ウチのりんごを買いませんか?
これガチでうちの母方の実家なんです。
被災地でがんばってるから買って支援して下さいというより
余ったら破棄になる!!
直接経営してない、りんご農家の親族としては辛いんです!!
結局支援してってことじゃんって言われたらそうなのかもしれないです。が、シンプルにウチのりんご買ってください!!自分が小学校卒業後の春休みに手伝いに行って死ぬほど枝を拾って整備したりんご農園、無駄に軽トラを手押しして筋トレしたりんご農園(あ、、、この主張要らない)
お買い求めになれるりんご「ふじ」
この「ふじ」はりんご農家の血筋の私からしても
蜜、糖度、色、歯ごたえ、全てが非常にバランスの取れたりんご
日本で一番有名なのはこの品種です。というか皆さんが知っているりんごは「ふじ」のことを指すと言っても過言ではありません。(たぶん)
被災して、すぐ自分も手伝いに行ってますが、りんご農家なのに今年はりんごの収穫できないんじゃないか?ってレベルでした。10月初旬と言えばりんご農家はりんごの収穫に一番多忙な時期、、、そんなタイミングでの台風の影響でまさかの堤防が超水の上に、決壊!!AM3時ごろ叔父叔母が避難する際は普段は聞こえることない川が流れるような音がしたとのことでした。決壊した場所まで数分なのですが、そんなの聞いたら青ざめますよ、、、みたいな会話を復旧作業の休憩時間に聞いていたら台風20号の影響を考慮してJアラートが飛んできました。ちなみにその時豊野駅まで行ったら「避難エリアなので封鎖しました。」的な看板があって慌てて上流側の駅まで移動して東京に帰りました。
これは復旧作業時の写真ですが、すでに収穫していたりんごはすべて川の泥に浸かってしまい破棄になりました。これはほんの一部
また、12月初旬にもお墓参りで行った際にも収穫されたりんごが流されて民家のところどころにりんごが朽ちていました、、、本来なら食されるハズのりんご、本来ならばりんごの収穫をしているはずのりんご農家さんもまだりんごの収穫がままならないところもございます。というか、12月初旬の時点ではまだ砂塵が酷く復旧作業の真っただ中でした。
長い年月をかけ育てられたりんごの樹、実際、浸水した新幹線基地のお向かいに大事に育てられたりんごの樹の苗木がありましたが、今回の浸水ですべてダメになってしまいました。(歩いたらわかるんですが、あそこホントに土地が低いんです)
今回の千曲川の堤防決壊で難を受けず泥に浸からなかったりんごはある意味で何か持ってる気がします。
最寄駅である豊野は、りんごの町!!
駅を出たらこんなりんごの時計があるくらいです。
事実小さいときに日が暮れてりんご畑で迷って泣きながら母方の実家を探したことがあります(見つけられたから今がある)長野駅から豊野駅に向かう途中にわかりやすい看板あるんですが今回の災害で隠れてしまいました。
また、りんごの町を象徴するような道路「アップルライン」があります。
このアップルラインも12月初旬は、まだ土煙りが酷かったです。まだ土が全部流れきっていないのでしょう。もし、行かれるならマスクしてください、喉がやられます。
信州りんごの故郷と言われる、この近辺りんご農家のりんごはマジでメッチャ美味しいです!!
ここのりんご無かったら自分は存在しないですし、実質母親です。ちなみに某サッカー選手に寄贈していたことから実筆サイン入りボールがありましたね母方実家のテレビの上に、あれはどうなったのだろうか?
ということで、どういうことで?
2020/02/20 更新
今シーズンのりんごの販売は終了致しました。
沢山のご注文ありがとうございます。