主語がデカすぎるというツッコミと共に生きる
飲みの席で若い頃に
騙されたビジネスの話をしていました。
年齢層としては
30代後半から50代にかけてで
私を含めたこの年齢層が
社会人になりたての頃といえば
今ほどネットでの情報交換が当たり前でなく
それ故にか
ほとんどの人は
一度は「騙された」と感じるような
経験をしていたのでした。
その経験を得た私たちの層が
経験を伴って身につけた
「なんだかうさんくさい」という感覚は
私が以前投稿で何度もあげたような
あるあるがいくつか存在していました。
私はこれまでに
思い出しただけで
「うさんくさい」について
これだけの投稿をしており
ネットワークビジネスや
宗教の勧誘をする人に対して
「もうやめてあげて」と
言われてもおかしくないくらいですが
私の「うさんくさい」への
探求は続きます。笑
以前がうさんくさいパターンについて
①距離感がバグっている
②安心安全をアピールする
③解決策を1つだけにする
④仮想敵を作る
というような特徴を
述べてきましたが
③と④をまとめて
このように修正します。
それは
「主語がデカすぎる」ということです。
とくに最近は
以前と違って
ネット上の情報共有が増え
コンプライアンスも強化されたことにより
SDGsや社会貢献を
盾にしたものが多く
「あなたは世界平和を
望んでいないんですか?」
「あなたは地球がこのまま
崩壊して行ってもいいんですか?」
というような論調で語られるようなことが
傾向として多く見られるように
感じています。
だから、主語がデカすぎるんですよ。笑
なぜあなたの商品を買わないことが
=社会貢献していない
と結び付けられるのですか?
この世界に
あなたの商品を買う以外の方法は
ないというのですか?
とツッコミたくなります。
私たちが若い頃で
かつ情報交換される場がなく
ブラックボックス化していて
かつ私たち自身にも
知識や経験値がなかったならば
そのトークの誘導されるままに
疑問を持たず
「この商品を買わないことは
悪いことなんだ」
と洗脳されていたでしょう。
ただ今の時代になると
賢い若者は
その世界の問題が解決される
別の方法をネット上で
すぐさま探して来ることが出来るのです。
「世界平和を望んでいないのか?」
の問いに
「望んでいない」と答える人なんて
そうそういないでしょう。
今となっては
そんな誰しもからYESを
貰えて当然の問いから
=自分の商品を買うという
結び付けの暴論だと思えるのですが
割とこういった
「罪悪感を刺激する系」は
今でもとくに自尊心が低めの方だと
引っかかってしまいがちです。
ブラック企業をなかなか辞められない
真面目な社員なども
この傾向があると思っています。
だから「自尊心」が大事なのです。
「自尊心」があれば
自分の中にある違和感に対して
「いや、それとこれとは別でしょ」
とハッキリ答えを出すことができます。
だから
「自尊心」が私はまだまだ足りないな
と思うような方は
「自分がおかしいのかな?」
と考えがちで
そこに漬け込んでくる商売は
たくさんあるので
「主語がデカいんじゃ」の
ツッコミは頭の隅に常に
置いといてもらいたいものです。笑
そして世界や自分の中にある問題を
解決する手段は
その商品以外にもあるということを知り
世の中にあるその無数の問題解決の手段の中からあなたがその一つを
「選ぶ」権利があるということを
自覚してください。
恋人をつくる方法も
健康になる方法も
肌を綺麗にする方法も
お金持ちになる方法も
世の中には
無数の手段が溢れています。
その「選ぶ」手段が
目の前に勧めてこられている
その商品ならば
それでいいのです。
そうだと思えたのなら
人はどれだけお金を払ったとしても
「騙された」とは言わないのです。