「頭がいい」が嬉しい世代
最近行きつけのお店で
初対面の方に
「頭がいい」
「本をよく読まれるんですか?」
と興味を持たれました。
そして私をよく知る店主から
「そういうこと言うの
この子は喜ぶよ。
頭がいい、とか嬉しいから。」
と言われました。
バレています。笑
ちなみに私個人が本当に頭がいいかどうか
とういうとこの投稿でも書いていますが
知能指数でいうと中の下です。
どちらかというと天然と言われ続けていた私は
そういう点ではコンプレックスがあり
せめて30代頃には
天然キャラを卒業したいと
思っていました。
30代で天然キャラは痛いと思ったからです。
私が本を読んだり勉強系のYouTubeを
好んでみるのもそういうことが
どこかに影響していると思います。
その甲斐あってか
世界情勢や金融や政治、などの一般知識は
自分の周りでは語れる人を
探さないといけないくらいには
なったかと思います。
それを知っている店主は言います。
「そうそう。この子はそういう話を
する人を探しているのよ。」
と。笑
バーでお客さん同士をくっつけようとする
常套手段ではありますが
その分析自体は間違っていないのでした。
ただおそらく私がその新規のお客さんに
頭がいいという印象を与えたのは
それ以上に見た目が若く見えることが大きかったようです。
とくに私服だと私は20代後半くらいに
見られるので
「そんな小娘がよくそんな言葉知ってるな」
と思われているのでしょうが
自分の本当の歳を言うと
「ああ」みたいな反応をされます。
正直複雑ではあります。
途中で顔見知りの
同い年のお客さんが来ました。
男性の方です。
そこでまた店主からこういうフリがありました。
「〇〇くんは人になんて言われると嬉しい?」
「僕は頭がいいと言われると嬉しいですね。」
やっぱりそうなんだ。
おそらく36歳くらいの男女は
意外と自分以外の人でも
「頭がいい」と見られることが嬉しいんだなと
感じました。
「強そう」でも「モテそう」でも
「お金持ってそう」でも「優しそう」でも
「かっこいい、かわいい」でもなく
「頭がいい、賢い」ということを。
ただ考えてみたらそうかもしれません。
女はもう美や若さだけで勝負するのに
限界を感じ始める年頃で
20代の女の子たちにはどうしても勝てません。
「賢さ」や「知識」や「経験」とは
そんな若さを失っていく女性にとって
逆転が狙える武器なのです。
男性もそうです。
「腕力」や「体力」の重要性が低い時代で
同じように今から落ちていく中で
婚活市場で求められる「経済力」に関しても
まだ多くは年功序列が残っている為
上の世代に勝てません。
30代半ばの男性にとっても
今結果としての「経済力」が伴わなくとも
「将来性」という面で
今後投資していく価値があるか見抜く指標として
「知識」や「賢さ」が
求められるのだろうと。
おそらく男女共に
どこかで「賢さ」の戦いが
時代背景と共に求められているのでしょう。
ただそれを考えると
一番上手だったのは
知ってか知らずかそれを見越してか
私に「頭がいい」と言ってきた
その新規のお客さんです。
更に遡ると私が最近好感を持った人には
必ずこの「頭がいい」という
キラーワードがありました。
その私の同い年の男性のお客さんですが
奥さんも私は知っていますが
やはりそのキラーワードを使っていました。
若い女性ですが
私がそういった話を出来る数少ない友人の一人です。
あなたが狙っているその人が
もし私たちと同年代だったなら
ぜひそのキラーワードを使ってみたら
いかがでしょうか。
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