文書通信交通滞在費とはなんぞや
今話題の文書通信交通滞在費(以下文通費)
国会議員になると毎月100万円の活動費がもらえるわけです
国民は「なんだその大金!わしらの血税をそんなに使う気か!」
ってなります
毎月100万円、たしかに大金ですが
まじめに政治活動をすると100万円ってすぐなくなります
政治家は新幹線はタダですがホテル代とかは当然金払います
あちこち移動したり、事務所のアイテムを買ったり
海外に1~2回いけば無くなります
まあ人によります
そこで案としてあがってるのが、精算式にする方法です
領収書でなにに使ったかをチェックして、ホテル代とか、パソコン代とか
そうすればまじめに働かない議員が100万円懐にいれちゃうようなことはなくなる、という寸法です
けどですね、これはこれで問題ありそうですよね
だってどこまで経費で落とせるかって線引きがまずめんどくさいです
いらんパソコンたくさん買われるかもしれませんし
経費で落ちるからってスイートルームとか泊まられたらどうすんだ?ってなります
なので100万円のほうが安上がりだろうなって思うんですよ
ちなみにFBIに入ると限度額無限のクレカがもらえます
そしてなにに使ってもオールオッケーです
スパイはいくら経費を使おうが報告義務がないんです
なのでめっちゃ金使ってます
NASAの職員になると科学に関する物ならば無限にお金が使えるクレカがもらえます
多分いないと思いますがめっちゃ高い医療器具買って転売とかしたらウハウハです
日本の有名なスパイで明石元二郎(あかしもとじろう)という人がいます
この人は日露戦争時にロシアを内部から壊滅させて日露戦争を勝利に導いた影の立役者なんですが
活動費に報告義務がないのにもかかわらず事細かにお金の計算をして余ったお金は全部政府に返してました
今の政治家にこんな人はいないでしょう、なので100万円って額を決めてあとはそいつの裁量で使わせるというのが一番いい落としどころなんです
国会議員1人あたりに使われる税金が年間1億円あるそうですからね
そのうちの1200万円をなんとかするんだったら参議院を無くしたほうがもっと節約になると思います