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田舎に住むのは贅沢になる

お盆休みで郊外にドライブに出かけましたが
ある地域では立て続けに有料道路。

小さい頃に近くに住んでいた時には
あまり違和感を感じていませんでしたが
街中で暮らすのが当たり前に
なってきた私にとって
通行にお金がかかるのは
都市高速や高速道路だけのイメージが
出来つつあって

久しぶりに有料道路ばかりのその地方に行って
その特殊性に気付きました。


以前アベマでひろゆきさんが言っていた

日本って廃村になるならまだよくて
先祖代々守ってきた土地に
住み続けるおばあちゃんに
橋をかけてあげたみたいなのが
あたかも美談のように語られる風潮がある  

に続いて若新さんの

僕は地方出身だけど
それはただのワガママで
ワガママを通すなら国のお金ではなく
個人のお金を使ってくれればいい 

という言葉を立て続けに思い出し
月々と続く有料道路に
彼氏から

でもこれがあるべき姿なのかもね

とつぶやいていて
すべてが繋がりました。

でもそれは私が地方出身といえ
流浪人タイプだったから
そういう合理的な答えに行き着いたのかも
しれませんね。

私は地元愛という
実態のないものに囚われる気持ちが
わからないし

そんな悠長なことを言ってられる
余裕のある国の状態でもないと
思っています。

悠長なことは言ってられないのに
なかなか流浪人は少数派に過ぎず
全体に伝わらない。
民主主義の難しいところです。

第一、流浪人タイプは忙しい人が多いし
国が自分の思う通りにならないなら
最悪出国できるようなマインドがあり
あまり選挙にも
関心を示さないのかもしれません。

ただこれからは田舎に拘ることは
どんどん贅沢になっていくと思います。

輸送費もインフラも維持するだけで
一人当たりの単価も上がっていきます。

一部の地方創生に成功している
イケてる自治体ならまだしも。

そしてこの状況を打破するほど
イケてる自治体を作るには
独裁者レベルのリーダーシップが
あることが必要となってきます。

出る杭が打たれる教育を
ずっと受けてきた私たちは
なかなか空気を読んだり忖度したり
周りの反感を勝手までの覚悟が
育ちにくい状況にあります。

人口が少ない地域に残り続けることは
今後は贅沢なことだと
認識する必要があるのです。

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