現場の生情報をホール攻略に活かそう
こんにちは、あるいはこんばんは。サイトセブンアナリストのオカヅです。
サイトセブンを使い始めたばかりの初心者さん向けに、ホール選びから機種・台選びの方法を体系的にまとめるシリーズ第4回目です!
全体の大まかな流れはこちら。
サイトセブンの過去データで高設定を探そう
3-前編. データを見る日にち・機種の優先順位
3-後編. データを見る際のポイントを機種タイプ別に解説現場の生情報をホール攻略に活かそう
サイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えよう
5-前編. (下見)初実戦のホールで情報収集
5-中編. (本番)狙い台・立ち回りの具体例
5-後編. 振り返りと反省点長期的なデータから高設定投入パターンの癖や法則を見つけよう
総まとめ
今回は「4.現場の生情報をホール攻略に活かす方法」について、解説していきます。
勝負できる環境があれば、飛び込んでみよう!
オススメ日を把握し、サイトセブンの過去データから実際に高設定がある程度使われていることが分かったら、最低限勝負できる環境は整ったといって良いでしょう。
そこからさらに狙い台まで絞って高設定に辿り着けたらベストですが……
経験上、ひたすらサイトセブンでデータや数字とにらめっこしているだけでは、行き詰まってしまいがちなんですよね。
僕はどちらかというとデータ分析しながらあれこれ考えるのが好きな方だと思いますが、延々とそれだけ続けるのは正直キツイものがあります(笑)
気になるホールがあったらあれこれ考える前に、まずは飛び込んでみるのがオススメです!
現場の生情報から気になる機種や台番号をピックアップして、サイトセブンをさらにフル活用していきましょう。
狙い台は決まっていなくてOK
初めてホールへ行く主な目的は情報収集なので、この段階では狙い台までばっちり決まっている必要はありません。
まずは設定状況の良いメイン機種・ジャグラーなど、狙い機種が決まっていれば十分です。
狙い機種すら決まっていない。また抽選番号が悪くて座れなかった場合は、設定1でも甘い技術介入機(例:ディスクアップ2)や設定変更後に恩恵がある機種から攻めつつ、周りの状況を観察する戦略もありですよ。
あまり難しいことは考えず、環境や好みにあわせてあなたなりのスタイルで大丈夫です!
ちなみに設定変更後に恩恵がある機種の狙い方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ホールでチェックしておきたいポイント
それでは、実際にホールに入ったらまずは何を見るべきなのか?
自分の台の設定推測はもちろんのこと、可能な範囲で周りの台やホール全体の状況もあわせてチェックしましょう。
特に注目しておきたいポイントは以下の通りです。
朝イチに台が埋まる順番
設定変更状況
高設定確定演出
フロアマップ(島図)
朝イチに台が埋まる順番
入場番号の早い人が座る機種はそれだけライバルが多いということ。
朝イチから全台早い番号で埋まってしまうような機種は、高設定にも期待できる可能性が上がります。
ちなみにサイトセブンでも大当り履歴1回目の時間や、横軸:時刻のスランプグラフでも朝イチの稼動状況をある程度把握することはできます。
上記はいずれも、この台が10時開店直後から稼動していたことを示しています。
しかしこのサイトセブンを使った方法では、朝イチ入場後に1分1秒単位でどんどん台が埋まっていく順番までは分かりません。
同じ開店直後から埋まる機種でも、入場番号20番以内じゃないと座れないのと、100番以降でも座れるのとでは雲泥の差です。
設定変更状況
もう一つ朝イチに確認しておきたいのは設定変更状況です。
オススメ日は全台設定変更しているホールも多いですが、もし据え置きが混ざっている場合は台選びの参考になります。
前日高設定の場合を除けば据え置き=低設定の可能性大なので、候補台から外すことができます。その結果、高設定に辿り着ける可能性も上がるわけです。
朝イチはバタバタしがちなので、できれば事前にそのホールの設定変更状況をある程度把握しておきましょう。
一応サイトセブンでも、設定変更状況をある程度把握できる機種もあります。
例えば以下記事で例に挙げている麻雀物語4の場合、初回特賞発生ゲーム数のデータを集めることで、おおよその設定変更状況の把握は可能です。
しかしサイトセブンを使う方法は機種限定ですし、また100%設定変更を見抜けるわけではないので、やはり設定変更状況に関しても実際にホールに行って確認するのが確実といえるでしょう。
ここでは機種毎の設定変更判別方法まで触れることはできませんが、6号機は朝イチに有利区間ランプが点灯している時点で据え置き濃厚であることはぜひ覚えておいてください。
高設定確定演出
最近だとほとんどの機種で搭載されている高設定確定演出は、自分の台に限らず、他の台でも確認することができれば大チャンスです。
サイトセブンでいくらデータとにらめっこしていても、極端に分かりやすい一部の機種を除けば「この台が高設定」と断言できることはありません。
しかし高設定確定演出は文字通り"確定"です。
並び・末尾・場所など、高設定が入る法則性を探る上で重要なヒントになります。
フロアマップ(島図)
「どの機種・台番号が店内のどこに設置されているのか」も非常に重要な情報の一つです。
まず入り口側で一番目立つ場所に設置されている機種はホール側も力を入れていることが多いので、必ずチェックしておきましょう。
また以下のように、同じ機種でも場所によって扱いが変わるケースにも注目です。
同じ機種でも島やパネルによって客付きやデータに差がある
(例:通常の島よりも円形島の方が客付きがよく、過去データでも優秀台が目立つ)角台を意識していそう
(例:角台に高設定が入りやすい or 入りづらい)
気になる場所に設置されている台番号はぜひメモしておきましょう。
このように現場の生情報から、気になる機種・台番号をあらかじめピックアップしておくことが非常に重要です。
そうすることで、サイトセブンでのデータチェックにかける時間を大幅に短縮することができますし、高設定投入パターンの癖や法則にも気付きやすくなるはずです。
サイトセブンをフル活用して高設定に辿り着くためにも、ぜひまずは近くのホールへ足を運んでみてください。
次回のコラムでは、僕が実際にサイトセブンと現場の情報をもとに狙い台・立ち回りを考えた実例を紹介します!