将来無くなる仕事
これも大昔にニッキンという週刊金融新聞に連載していた4コママンガです。カラー化してみました。
「ディーリング」・・この言葉を聞いた事のある方も多いでしょう。証券会社や銀行などで、自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のことで「自己売買」とも呼ばれます。
そしてこの業務をする人達のことを「ディーラー」または「トレーダー」と呼びます。金融界では巨額な利益を叩き出すので比較的高給取りです。バブル華やかなりし頃はTOPディーラーだと何千万もの給料取ってた人はゴロゴロしてました。その代わりちょっと間違えて損失出すと、これも巨額になるのであっという間にクビですけどね。今でも時々日本の証券会社や銀行が海外市場で巨額損失出したりしてますがあの人たちはどうなったんだろう?(苦笑)
しかしバブル崩壊後はこういう職種も徐々にジリ貧、給料も減ってます。そもそもこの仕事は秒を争う仕事なので精神面でも健康面でも追い詰められる人は多い。その辺りの悲惨な話はよく聞いたので「君子危うきに近寄らず」と他人事に思ってました。(そんな能力も無かったけど 苦笑)
そして今はAIの時代です。コンピューターによる高速取引が常態化してきたのでもはや人間の判断の出る幕無しです。秒どころかコンマ何秒で取引されるので人間は太刀打ち出来ません。
あと数年くらいでこの職種はAIに取って代わられて絶滅するでしょう。AIで消えていく職種は他にもたくさん有りますけどね。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・
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