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私なりのリスクマネジメント②〜折り畳み傘不要論?〜


前回は警報アラームに関して
私の意見を述べさせて頂きました。

次は折り畳み傘についてです。

私は35年間折り畳み傘を持ったことがなく、
持つ意味もわかりませんでした。
YouTubeの影響以前にですね。
ここでもリスクとリターンを計算してしまいます。

●メリット

急な天候不良に融通が効く
カバンに入れて持ち運べる

●デメリット

荷物が増えてカバンが重くなる
使用済みの傘を入れたら荷物も濡れる


あと折り畳み傘があってよかった
シチュエーションを想像すると
傘を持っていかなかったタイミングで
思いもよらず雨に降られる
ということでしょうか。

正直こういうシチュエーションは
今までありましたが
雨宿りするか
近くのコンビニで傘を買うか
知り合いから傘を借りるか
のいずれかの方法で対処してきました。

雨に打たれたからといって
死ぬわけでもないし
風邪をひくとも限らない。
しかも大抵は雨が降りそうな時は
傘を持って出るし
ビニール傘ならどこでも安く手に入るし
あまりそういったシチュエーションも
そこまで頻度は高くない。

つまり私にとって
折り畳み傘がないことは
リスクでもなんでもないのです。

しかも濡れた傘をカバンに入れるという
行為自体がなんだか
受け入れ難かったのです。

ただここでひょんなことから
折り畳み傘を買ってみよう
という気になりました。
使ったことがないのに頭ごなしに否定するのはなぁという気持ちがあったのです。

職場の異動が決まり
日の多く当たる通勤ルートで
毎日通わないといけなくなったため
日傘兼用のものを買ってみました。

買って使ってみた感想としては

あれ?ちょっといいかもしれない

それは男女の恋愛のように
リスクとリターンでは測れない良さのような気がしました。

持ってみて私が勘違いしていたことも
気付きました。
まず濡れた傘をバックに入れたら荷物も濡れる
に関して言えば
今は進化しているからか
ほとんどそういうことがありませんでした。

荷物が増えてカバンが重くなる
に関しても
普段から折り畳み傘が入った状態のカバンを持ち歩くことで
その状態の重さが普通になってきました。
つまり普通になり過ぎて気にならないのです。

また朝出かける時に 
いちいち天気予報をチェックして
傘を持っていくかどうかの判断が不要になりました。
ここで一つ判断のエネルギーが節約出来たのです。

さらに旅行の時なんかは
スーツケースに入れておくと
意外と場所は取らないし便利です。

今までは旅行先で雨が降って
ビニール傘を現地調達していましたが
それだと要らなくなった時に
地元まで持って帰るのが面倒です。
つい置いて行きたくなりますが
なんだかいい気持ちはしません。

私は台風女なところがあるので
旅行の際は晴れたり雨が降ったり
両方を一度の旅行で経験するので
よくこういったことがありました。
折り畳み傘を持っていくことによって
そのストレスが減りました。

最近はレンタル傘なんかも増えていますが
まだまだストレスなくレンタル出来るほどには普及していると感じません。

むしろレンタルなら
モバイルバッテリーの方が需要が高そうですね。
現に普及してますし、
モバイルバッテリーこそ旅行の時に必要で
かつ重さのあるものだから
不要になった時は持っていたくないものですもあります。

まとめると
不要論というのは
まず持ってみて、経験してみてから
はじめて語れるものだと感じました。

何事も行動を起こす前から
完璧にリスクとリターンの計算が
出来るわけもなく
こういった計算間違いがあるものです。

だからこそ食わず嫌いをせずに
まずはなんでもやってみた人こそ
一定の説得力を手にすることが出来るのかな
と感じました。

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