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コミュ障の私がコミュ力を鍛えた方法


私は2歳まで言葉を話すことが出来ず
少し変わった子として育ったものの
どの人間関係でも
基本的に浮きまくり
不器用だし運動音痴だしで
自己肯定感の低い人間のまま
大人になってしまいました。

私がこどもの頃
ADHDやASDといった発達障害は
まだ一般的に知られておらず
その疑いがあると分かったのは
大人になってからでした。

私はコミュ障である自覚があった為
だからこそ大人になったら
苦手克服のために
接客業をしようと決めていました。

それから
飲食店バイト
キャバクラ
コールセンター
販売員と
ずーーーーっと
コミュ力を求められる仕事を
続けています。

最初は本当に苦戦しました。
人として当たり前の
コミュニケーションもとれず
謎に相手を怒らせたりしていました。

今では本業の方でも
本社で知られるくらいの
リピーターの多さに定評がある
ぐらいの接客レベルになりました。

ここで私がコミュ力を上げるのに
効果的だった方法や考え方を解説します。

1.環境をいくつも変える

私がコミュ力を上げるのに役立ったのは
まず失敗続きだった学生時代から
大きく環境を変えたことです。

人間関係がリセットされ
自分の失敗体験を引きづらずに
何度もチャレンジすることができます。

ここで初回の印象づくりに失敗したら
その経験を元に
次の人間関係に活かす
と言うのを繰り返しました。

また、ここで得られた
良好な人間関係だけを残して
次の環境に行くにつれ
自分の友人関係が精査されていくことが
また自分の自己肯定感を上げてくれます。

人には適材適所が有り
地元ではカースト低めだったのに
場所をかえただけで
周りからの自分の市場価値が
上がることもあります。

それを繰り返すことで
単一な価値観に縛られることもなく
人間としても
偏りのない人間に
成長することも出来るでしょう。

居心地の悪い人間関係に居ても
自分を受け入れてくれる人間関係が
この世界にあると知れるだけで
人は強くなることが出来ます。

2.全ての人に好かれることは不可能だと知る


私は子どもの頃の経験から
「自分はどこに行っても嫌われる」
と思っていました。
今思うと
自分のことを嫌ってくる人に
視点をフォーカスし過ぎていたかと思います。

ただある時に
「2対6対2の法則」を知りました。
どんな人でも
何しても支持してくれる人 2割
行動次第で立場がかわる人 6割
何しても嫌ってくる人   2割
だと言うこと。

それを知って人に対する見方が
変わりました。

私は「自分が嫌われている」
という引け目から
言いたいことも言えずにいましたが

言いたいことを好き放題言ってる
カースト上位の人でも
正面切って言えないだけで
裏では陰口を言われていました。

そう言った点では
私は陰で言われるより
正面切って言いやすいタイプだったかと
思います。

表面化しているか水面化にあるかだけで
この法則はどんな人でも
当てはまるのかなと思いました。

それを実感して
私は今まで嫌われまいとして
八方美人に過ごしていた態度から
少しずつ本心を顕にしていって

そこから寄ってくる友達のタイプも変わり
八方美人の時よりも
気の合う友達に巡り会えた気がします。

3.一人でも楽しめる趣味をたくさん作る

喋りに自信のない人も
自分の好きなことに関しては
饒舌に喋れるものです。

だったら単純にその母数を
増やせばいいと言う話です。

また、人に話すネタになるような
経験をたくさん持っているといいですね。

例えば私なら
追っかけで企画を立ち上げた
とか
勧誘について行きまくった
とか
引っ越しをしまくった
とかでしょうかね。

必ず目の前の人の共通点が
何か一つはあるはずです。
みつけて仲良くなりましょう。

4.人はみんな良心があると信じる

これはターゲットが一人に
絞られる時の対面スキルですが
恋愛にも応用できます。

以前ぶっきらぼうで気難しい人を
好きになったことがあるのですが
私はその人の中に
隠している優しさを探すように
その人の話を聞き
受け入れ姿勢を続けてきた結果
振り向いてくれて
その後も私に対して
絶対的な信頼を寄せるように
なってくれました。

相手がどんなに失礼な態度を取っても
人間を警戒する捨て猫を
保護するような気持ちで
接していれば
どんな人も心を開いてくれます。
(その途中で相手の言葉が
 私の逆鱗に触れて
 私がその努力をやめてしまうことも
 ゼロではないですが) 
自分が本心で思った範囲で
相手を褒めたりするのも効果的です。

ポイントは見返りを求めないことです。
見返りを求めてしまうと
人間関係はたいていうまくいきません。

相手に見透かされてしまうし
思うような見返りがなければ
こっちも不満を顕にしてしまいます。

「私はこんなにしてあげたのに」
というセリフもよく聞きますが
冷たいようですが
それはあなたが勝手にしたことでしか
ありません。
見返りを求めるぐらいなら
何もしない方がマシです。


先程の例でもありますが
人と人との境界線は
親しくなればなるほど
平気で越えようとしてくる人がいます。

まずあなたがやったことに対して
相手に見返りを求めるようになるなら
必ず思うように返ってこなくて
ストレスを抱えるタイミングが訪れるので
危険です。

また、あなたの信じる「常識」や
「言わなくてもわかるでしょ普通」
も危険です。
どんなに気の合う人同士でも
価値観が完全に一致する人などいません。
したがって
あなたが思ってることを言わないと
わからない方が「普通」なのです。

自分の思う「普通」を
人を押し付けないためにも
最初に述べた
環境を変えたり
趣味をいくつも持ったり
する経験が必要になってきます。

以上が
コミュ力を上げる秘訣ですが
結局のところ場数だと思います。

場数をこなしている方は
私の述べたことに徐々に
共感できていくかと思います。

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