小型原発はエネルギー問題を解決できるのか?

日本の日揮ホールディングスが小型原発事業をはじめるそうです

海外でも小型原発事業がはじまってます

小型原発ってそもそもなんだ?って話ですが小型の原発です、名前のとおりです

福島のは大型なので海水で冷やす必要があったのです、でも電力がとまって冷やせなくなってあぼーんってなりました

小型だと海水が必要ないのでプールに水いれてそれで冷やせば済むので海沿いでなくても作れます、なんだったら空気だけで冷却できるようです

つまり安全に原子力発電ができるってことです

小型なので発電量は大型の3分の1くらいになりますが3個作ればいいわけだからね、コストは大型と同じになります

これで技術があがっていけば一基あたりの製造コストはさらに下がります、そんで原発の発電コストは火力発電よりはいくらかお安くなってます、細かい数字は知りませんが、原発を建てる場合自治体にお金をなんぼか払うんですよ、それで火力発電とトントンくらいになります

だから火力発電よりは断然安いんです、そして石油を輸入しないで済むから国単位で見たら、すごい儲かるわけです、国の家計簿の経常収支というやつです

石油代だけで毎年2~3兆円かかるんです、この出費がなくなるだけでも日本の経済にはめっちゃ有利ですよね

小型原発が出来るのはまだ数年先ですけど、小型原発がこれからのエネルギー生成の主役になるというムードが高まれば原油先物が安くなるかもしれません、つまり「原発あれば原油に頼らなくてもいいよね!」って空気ができると投資家が原油を買わなくなって、原油価格が安くなるんです

そうなるとガソリンだの電気代だのがちょっとだけ安くなります

数年後にはめっちゃガソリン安くなってるかもしれません、電気代はすぐには下がりません、小型原発建設するからその費用を回収しないとならないので

まあ庶民にはあまり生活に関係はないのですがエネルギー自給は安全保障に関わることなので大切ですよね、だってある日テロでタンカーが爆破されたりホルムズ海峡封鎖されるとかになったら電気が使えなくなるんですよ

別に原発じゃなくても地熱だろうがメタンハイドレートだろうがオーランチオキトリウムだろうがなんでもいいんです、他国に依存してなければ

電気がないとなんもできないんだからエネルギーの研究費はもっと出したほうがいいんです

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