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京都ブライトンホテルの謎解きに行ってきました。

京都まち歩き&宿泊型謎解き「私ノ名前ハ」

今年の夏休みは、家族で小旅行を計画していたのですが、行先の宿でコロナが出たということで急遽キャンセル。途方に暮れてしまったのですが気を取り直し、京都ブライトンホテルで宿泊型の謎解きをやっているという事でそちらに参加してきました。

○夏の京都

夏の京都はとても暑かったです。照りつける太陽、風のない街中、地下鉄を出て数分歩くだけで汗だくになりました。

夏の京都はとにかく暑い。歩くだけでもなかなか大変でした…。

○謎解きのシステム

今回参加した“京都まち歩き&宿泊型謎解き「私ノ名前ハ」”のシステムは、タイトルの通り、まち歩きをしながら謎を解く第1部と、ホテル内を探索をしながら謎を解く第2部と2つの謎解きが合わさって一つの作品になっています。これはとても良いシステムだと思いました。街歩きがある事で京都を観光した気分になり、その後ホテルでじっくりと謎解きを楽しめるというひとつぶで2度おいしい謎解きでした。

○第1部 ~まち歩き編~

まち歩きの謎解きは、難易度も高くなく、サクサクと解ける問題ばかりでした。問題を解くと次の場所がわかるようなシステムになっており、ゆっくりと散歩気分で謎解きできます。ポイントも京都らしい場所というか、観光を意識した設計になっていて楽しく遊べました。キットも1種類しかなく、ごちゃごちゃせずにスムーズに楽しめるところも良かったです。ただ、私たちが宿泊した日は夏の盛りであり、殺人的な暑さでした。これはもう仕方のない事ですがまちを歩くだけで結構大変でした。また、お盆という事でお店が殆ど開いていなかったんですが、たまたま開いていたパン屋さん兼、食堂で食べたランチがとても美味しかったので、ちょっと得をした気分になりました。京都の町はとても趣があるので、季節の良い頃に遊ぶのがお勧めです。

猫も暑さには勝てず、無防備に昼寝(笑)

○第2部 ~ホテル探索編~

お昼をゆっくり食べて3時間程度で第1部を終了し、チェックインをしてからいよいよ第2部開始です。第1部と違ってキットもそれなりのボリュームでワクワクします。部屋に入るととても広い部屋で机もありました。家族で作戦会議をするように謎解きできたのでとても楽しめました。また謎の難易度も一部よりはかなり複雑になっており、ヒントを探しては部屋に戻り謎を解くといった感じで進行していきます。とにかく気軽に部屋に戻って謎解きできるのは最高ですね。宿泊謎の醍醐味だと思います。ブライトンホテル内もとても広く、探索や謎解きをするにはとても面白い場所でした。謎自体も凝った作りになっており、だんだん怪しげな世界観が紐解かれていきます。物語自体は好き嫌いが分かれそうな題材でしたが、謎解き自体の難易度も絶妙に作られており、とても楽しかったです。願わくば、折角謎解きできるスペースが確保されているので、工作系の謎がもっとあっても良かったかなと思います。

京都ブライトンホテルは老舗の高級ホテル。歩き回るだけでワクワクします。

○謎解き終了後

今回の宿泊ではディナー付きのプランで予約していたのですが、ちょうど謎解きが終わってからディナータイムだったのでスッキリした気分で食事を堪能できました。食事もとても美味しく大満足でした。

○感想

今回の謎解きは、チェックイン前からディナーまで、丸一日ホテルで楽しめる作品となっておりとても良かったです。プラス要素として、謎解きを楽しんでいたのは恐らく私達一組だけだったこともあり、まち歩きやホテル探索についてネタバレすることなく純粋に楽しめたのが大きかったです。複数組が同時にプレイするとなると多少のネタバレは仕方がないかなと思うところはありました。とはいえ、謎解き好きであったらわざわざ宿泊して楽しむだけの価値はあると思います。謎解き自体は一日で終わるので次の日はゆっくりと観光を楽しめるのもとても良いですね。
ホテルを使った宿泊謎解きは、まだまだ色んな仕掛けを施す可能性がありそうです。私もいつか企画に携わってみたいと強く思い妄想を膨らませることにします。

楽しい夏休みを過ごすことができました。


他にも謎解き関係の記事を書いています。


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