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【2025/2/18更新!】WCS2010レギュ デッキまとめ 

WCS2010レギュ(DP1~L2の一部)のデッキをまとめたnoteです。備忘録として書いていきますが、これから始める人の助けになると嬉しいです。


・ガブレン(ガブリアスC+レントラーGL)

 脅威の回復能力と高火力ベンチ狙撃が可能な「ガブリアスC Lv.X」とこの時代では貴重な呼び出し効果と使いやすい攻撃技を持つ「レントラーGL Lv.X」をメインとしたデッキ。SPサポートによる安定感と圧倒的な盤面制圧力を携えたこのデッキは、WCS2010のマスター部門で世界一に輝いた。
 カスタマイズ性も高く、採用するサブアタッカーによっては全く異なる相性関係になり、プレイヤーによってその色は様々。

ガブレンディアルガ(ディアルガG)

 WCS2010マスター部門で世界一に輝いたのはこの型。ガブレンの破壊力に、妨害性能の高い「ディアルガG Lv.X」が加わることで、序盤・中盤・終盤隙のない形となっている。「ハガネール(グレート)」などの耐久デッキや、ガブリアスCをメタることのできる「レジギガス Lv.X」に対しては不利な戦いを強いられることもあるが、相手に奇跡の勝利を許さないマジレス性能が高く、生半可なファンデッキでは全く歯が立たない。

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WCS2010 マスター部門優勝 製作者:koma選手

https://sandshrew.diarynote.jp/201008240133126427/

ガブレンゴウカ(ゴウカザル四)

「ディアルガG Lv.X」に代わって「ゴウカザル四 Lv.X」を採用したガブレン。ディアルガ採用型に比べてロック性能には劣るものの、ガブレンが苦手とするハガネールやドダイトス等の耐久デッキに対して有利を取れるようになった。環境トップデッキのエルサナに対する対抗手段が減っている部分は懸念だが、不利がつくほどの変化ではない。

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2024/12/1 製作者:しそ
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2025/1/19 製作者:すぷりんた

ガブレンバシャ(バシャーモFb)

 海外で人気の「バシャーモFb Lv.X」を採用した型。低コストで呼び出し&ポケパワー封じが可能な「さそってこがす」で、相手のシステムをバトル場で封じるロック盤面を形成することが可能に。「バシャーモFb Lv.X」自体も実質1エネ70ダメージという火力がありながら使いやすい技を持っているため十分アタッカーとしてやっていけるが、ハガネールやドダイトスなどのガブレンが苦手とする耐久デッキ相手には弱点込みでも倒しきれないことが多く、良くも悪くもディアルガ型とゴウカザル型の中間といった印象。

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2025/2/18 製作者:Kyle Whimsicast/James.G

ガブレンエンライ(エンテイ&ライコウLegend)

(わからなすぎるため、使ってから書きます。)

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2025/2/18 製作者:Kyle Whimsicast/James.G

・ディアガブ(ディアルガG+ガブリアスC)

 「ディアルガG Lv.X」と「ガブリアスC Lv.X」を組み合わせたデッキ。ガブレンで採用されていた際は"妨害"としての役割が強かったが、このデッキにおいては"メインアタッカー"としての役割を果たす。「特殊鋼エネルギー」や「たつじんのおび」などディアルガを強化するカードが多く採用されており、ガブレンに比べると相手盤面への干渉は少ないものの、耐久力と正面への火力ではこちらに軍配があがる。

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2025/2/17 製作者:ウラン

・エルサナ(サーナイト+エルレイド)

 WCS2010マスター部門準優勝。強力なポケパワー封じを持つ「サーナイト(テレパス)」を軸としたデッキ。中打点で殴っていくデッキだが、分岐進化先の「エルレイド(ソニックブレード)」で高火力を出すことも可能であり、多少ではあるがサブアタッカーを積む余裕もある。耐久力の高いデッキやポケパワーに頼らないデッキに対しては刺さらずにそのまま行かれてしまうこともあるが、生半可なデッキ・プレイング相手であれば、タイプ相性もひっくり返す地力はある。

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WCS2010 マスター部門準優勝 製作者:Michael Pramawat選手

GGAMU(アグノム+エムリット+ユクシー)

 サーナイトだけでは足りない火力を「エムリットLv.X」で補う型。名前の由来は、「サーナイト(Gardevoir)」、「エルレイド(Gallade)」、「アグノム(Azelf)」、「エムリット(Mespirit)」、「ユクシー(Uxie)」それぞれの頭文字から。

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2025/2/18 製作者:Kyle Whimsicast/James.G

・ハガネール

「ハガネール(グレート)」を軸とした耐久デッキで、ガブレンディアルガとエルサナの環境トップ2デッキに有利が取れる数少ない存在。エネコストが重いように見えるが、自身の上技でエネ加速ができるため、見かけ以上に早く要塞化する。弱点である炎タイプ採用の相手に対しては不利を取られてしまうが、中打点(「バシャーモ Fb」など)であれば、「特殊鋼エネルギー」による耐久力上昇と「ふっかつそう」等の回復で、耐えて返すことも可能。

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2024/11/13 製作者:すぷりんた

・ワタッコ

 ジュニア部門世界一。お互いの場のポケモンの数だけ火力が上がる技を持つ「ワタッコ(みんなでアタック)」をメインに、とにかくカードを引き、とにかく盤面を広げ、とにかく殴る速攻デッキ。その速さは環境最速といっても過言ではなく、あのガブレンでさえ、このデッキの速度には間に合わずに不利を取られる。ワタッコをメインに据えたデッキ以外にも、サポート兼サブアタッカーとして「レントラーGL」を採用する形や、スーパーポケモン回収で実質的な耐久値を上げるなど、カスタマイズ性が高く、プレイヤーの色が濃く出るデッキとも言える。

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WCS2010 ジュニア部門優勝 製作者:古澤選手
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2025/2/17 製作者:ウラン
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2024/12/24 製作者:かませいぬ

・ゲンガー

環境屈指のパワーカード「ゲンガー(しのせんこく)」と「ゲンガー(のろい)」を軸としたデッキ。中打点を与えながらのトレーナーズロック、ベンチまで選ぶことのできるダメカン乗せ、ポルターガイストによる高火力など、幅広い攻撃方法がどれも強力。ポケパワー「レベルダウン」によるLv.Xメタや、50%の確率で相手を道連れにできるポケパワー「しのせんこく」も非常に強く、このデッキ以上に理不尽なデッキは環境に存在しない。

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2025/2/17 製作者:ウラン

・ドンファン

「ドンファン(グレート)」を主軸とするアグロデッキ。受けるダメージを[-20]するポケボディ「かたいからだ」により数値以上の耐久を誇りながら、1エネ60ダメージの技「じしん」による早い殴り出しで、環境上位のガブレン、エルサナに対しても有利を取れる。エネコストの軽さから組み合わせがしやすいのも特徴で、「エンテイ&ライコウ Legend」を筆頭に、「カイリキー(おとす)」や「キングドラ(グレート)」などさまざまなタイプのアタッカーを採用することができるのも魅力だ。

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2024/6/28 製作者:かませいぬ(掲載リストから一部変更)


・レジギガス

「レジギガス Lv.X」を主軸としたデッキ。全体的にエネ要求が重く見えるが、ポケパワー「サクリファイス」によるエネ加速で見た目以上に素早く殴り始めることができ、継戦能力にも長けている。高火力、高耐久も魅力の1つだが、最大の魅力は技「ひきずりだす」。「たつじんのおび」をつけることによって、相手の「ガブリアスC」を弱点込みで沈めることができ、自身の持つ回復力の高さでSPの中打点もケアできることも併せて明確にガブレンに有利を取ることができる数少ないデッキである。また、自らベンチを減らせるため、「エムリット(サイコバインド)」や「ギラティナ(やぶれかぶれ)」による強力なものの場で腐りやすい妨害札も難なく採用できるのも強力。

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2025/2/17 製作者:ウラン
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2025/2/18 製作者:りざぁどん

・ギャラドス

「ギャラドス(テールリベンジ)」を主軸としたデッキ。トラッシュのコイキングの枚数分火力が上がる「テールリベンジ」は、100を越える火力を最速後攻1T目に叩き込むことができる強力な技。
 コイキングを落としてギャラドスで殴るという単純さから他の要素にリソースを割きやすく、「ヤミラミ(いさみあし)」+「ポケモンコレクター」で安定感を増したり、呼び出し札の「レントラーGL Lv.X」の採用でより盤面制圧力を高めるなど、様々な形が取れる研究のしがいのあるデッキタイプだ。

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2025/1/9 製作者:コレトー

・バンギラス(グレート)

 タイマン性能の高い「バンギラス(グレート)」を主軸としたデッキ。長所である耐久力と火力を「たつじんのおび」や「特殊悪エネルギー」などでさらに伸ばすことで、"相手にはワンパンされず、相手をワンパンする"シンプルに厄介な存在としてバトル場に君臨します。弱点の攻撃や「リムーブロスト」など効果による搦手には弱いものの、「バクオング(クリアサラウンド)」や「アンノーン[G]」などを採用することでそれらの弱点をカバーすることも可能。
 現時点でも環境デッキ相手に一定の勝率をおさめているが、まだ開発されたばかりであり、今後さらに化ける可能性アリ。

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2024/11/13 製作者:すぷりんた

・バンギラス(DP)

「バンギラス(くろいとうき)」を軸としたデッキ。「バンギラス(グレート)」同様火力と耐久を全面に出した戦い方をするが、こちらは大量のエネルギーによる青天井技と全体攻撃が持ち味のため、戦い方は大きく異なる。ハガネール等の耐久デッキには火力で押し切ることが出来るものの、ポケボディ封じとエネ剥がし技を持つ「ディアルガG Lv.X」は天敵であり、それらを採用したデッキには不利。現在は、「ジラーチ(さいごのねがい)」を初動とし、サポートで妨害と盤面形成をする形がメジャーとなっているが、こちらもまだ開発されたばかりであり、今後の変化にも注目。

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2024/12/22 製作者:しそ

・ドダイトス

 「ハガネール(グレート)」と並ぶ耐久デッキ。ハガネールと比べ、2進化の重さや「特殊鋼エネルギー」など自身の耐久力を上げるカードは少ないものの、攻撃をしながら回復が行える技「ギガドレイン」があるため、安定した回復力が魅力。炎タイプの高火力技は苦手とするが、レベルアップすることで炎弱点が「×2」→「+30」になるため、多少ではあるが要求を上げることもできる。

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2025/2/17 製作者:すぷりんた

・フライテラ(フライゴン+ドダイトス)

「フライゴン(レインボーフロート)」と「ドダイトス(ギガドレイン)」のWエース構築。高火力技だけでなく、スタジアムメタ、Lv.Xメタ、LOプラン、ベンチ呼び出し効果、中打点デッキメタとなる回復技など、デッキ内に数多の選択肢が存在しており、状況や対戦相手によってそれらを選びながら戦う。
 対応力の高さが魅力だが、相手デッキへの理解やエネルギー管理など、知識と繊細なプレイを求められる機会も多く、玄人好みのデッキだといえる。

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2025/1/28 製作者:しそ

・キングドラカイリキー

 技エネの軽い「キングドラ(グレート)」と「カイリキー(おとす)」を組み合わせたデッキ。基本的にはキングドラメインで戦うが、SPなどたね主体のデッキや相手に炎タイプがいる場合はカイリキーを使う。エネコストの軽さと「破れた時空」が生み出す速度は環境上位レベルにあるものの、火力は中打点といったところで、耐久デッキやタイマン性能の高いデッキ相手には今一歩足りないという展開になることも多い。エネルギーを極限まで減らすことで自由な枠を生み出すことができるが、事故率も跳ね上がるため注意が必要。

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2025/2/18 製作者:Kyle Whimsicast/James.G

・キングドラデンリュウ

「キングドラ(グレート)」と「デンリュウ(ダメージバインド)」を組み合わせたデッキ。キングドラのポケパワーを使い、ダメカンを乗せることでポケパワーをロックすることができる。ダメージバインドはお互いを対象としているため、手負いのキングドラではポケパワーを使えないことに注意。「ディアルガG Lv.X」や「ニドクイン(ははのぬくもり)」、炎ポケモンなど天敵は多いが、それらがいないデッキに対しては強く出ることができる。

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2024/9/9 製作者:しそ

「エンテイ&ライコウLegend」を採用することで、事故率は上がるもののハガネール等の耐久デッキに有利を取る形も存在する。

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2024/11/2 製作者:しそ

・アルセウス

 「アルセウス Lv.X(マルチタイプ)」により、相手の弱点や盤面状況によって戦い方を変える。アルセウスを全タイプ採用することでどんな相手でも弱点で攻撃することが可能となっているものの、専用サポートや初動となる「アルセウス(はもんのうねり)」による制約でアルセウス以外のポケモンをほとんど場に出すことができないのがネック。また、技の選択肢は豊富であるが、どれも一級品というわけではない。相手の出すポケモンに対して常に弱点を突く状況を生み出す的確なプレイングと知識が求められる。

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2025/2/17 製作者:ウラン

・ドサイドン

 「ドサイドン Lv.X」をメインアタッカーとした超火力デッキ。最大250ダメージという10年先の超火力であらゆる敵を薙ぎ払う。デッキの性質上、エネルギーの純度を高くしなくてはならず事故率はそこそこあるものの、ミカルゲによる遅延兼進化サポートを上手く利用することができるため、再現性はそう低くはない。また、山札を5枚捲るだけの豪快なデッキに見えるが、その実繊細で、数ターン先の山札枚数やエネルギー純度を考えたプレイングがなければ勝てない。

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2024/10/24 製作者:かませいぬ

 山札回復手段として「ゴウカザル Lv.X」と組みあわせた型も存在するが、こちらはよりプレイング難易度が高い。

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2024/10/24 製作者:かませいぬ

・マンムー

超高火力技「みんなでこうしん」の他、イノムーの「はっぷん」やウリムーの「つきたおし」など、「思い出の実」を使った数多の攻撃手段を使い分けて戦うデッキ。大会実績はないものの、環境の一角ガブレンの片割れであり、数多のデッキにサブアタッカー兼呼び出し札として使われる「レントラーGL Lv.X」に対して無類の強さを誇る。スローペースなデッキのため、ワタッコのような速攻デッキは苦手としているが、モジャンボのような同様にスローペースな耐久デッキに対しては、圧倒的火力でその高耐久を上からねじ伏せることができる。

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2023/9/20 製作者:てるる選手

https://dorasuta.jp/column/detail?aid=10846

・ボーマンダ Lv.X

 レベルアップしたターンに、サイドを多く取ることが出来る「ボーマンダLv.X」を主軸としたデッキ。2進化Lv.X、炎水の2色要求という厳しい条件に加え、環境トップには弱点をついてくる「ガブリアスC Lv.X」やポケパワーを封じる「サーナイト(テレパス)」がいるため、厳しい戦いを強いられることが多いが、一度盤面が完成すれば他を圧倒できるパワーがあることは間違いない。

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2024/10/22 製作者:しそ

(最終更新 2025/2/18)

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