#3 Lake Belton, Rogers Park
2024/2/18。
朝6:38起床。
完全に寝ぼけ眼で家を出発してダラスから南へ向かう。今日の目的地はLake Belton。ダラスから車で約2時間の場所。地理的にはオースティンの方が近いらしい。
エリアに到着する前にテキサスご当地ガソリンスタンド兼コンビニであるバッキーズに寄って食料を調達する。
岩場に到着。アプローチは駐車スペースから歩いて5分程度の超優良物件。岩質は石灰岩。湖に深く岸壁が抉られ立派なルーフが多々あるのと、なかなかシャープで指皮に不親切なホールドやポッケが多いのが特徴に感じた。
まず、最初に目がついたのはV2のJaws。
5mはありそうな高さの凹角の壁をスラブ面から薄かぶりに移動する。手は広めのポッケで保持感もよく、マントルもやり方がわかれば悪くはない。クオリティが極めて高い課題だった。
お次に何をやろうと思ったが、とりあえず気になっていたKing Krosly, V11を見に行くことにした。歩くこと5分弱。しっかり高さのあるルーフを斜めにトラバースして登っていく課題。Tonkawa Fallsでも思ったことだが、マット一枚では全く持って心許ない。
怪我をしないことを最優先にどこまでできるか超慎重にトライする。この課題は、最初の三手目までの負荷がそこそこ高く、バルジを抜けた後の処理が最大の核心。手数が多いからV11にしては一手一手はいうほど悪くない。
トライしているうちに、下部はある程度できるようになってきた。
そうこうしているうちにローカルクライマー(初対面)が大きなマット2枚を携えてやってきてくれた。この課題をお前もやるかと聞いたら、少し渋々ながらトライしてくれた。名前を聞いたら、ジョンだという。また、ジョンか! 助かるぜ、ジョン。
ということで、マットが増えたので心置きなく核心部に突入。
しかし、あえなく敗退。ジョンが来るまでの間にだいぶ体力使っちゃったな〜。
もっと早くきてくれてればな〜。
とめちゃくちゃ他力本願な言い訳をおもいながら撤退。とりあえず、マットは船便が来る前に一枚慎重することを決意した。
最後にジョンにエリア全体を案内してもらい、一手物のV10に敗退し、3時30過ぎに撤収。成果なしだったが、まぁまぁ楽しめた。