子供の運動能力を伸ばすコツ。出来ない,を最短で出来る!に変える”好き!”が増える方法
「姿勢を見てください」と,子供とのセッションをすることがあります。
これまでの子供の姿勢の習い事オーダー
は以下の目的と解決を望んだものです。
健やかな成長に繋がる姿勢改善
体力テストがあるからなんとかいい成績にしたい
体が硬すぎて正座もできないので効果的なストレッチを教えてほしい
体育のスポーツテストでクリアしたい(リフティングを20回を成功させたい)
受験で身体テストのための対策用
走るとこけてしまうので走り方を教えてほしい
部活で効果的な準備運動に変えたい
など,様々なお悩みがそれぞれあります。年齢は5歳〜18歳くらいまでと様々です。
子供の健やかな成長へと繋がるよう,それぞれプログラムを組みます。
まずチェック項目として,
子供の健やかな成長のためのチェック項目3つ
立ち姿勢の確認(体幹力がわかります)
正座がしっかりとできるか(アキレス腱からふくらはぎ,など足の筋肉量と足首の柔軟性がわかります)
1週間のスケジュールを記載してもらいます
それによって運動量に比例するであろう筋肉量と,座っている時間がほぼ把握できます。
ここから,それぞれのプログラムを組んでいくことになるのですが,
今回は,
リフティングを20回成功させるためにトライしたこと
を少しばかりご紹介します。
実際サロンにて4回のレッスン後,
「テストでリフティング20回超えてできるようになりました!!」
と子供から喜びの声を頂きました。
「わーすごいじゃん!よかった!!」
と,喜びを共に分かち合えることが本当に幸せなわけです。
ちなみに足首も硬かったのですが,それも体の仕組みから教えると理解が早まり,あっという間に柔らかくなりました。子供は成長が早いですね。
では,
どのようにしてリフティングを成功させたのか?
特に,ボールを使用していませんし,外で一緒にリフティングをしたわけでもありません。
実際にボールを使用せずに,リフティング成功をするために教えること
では,どうしてその子供はリフティングができるようになったのでしょう?
答えは,
物質の重力+体を動かす基本の仕組みをわかりやすく説明する
です。
意外とこの基本を学ばずに,ひたすらがむしゃらに練習するっていうことが普通だったりしますよね。
事実,私も過去の体育や,ダンスはとにかく練習だ!
と無謀なことをしていた時間をどれだけ費やしたことか,,と思います。
今,昔に戻って,しっかりと物理と体の動く仕組みを学んだ上で,体を動かしていたら,どれだけもっと上手くなっていたんだろう,,と思うわけです。
話を戻しますと,子供にわかりやすく物理の話と,体の関節の仕組みと体全体の動く仕組みを教えます。
コレを使って運動能力を高める
言葉で教えてもピンとこないので使用するものがあります。それが,
けん玉
です。
けん玉を最初にトライしてもらうんですね。
そのあとで,「どうしたら,お皿に乗る?」
と質問してみます。すると子供は考えます。
少しずつヒントを伝えていきます。
「まずはここの重さがあるでしょ。そしてこの落ちるスピードがあるよね。それをよくみてごらん。それでもう一度トライしてごらん。」
これで少しずつ,最初よりも良くなっていきます。
このような感じですこーしずつお伝えしていくのですね。そして,
・考えさせる。思考力
・見る目を養わせる。動体視力の意識付け
これが大事です。答えを出してはいけなくて,しっかりと腑に落ちるところまでクイズすることが大切です。
徐々に動きが良くなってきたら,いよいよ体の仕組みと関節の構造の話をします。
すると,
なるほど納得!
となりだし,けん玉は,瞬く間に上達していきます。
それから苦手だった球技が楽しくなった!と喜んでいました。
好きを増やすには,”好きになれるための導き”
が大切なような気がします。
お子さんの運動などで悩んでいる方は,まずは背中の姿勢から観察してみてください。
そして,けん玉を試してみると楽しい発見がるかもしれません。
お読み頂きありがとうございました!
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