小話:卒業式
今年度も若人が小原台を巣立っていった。
小生も恥ずかしながら19年前にこの学校を巣立った卒業生である。
小生の時代とは情勢が全く異なる。
コロナ、ウクライナ戦争、サイバー分野の発展等々
私の頃はテロとの戦いと北朝鮮と思われる不審船活発化が主であった。
卒業式が終わり、見送りの時に若かりし私は海上自衛官の制服を身にまとい、急に寂しくなり涙したことを未だに覚えている。
話が逸れた。
日本は引き続き、困難な世界情勢の中で国防を考えていかなければならない。
マンパワーのみでは補えない分野もあるかもしれないが、最後を決めるのは人であることは変わらないはずである。
今日、小原台を巣立った彼らにこれからの成長を期待したい。
また、彼らの能力を伸ばすために一国民として叱咤激励していきたい。
自衛隊が活躍することは日本の危機なる時であると小生は考えている。
自衛隊が目立たないようになったときにこそ日本が平和であることを今一度肝に命じておかなければならないだろう。
了
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