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様々な物を捨ててきた男たち【クラロワ】
「タワー? 捨てっすね」
クラッシュ・ロワイヤルというゲームに触れてきた人ならば、一度は聞いたことがあるかもしれないこの言葉。
これはクラロワの元プロ、koo氏が残した名言である。
クラロワというタワーディフェンスゲームにおける戦術として、キングタワー(真ん中の髭)さえ折られなければすぐに負けることはないので、守れなさそうだったら見切りを付けてしまおうという、というものがある。
これは今も昔も重要な戦術であるのだが、それ自体はまあどうでもいいので、ここでは割愛する。この記事の主旨は別だ。
クラロワというゲームが織り成す界隈。
そこではこの言葉に倣うかのごとく、様々な物を捨ててきた奴らがいる。
この記事では、そんな者達の勇姿を見届けてほしい。
高校? 捨てっすね。
まず初めに、この台詞はkoo氏が発言したものではない。というか、これから紹介するもの全て本人が発言したモノではないことは留意されたし。
これはkoo氏に対して投げ掛けられたヤジのようなものである。
2018年。koo氏はDetonatioN Gamingというプロチームに参加し、CRL(クラロワリーグ)という場でプロとして、他の猛者達としのぎを削っていたのだが、それはそれとしてプロに専念する為にとある決断をしたのだ。それは⋯⋯
所属していた高校を辞めること、である。
その理由は本人の口から語られているので、ここではそれをまとめた物を載せよう。
プロとしての活動、及びYoutubeにおける編集作業。それがとても多忙であったので、『クラロワ』に専念する為に高校を辞めると決意した。そんな感じらしい。
あまりにも無謀すぎる⋯⋯
当然のことながら、彼を知る者達はドン引き。普段彼を目の敵にしていたアンチですら、暴走っぷりを見て諌めようとし始める始末。お前じゃ無理だ的な言葉がぶつけられ始めますが、彼は自分の意を貫きそのまま自主退学してしまいます。トメラレナカッタ…
必死に止める声を彼が無視してしまったのには、とある人物の甘言があったのです。
その人物とは、そう。
ド○ルとき○きおでした…
当時、彼ら二人はクラロワというゲームにおけるインフルエンサーとして大いなる貢献を果たしていました。そんな彼らに、プロの為に高校を辞めるかどうか葛藤しているkoo氏の話が舞い降りてきます。
そしてそんなkoo氏を前に、二人がした助言を要約したものが、こちら。
『自分の人生は自分で決めるもの。kooがやりたいようにやって良いんだよ』
⋯⋯
これもう悪魔の囁きだろ…
ドズ○ときお○おは当時のクラロワの重鎮。Youtubeの登録者数も再生数を非常に多く、安定した活動を行えていたのです。しかし、koo氏の方はそうではありません。登録者数も一万越えるかどうかというくらいで、まともな収益を得ることすら難しかったのです。
所属しているプロチームからの給料に期待するという方法もありますが、それは結果に左右される難しいモノ。プロに専念するには、どうしても安定した基盤が必要なのです。何も無いkoo氏に対して投げられた二人の言葉は、あまりにも無責任でした。
そんな感じで、聞こえの良い方に向かってしまったkoo氏は高校を退学。そしてYoutubeは長続きせず中止し、満足のいくチーム結果も残せずにクラロワのプロ活動を辞めて無事中卒の無職になりました。
同じチームに『まつもとん』とかいう他の人に代行して貰ってプロに成ったウルトラド級のやべーやつ(公式戦勝率0%)が居たのも運が悪かったですが、それはそれです。
彼の後にKK19212という人が現れたのですが、そのプレイヤーはプロとして活動しつつyoutubeの編集作業もこなし、かつ学生生活もしっかりと送って卒業。大学受験もしっかりと完遂しています。これを考えると、koo氏はただただ逃げという選択肢をとっただけなんですね。後から気付いても、誰も助けてくれません。
見てるか、二人とも?
ちなみにkoo氏は少し経った後に復活。唐突に競馬のプロに成ると言い出し、少ししたら失踪。だいぶたった後にブロスタの実況を上げ始め、すぐにまた失踪。以降、音沙汰ありません。
こいつ飽き性すぎるだろ…
競馬のプロになるって話はどうなったの?って彼のチャンネルにコメントでしたら、速攻で消されました。いい思い出です。
アカウント? 捨てっすね。
初手から長くしすぎたので、ここからは短く端的に別の人を紹介していこうと思う。というか、捨てっすねはkoo氏の迷言なので彼以外の人間はどうしても内容が薄くなってしまうのだ。
さて、この言葉はJACKという元プロプレイヤーを表したものである。
彼はプロ以前、別のプレイヤーの代行をしてしまった事がある。それだけならぐ○こやむ○ったんと変わらないので別にどうでもいいのだが(強ければだいたい何やっても許される)、二人と違いJACK氏はやべーことを追加でやってしまったのだ。
それは盗難クレカによる課金代行の利益享受である。
課金代行のシステムは調べて頂ければ分かると思うが、非常に悪質なモノだ。
盗まれた被害者の為に、クラロワ運営は一時的に彼のアカウントのエメラルドをマイナス処理したのだが、彼は何を思ったのかその様子を面白おかしくTwitterにアップ。犯罪の片棒を担いでるのにも関わらず悪びれないその様子に、界隈はドン引きした。
そして少し経った後、無事彼のアカウントはBANされた。正義は成されたのだった。
よくプロとして顔出せたなこいつ。
ちなみにちゃんと強いので、アカウントをすぐに捨て、ロカランに復帰した。
クラロワ運営はあまちゃんなので、関連アカウントは永久BANしない。
娘? 捨てっすね。
これはとあるプロプレイヤーK氏のことだ。K氏もクラロワの重鎮である。
K氏はゲームのリアルイベント(大会)を通じてとある女性と知り合い、そして一年も経たずに交際をスタート。女性の妊娠をきっかけに籍を入れた。(デキ婚です)
しかしなぜか同棲をすぐにせず、子供が産まれた後も夜遅くまで親友のR氏とゲームをするという昼夜逆転した生活を送り続けた。
当然、すぐに離婚。とくに親権を争うことはなく彼はバツイチになった。
彼曰く子供は大切とのことだが、そうは言っておきながら家庭を省みず一歳の娘を残して離婚するその姿に、界隈は沖縄の男を重ねて尊敬したという。
今のご時世、片親とか地獄だぞ。子供がかわいそう。
クラロワ? 捨てっすね。
○ズル氏のこと。彼はクラクラとクラロワのおかげで大きく登録者数を伸ばした人間だったが、これ以上新規の取り入れが見込めなかったために、クラロワの動画を投稿するのを辞めた。損切りが早い。
今でも本人を表すアバターがどう見てもバーバリアンなのだが、それはそれとしてクラロワはもうしない。損切りが早い。
元クラロワ界隈では一番の成功者である。
ちなみにクラクラも辞めた。
たまにクラクラとクラロワを捨てた男と呼ばれる。
面白い人がでてきたら追加します。
私はkoo氏の大ファンです。