うなぎの安定供給は可能なのか?
うなぎの完全養殖が成功して早数年
果たして安くて美味しいうなぎは市場に出回ってるのか?
と言われると答えはNOです
あくまで完全養殖が成功しただけであって
生産体制が整っているわけではないからです
理論的にはもう、うなぎって無限に増やせる状況なんです
あとはうなぎ工場を作ればいいだけですが
これもそう簡単ではありません
理想的な海水が確保しやすくないといけないし
設備投資、工場建設のお金もかかりますから
まだ数年先の話です
人工うなぎはまだまだコストダウンできてないんです
単純にスケールメリットの問題ですが
いいように考えればこれからどんどんコストダウンできることは確定してます
人工うなぎの味はどうなのか?というとこですが普通に美味しいそうです
うなぎの養殖は50年以上前から研究されてますが
ここまでくるのにたくさんの課題がありました
仔魚(しぎょ)から稚魚まで育てるためのエサの研究や
うなぎが卵を産むための成熟ホルモンやら
いろんな難題を解決して成功までこぎつけたのです
あとは工場を作って採算が採れるという結果を出して
これをあちこちおっ建てれば格安うなぎの爆誕です
まあいざ安くなったらありがたみもなくなって
食べなくていいやって人が増えるかもしれないですね
最後は市場の問題です