病院・医者選び21(食欲戻らず)
ようやく熱が落ち着いたので
看護師さんからリカバリ室から一般病室へ
移ってもらいたいとのことでした。
一般病室と言っても、ナースステーションから
一番近い部屋でした。
朝7時頃、父が病院に行き
「食べないと退院できんぞ」と母を励まして
スプーンを口へ運ぶのですあ、一口食べて
また、それを置いてしまうという。。。
なかなか食べてくれません。
次に、私が昼過ぎ1時頃に出向き
病室にこもりがちの母を車いすで連れ出して
もってきたおやつを一緒に食べたりしました。
(なぜだか、おやつは食べてくれた)
が、何やら“おしっこ”が出てないだの
騒ぎになっていることを知りました。
導尿して無理やり排出させるか否か
なんだか、ごちゃごちゃ言っているではありませんか。
少し不安になりましたが、後にそれは
母がそのことについてはっきりと報告できないで
いたからだと判明しました。
夕方、妹が母を見舞った時
母に「今日は誰か来た?」と聞いたら
母が「誰も来てない」と言うので
ああ、マダラボケが始まったと
思ったそうです。
特に老人は、入院いてボケーと生活いていると
そのような状態になってしまいがちなんだそうです。
実は、妹は看護師なのです。
食事が摂れない状態が続く母の点滴が
変更になりました。
「ビーフリードになった! 濃いやつ」
と言っていました。
病棟看護師さんも
「食べたくなかったら、無理に食べなくていいよ」
と言っていました。
でも、食べられない=元気にならない=退院できない。
なかなか良くならないことに、私は神経質になっていきました。