水素カーに未来はあるのか?
トヨタの水素自動車ミライです
何年か前に水素カーについてテレビ番組を見たんですが、どうやら水素ってあんま生産できないってことがわかりました
そのときは水素カーダメじゃんって思ったんですけど、いまは褐炭(かったん)とやらを燃やしてガス化して水蒸気をあわせればはい水素~!って作れるんですって
そんでその褐炭は世界中どこにでもあるんですが主にオーストラリアのものを使って水素を作るそうです
褐炭って燃料としてはかなり低品質なものでそのまんま使うってことは当然できません、だから水素にするんです
その褐炭の量なんですが、オーストラリアめっちゃあるようです、日本の電力240年分まかなえるくらいという試算がでてます
当然燃料としてのコストは安いでしょう、これで水素ガンガン作れたら日本は水素エネルギー使いまくれるじゃないですか
電気自動車で世界に遅れをとっているトヨタが水素カーで大復活というシナリオをいま描いているわけです
しかし水素カー普及には問題があります、水素スタンドがないんです
全国で130いくつくらいかな?いま現在も作ってるようです、建設中の水素スタンド見ました、しかし130とかじゃ水素カーを買っても給水素できなくてスイ欠で動かなくなります
なのでトラックとかバス、最初は一般販売ではなく仕事用の大型車で運用していきます
国も水素スタンドを増やす為に支援はしてると思います、せめてスタンド2000箇所くらいになれば一般の人でも不便はないかなと、水素カーって航続距離けっこうあるんですよ、満タンで800kmくらい走るんです
水素カーのメリットは給水素が早いことです、電気自動車だと急速充電でも30分くらいかかりますよね、水素なら3分でできます
そんなわけでトヨタの、日本経済の命運が水素カーにかかっているわけですがこれから先どうしたって電気自動車が勝ちます、だって先に動いてるから絶対有利ですよ、お値段も安いし充電スタンドだって多いでしょう
水素カーの一般普及はかなり先になります、スタンドがないんだもん
しかし、自動運転とAIができてしまえば一発逆転できるんです
水素スタンドがなくてもAIが燃料足らんとなったら自動でスタンド補給するようにすれば水素スタンドってそんなに多くなくても大丈夫です、もちろん所有ではなくカーシェアという形式になるんですけど
スマホでちょいちょいって行き先を決めたら水素カーがあらわれて勝手に目的地に向かってくれる、そんな未来が来るのが理想です