日本の妖怪から作られた映画
日本の妖怪にグレムリンというのがいます
スピルバーグの映画で知ってる人も多いと思いますが
グレムリンは日本の妖怪です
映画だとたしか中国から取り寄せた珍しい動物と言ってたような?
東洋だったかな?記憶がびみょーですが
とにかく日本の妖怪です
第二次世界大戦中
B29が日本を爆撃したときに
計器が異常を起こしました
グレムリンの仕業です
これは現実にあった出来事で
これをグレムリン現象と呼ばれてます
原因不明で計器が故障しました
スピルバーグの映画「グレムリン」でもグレムリンが群れで破壊活動をして
近代社会の文明の利器を亡き者としていきます
一説によるとグレムリンは日本人がモチーフだとか
ちいさいくせに自分らの命を顧みず集団で強い力を持つという
普段はモグワイというおとなしい生き物ですが
一度変身すると凶暴になるとか
怒らせた日本人みたいです
このグレムリン現象を題材にして小説を書いた人がいます
ダン・オバノン監督です、バタリアンの監督です
ダン・オバノンはホドロフスキー監督と出会い
「すげえSF映画を作ろう」ってなりましたが
いろいろあって頓挫してしまい無職となります
DUNEという映画です、後に完成されるんですが
つい最近もリメイクされたものが公開されてます
そんでまあダン・オバノンは仕事しないと金ないし
なんかジョージ?ルーカス?とかいうしょうもない若者が
SF映画作るみたいだからCG班として参加して
まあしょうもない映画になるだろうけど俺がCGでちょっとはクオリティ上げてやるか!って仕事をしはじめるんだけど
思いのほかその映画がヒットしました
それがスターウォーズでした
あかんSF映画のおいしいのを全部持っていかれた・・・
絶望しかない、ダンオバノンは落ち込み腐り
友達の家に居候してクズ生活を送ってました
友達としてはこんなクズを養いたくはないので
なんとか奮起させます
「お前がんばれよ!才能あるんだから!そうだ!昔書いた妖怪が飛行機襲うやつ!あれよかったじゃん!」
ダンオバノンはグレムリンの小説を焼きまわして
新たなSFにチャレンジすることになります
飛行機を宇宙船にしてグレムリンを宇宙のバケモノにしたら
SFになるんじゃなかろうか?
その結果できた映画がエイリアンです
エイリアンの元となったのは日本のグレムリンでした
妖怪グレムリンにより有名映画が2本できちゃいました
戦時中でスピルバーグ繋がりでついでに挙げますが
映画「ジョーズ」も日本が発端で作られてます
大戦中、インディアナポリスという船が日本軍に撃沈されて
乗組員がサメの餌食になるということがありました
この事件そのものも映画になっています
「パシフィックウォー」です
この事件を元に映画ジョーズができます
そしてジョーズは大ヒットし
次々とサメ映画が作られます
考えようによってはすべてのサメ映画が日本が発端とも言えます
以下蛇足をだらだらと
DUNEは完成していたらSFの金字塔となっていたと言われてます
完成はしなかったものの作られた絵コンテはスターウォーズやその他映画でも参考にされたりして多大な影響を与えてます
資金集めがうまくいかなかったのは
ホドロフスキーの頭がやべえやつだと思われてて
まあ実際頭のおかしな映画を作ってるせいなんですが
投資家たちも途中ではしごを外す結果となりました
この事件そのものも「ホドロフスキーのDUNE」という映画になってます
ダンオバノンもエイリアンのヒットのおかげで生き残ることができ
その後自身が監督するバタリアンも大ヒット
単なるゾンビ映画にとどまらず
ゾンビがどのように発生するのかを科学的理由をつけてるところが
SF的で楽しめるストーリーです
スターウォーズもジョージルーカスが黒沢映画ファンなおかげで
日本的なものが満載です
ダースベーダーは三船敏郎にオファーをしたけど
「ガキ臭いからやりたくない」と断わりました
当時のSF映画のイメージってそんなもんだったんですね
まあハリウッド映画って日本がかなり影響与えてるって話でした
そんな感じのまとめにしておきます