負けたら5厘刈りな！昔のスパルタかよ？

バリ五輪、柔道女子安倍詩選手が惜しくも敗戦その試合後の大泣き、そして会場中に響く嗚咽！どれだけの重圧、どれだけの人々の重すぎる期待！それにわをかけるマスコミのメダル至上主義のような報道。もういい加減に重すぎる期待や騒ぎかたはやめないかな！もう何十年も言われてると思うのだけど。さんざん持ち上げて、敗戦のコメントをしゃべらせようとする、マスコミには嫌悪感を覚える。こういう状況に追い込まれるのはオリンピアンだったりそれなりの実積のある方達ばかりなのだろうから、我々凡人にはわからない心理があるのだろう。

あの人類最強の女子と言われた吉田沙保里さんでさえ、オリンピックで負けて大泣きしていた。本当に今回の阿部さんや吉田沙保里さんだけではないのだろうけど、本当にどれだけのプレッシャーを肉体とそれ以上に心にも負担をかけるだろうか？そんなプレッシャーくらいで負けるとか情けない！あなた達は選ばれて努力してここまで来たのだからとか、負けないで！とかはもう慰めにもならないんでは？

考え方は色々あると思うのだけど、

男性にはあんた、負けたら、五輪刈りね！女子にはあんた負けたら食事奢りね、ぐらいの罰ゲームの軽さの考え方だったら見る方も随分楽に見れると思う。

いやいや選ばれた人達は多分、人生の全てをかけてその道を歩いてきたのだから凄い失礼だし、尊敬が足りないと言われればそれはたしかにそうだと思います。いずれにしてもリラックスして、力を出しきる選手達の活躍を、観る方もリラックスして楽しく視たいという凡人の願望でした。