナシリーズの客付きが非常に良く、終日でボーナス確率が設定6を超える台も複数確認
少数設置機種(4~7台前後)に全台高設定と思われる機種を確認
バラエティコーナーの稼働が全体的に良く、Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)のように設定推測しやすい機種にもしっかり高設定が使われていた
このようにサイトセブンをざっと見ただけでも、明らかに高設定が多用されていることが分かるレベルの優良ホールだと感じました。
STEP3. 現場の情報もあわせて精度を上げていく
まだ狙い台まで絞りきれていませんが、フロアマップやライバル状況など現地に行かないと分からない情報を得るために、オススメ日の朝イチからホールへ向かいました!
細かい人数は覚えていませんが、たしか抽選は100人ちょっとぐらいだったかな?その中で自分は後ろから2番目でした(笑)
メイン機種などは当然空いているわけがなく、少数設置機種もめぼしいところは全埋まり。バラエティコーナーでポツンと空いていた大好きなひぐらしのなく頃に祭2に着席。
このときはまだ狙い台を絞れていなかったので、設定1でも甘めの好きな機種を打ちながら、周りの状況を観察する作戦ですね。
夕方になって、だいぶ周りの設定状況も見え始めてきました。
各コーナーで特に気になった点についてまとめていきます。
メイン機種
事前にサイトセブンでも確認していた通り、とにかく終日稼動が良い。
空き台は既に見切られた台ばかりで、朝イチの狙い台を外したら厳しそうな印象を受けました。
ハナハナシリーズ
ハナハナをはじめとする30パイコーナーが入口前の目立つ位置に設置されている
朝イチからハナハナを打っている客の多くが小役カウンターを使用し、入れ替わりも少ない。ジャグラーと比べると、ハナハナの方が明らかに設定を意識している客の割合が多かった
このホールでメインAタイプを狙うなら、ジャグラーではなくハナハナですね。
少数設置機種
こちらも事前にサイトセブンで確認していた通り、全台高設定と思われる機種がこの日も確認できました。
夕方頃には全4台の戦国乙女3が対象機種の一つで間違いなさそうな状況になっていたのですが、一台だけ総回転数の少ない台を発見。
サイトセブンで「横軸:時刻」のスランプグラフを確認すると……
なんと、一台だけ昼から夕方までほとんど回されていない!
この状況ならしっかり他の台の挙動を観察しておけば、途中からでも高設定に座ることはできたと思われます。
バラエティコーナー(高設定の並び)
この日はバラエティーコーナーに高設定5台並びと思われる箇所が複数確認できました。
以下の5台並びは僕が気付けたのは夕方頃だったのですが、一台だけ明らかに総回転数が少ない……。
「横軸:時刻」のスランプグラフを確認すると、夕方16時までほぼ空き台状態だったようです。
さきほどの全台高設定機種と同じく、この状況なら途中からでも高設定並びに座れるチャンスはありそうです。
バラエティコーナー(リゼロ)
バラエティは並び以外に、単体でも高設定がしっかり使われていました。
特に気になったのがRe:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)。リゼロはサイトセブンのスランプグラフやAT初当り確率(RB表記)によってある程度は設定推測することが可能です。
リゼロのようにサイトセブンで設定推測しやすい機種は、ホール状況を把握する上でも非常に役立つので、ぜひ優先的にチェックしましょう。
実戦ホールのリゼロは全3台でバラエティコーナーにバラバラで設置されています。そして、オススメ日には毎回といっていいほど設定5または設定6と思われる台が1台は確認できていました。
3台に1台が設定5・6。これだけでも狙う価値は十分ありますが、さらに過去データでは251番台だけ設定5・6投入率が高い傾向がありました。
そこまでサンプル数も多くなかったので、たまたま偏っただけかな?と少し気になっていた程度だったのですが、実際にホールへ行ってみて理由がなんとなく分かりました。
リゼロの中で251番台だけ、カウンター前+入口前のかなり人目に付きやすい目立つ場所に設置されていたので、出玉アピールのために高設定を多用している可能性が高そうですね。
「現場に行かないと分からない情報」まとめ
今回具体例として挙げたがこちら。
フロアマップ
⇒目立つ場所に設置されている機種・台は要チェック朝イチの状況
⇒並び人数・抽選番号が早い人の狙い台など客層
⇒高設定を意識していそうな人が狙っている機種は?ジャグラー・ハナハナ等のAタイプは小役カウンター使用有無にも注目各台の細かい稼働状況
⇒高設定っぽい台で人が変わっていないか?空き台になっている時間帯は?(スランプグラフだけでは食事休憩と区別しづらい場合がある)
例えば今回の実戦ホールのハナハナ・リゼロのように、「台の設置場所」「客層」などの現場でしか分からない情報を加えることで、より傾向に自信が持てるようになり、狙いの精度も高まります。
サイトセブンで気になる機種や台番号があったら、ぜひ一度ホールへ足を運んでみてください!
少し長くなったので、ここで一旦区切ります。
今回は初めて行くホールだったので分析メインでしたが、本番は次のオススメ日からです。今回分析したホールの特徴をもとに、次回はさらに詳しく狙い台・立ち回りを考えていきます!