【WCS2010】ボーマンダLv.Xで浪漫飛行【ポケカ】
※中身のない記事です。デッキレシピだけ見れば正直十分だと思いますが、暇だったら見てってください。
はじめに
俺の平成って醜くないか?どうもしそです。
みなさん、ごっつぁんプリファイしてますか?内定、結婚、宝くじ当選etc……この世には様々な幸福があれど、サイドが1枚多く貰える喜びに勝るものはありません。そんな素敵な体験、2010環境でもしてみたいな〜(チラッ) でもそんなことできるカードなんて(チラッ)
い る じ ゃ な い か
ということで、本日はボーマンダデッキのご紹介です。
ボーマンダについて
HP160、4エネ100ダメージとやたら数字がデカいですが、注目すべきはポケパワーの「ダブルフォール」
─自分の番に、このカードを手札から出してポケモンをレベルアップさせたとき、1回使える。この番、このポケモンが使うワザのダメージで、相手のポケモンをきぜつさせたなら、自分がサイドをとるとき、きぜつさせたポケモン1匹につき1枚、さらにサイドをとる。
ごっつぁんプリファイというよりルギアEXのオーバーフローに近い感じです。2進化Lv.Xかつレベルアップしたターンのみと制約はキツめですが、狙えないほどではなくいい感じのロマンが詰まっています。
さて、そんな浪漫飛行ことボーマンダLv.Xの下敷きはこちらの32種。
ポケパワー「マウントアクセル」は、山札の上をトラッシュして基本エネならつける坊主めくり。もちろん不正して確定加速しますがその説明は後ほど。
ワザ「つきぬける」は、この時代ではありがたいベンチ狙撃付き。Lv.Xのポケパワー「ダブルフォール」はどこのポケモンを倒しても良いため、上手くいけば2体倒してサイド4枚取りもできます。「ドラゴンクロー」は使う機会は少ないですが最低限の火力はあり、どうしても倒したいたねポケモンを倒すなど、痒いところに手が届きます。
エネ加速しながらアタッカーもできる。メインに据えるならこのカードが一番いいと思います。
ポケボディ「バトルドーパミン」は、"最大HP"が120以上なので、帯をつけたHP110(サーナイト)なんかでも働きます。相手依存効果ですが、中盤になればHP120なんて大体いるため、ほぼほぼ働くと考えていいです。
「マウントアクセル」よりアタッカー性能は高いですが、こいつをメインに戦おうとすると序盤過ぎて「バトルドーパミン」が働かなかったり、後続が続かなかったりするので、マウントアクセルをメインアタッカー兼エネ加速要因とし、2体目のマウントアクセルが間に合わなさそうな時や最後の詰めにコイツを使うとちょうどいい感じになると思います。
デッキレシピ
2010をやってる人でもなかなか見ないであろうカードがちらほらありますが、戦術としてはミカルゲで相手止めながら準備して、2進化エースのボーマンダで殴るよくあるやつ。時空型は若干試しましたがなかなかうまくいかなかったです。
デッキのポイントや細かい戦略などは、普段あまり見ないであろうカードたちの紹介をしながら説明していきたいと思います。
エネコロロ
先ほど軽く存在を匂わせた「マウントアクセル」のイカサマ要因です。ポケパワー「パワーサーキュレーター」は、ダメカン2つ乗せるという謎に重いコストを払うことでトラッシュの基本エネを2枚まで山札上に仕込めます。これで「マウントアクセル」のエネ加速が確定ってワケ。
ダメカン2つという謎コストも、上技「パワーヒール」の火力上げになっており、終盤には1エネ70とか出すこともできます。最後の詰めやボーマンダのためのHP調整など、結構使う場面は多いので、単なるシステムじゃないのは評価高いです。
スージーの抽選
こいつを採用するデッキはボチボチいますけど軽く説明します。エネコロロのポケパワー「パワーサーキュレーター」はトラッシュに基本エネを置いておく必要があるため、エネを落とす手段も必要です。そこで白羽の矢が立ったのが「スージーの抽選」。エネ落としつつドローできるのは素直にありがたいです。
同じ役割が担えるサポーターとして「エンジニアの調整」や「デンジの哲学」もいましたが、同時に2枚トラッシュできるのはコイツだけです。
終盤には、いらないカードを切ってドローしつつ、手札干渉による山の不純物も消すことができるので使い勝手良かったです。
ポケブロアー+
カスタムキャッチャー的なやつ。どんな相手を倒してもサイド2枚取るができるボーマンダデッキなら、相手のエースや高耐久ポケモンを避けて、進化前や弱いシステムポケモン3体倒して勝つのが理想です。
しかし、この環境では、「ボスの指令」のような使い勝手のいい裏呼びカードはなく、他のデッキではSPデッキでなくてもレントラーGLを採用し、そのポケパワーで裏呼びするのが基本でした。ですが、ボーマンダとレントラーの色のかみ合いが悪いこと、そもそもデッキ枠パンパンでレントラーGLやポケターンを複数枚積む余裕がないなどの理由から採用を断念。代わりに採用したのがこの「ポケブロアー+」です。
グッズサーチがほぼないこの環境で2枚同時使用はなかなかハードルが高く、序盤こそ揃いませんが、終盤の山札が薄くなった時には、ネンドールで1枚抱えながらもう1枚を探すことで結構揃いました。
(序盤はミカルゲがいるため使うことができないです、変な気を起こす前に迷わずコスモパワーで下に送りましょう。)
準備にカードを多く使ったり、スージーで不要札を切りながら山を掘れるこのデッキだからこそ終盤の山が薄く当たりやすいという話はありますが、意外と他のデッキでも使って強そうだなという風に感じました。
最後に
ここまで聞くと「ちょっと戦える?」と思う方に悲しいお知らせです。このデッキは逆立ちしてもガブレンには勝てません。
無理や。あいつらミカルゲ前においてもレントラーで解除してくるし、ガブでベンチのポケモンとってくるし、パワースプレーあるし、何よりマンダの無色弱点が痛いのなんの。
大体この環境でガブレンが強いのって、速度とベンチへの圧力が桁違いに高いことにあると思うんですよ。他のデッキは前に壁ポケモンおいて後ろでゆっくり育成してるのに、ガブレンだけ2ターン目からベンチ狙撃やらベンチ呼び出しやらを駆使して盤面を崩壊させにくる。クソデッキメーカーの俺はいつも泣いている。
「じゃあなんのデッキなら勝てるの?」と言われたら正直わかりません!一応ドサイドンとジバコイルと戦ったら勝てたので同じ2進化で戦うデッキ相手には強いのかもしれません。ポケパワー止めてくるエルサナはわからん。
「回ると楽しいけど環境がそれを許してくれない」。それがこのデッキです。なので正直オススメはしていません。しかし、たまたま拾った、昔パックから手に入れたボーマンダLv.Xで戦いたい!という人は僕の屍を参考にデッキを組んでみてください。
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