かずきの大剣 第1話:剣と魔法とデカ●ンの世界…?
かずきの大剣
1話「剣と魔法とデカ●ンの世界…?」
ジャキン…(剣を抜く音)
アスピア「私に宣戦布告するとはいい度胸ね」
かずき「あの時の屈辱を今日は晴らしに来た。まぁお前に対しての恨みは消えないがな。」
あれは俺がこの世界に足を踏み入れた3年前のこと
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俺は自室のベットで寝ていたのだがいつの間にか異世界に転移してた。
そこは剣と魔術の世界。エルフだってドワーフだって居る。時代は中世と言ったところ。魔王との戦いはすでに終息し、人々は平和に包まれている…という訳でもないみたいで、東と西で国が別れ、紛争の真っ最中だった。
そんな世界の東の国に俺は転移された。
起きたらそこは大草原だった。
気付いた時は状況判断にかなり時間をかけたが、周りにいる明らかに現世にいる動物とは似ても似つかないモンスターを見て次第に異世界だと気づき落ち着いた俺は色々状況判断をし始めた。
俺の名前はかずき。現実世界では高校1年生だ。大丈夫、記憶はある。次に視覚に重点を当てて、周りに気を配った。
俺を転移させた人物は辺りを見渡す限りおらず、この世界の誰かが何かを使って転移させられたわけでは無さそうだ。
だとすると現世で何かをされた?関係の無い別世界からの転移?神の仕業?色々考えたが話はまとまらなかった。
この時点の俺はまだこの世界に魔法、ましてや人類が居ないかもしれないと思っていたので異世界で言う典型的なモノは無いのかも知れないと考えていたが、後々その考えはひっくり返る事になる。
次に自分の身に付けている物の確認をした。
何かマシな道具などを身に付けて転移していれば良いが、その希望は絶望に変わった。身に付いているのは服だけで上半身はパジャマ兼部屋着、下半身はパンツ一丁。しまった、現世の季節は夏で丁度家のエアコンが壊れていて暑すぎてパンツで寝たんだった。崩れ落ち、座り込んだ俺の絶望は悲鳴に変わった。だが叫んだ瞬間事態は一変する。
かずき「どぉぉぉおおしてだよぉぉぉおお!!!!!!!!!!」
ズザーン パチパチパチパチ
雷鳴の様な音、
雷なのに何故か空から落ちる訳ではなく、俺の右肩を通り過ぎ3m程奥に煙が立ちこめる。次第に煙が晴れていき、うっすらと人影が見える。
俺は驚きすぎて声も出せず、ただ腰が抜けたかのように固まり震えながらその人影を見つめた。
煙の人影「貴様何者だ。立て」
少し反応が遅れたが、怖いので言われた通りに立ち上がった。その途端___
ビリビリビリッッッ!!!ズゴーン
俺の腹部めがけて、その人影が飛んできた
俺はまともに食らってしまった。
かずき「ゴフッ…!」
食らってしまい宙に浮いてしまったが、
着地の時に受け身はちゃんと取れた。
ズザーッ
腹を強打した為、飛んでもない吐き気とめまい。そして受け身を取ったが勢いで引きずってしまって出来た擦り傷が身体に悲鳴を伝えた
かずき「ウグッアアァァッ!!」
煙の人影「私はアスピア。西の国唯一の女騎士団長だ。」
煙の人影はそう言って俺の前に立ちはだかった。
痛みに悶絶しながらも、西の国と言うワードに唖然としている俺を見て俺を蹴り上げる。
バチンッ
かずき「グハァッ!!」
アスピア「しかし貴様は愚かで奇妙な格好をしているな。ハハ、少し面白い。」
(蹴ったかずきの方にゆっくり近づく)
アスピア「それにしても愚か者。その下についている汚らわしい小さな物はなんだ。それじゃあまるで子供じゃないか。」
殴られ蹴られ、身体を地面に擦った俺は服がビリビリに破れていて、性器が丸出しになってしまっていた。アスピアと名乗る人間は女性にも関わらず、顔すら赤くせずに俺の息子を見て酷く嘲笑っていた。性格の悪い女だ。
だが、俺は疑問に思った。俺は現世では稀に見るデカチンとして名を馳せていた。学校だけにとどまらず、地方の18禁番組でデカすぎると紹介されるレベルのデカチンだった。勃起時の平均は18.6cm調子のいい時は19.1cmだった。デフォルトでさえ10cmもあるのにこの世界では通用しないレベルの大きさなのかと思った。
その途端に俺の視界は真っ暗になった。
どうやらアスピアが相手を失神させる攻撃を放ったようで、トドメを刺されてしまった。
次に目を覚ました時は全面白い壁の教会のような場所のベットで、
聞き覚えのない声が聴こえた。