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失恋した人に何を言ってあげるのがベストか

最近友人が失恋しました。

こういった話は久しぶりだったのと
お相手の話もその子経由でよく聞いていたので
どんな言葉をかけた方がいいか
ふと自分の時を思い出して考えてみました。

愚痴や悩み相談などをされると
私たちはついつい当意即妙に
答えを返したくなります。

これは相談された側が
さっさと問題解決に結びつけたいエゴから来るのだとどこかで聞いたことがあります。

失恋なんてそりゃあ
終わったことはすぐに切り替えて
新しい出会いを見つけに行けばいいのは
みんなわかっています。

ただそれがわかっていても
実際に切り替えられたと実感出来るのは
どれくらいかかるでしょうか?

私は少なくとも1ヶ月はかかります。
1ヶ月というと「早っ!」って言う人もいるでしょう。
それくらい頭と心には
誤差があるのです。

長い時は年単位でした。
新しい相手が出来ても
完全に吹っ切れたとは言えなかった時も
ありました。

私はそんな時無理に明るく振る舞っても
プラスエネルギーを消費するだけなので
さっさとマイナスなエネルギーを出し切るために
とことん落ち込むのも良いと思っています。

ただそうすることによって
ドツボにハマってなかなか立ち直れなくなる
人だっているのでこればっかりはわかりません。

逆に謎の向上心とか反骨心が出てきて
リア充に振る舞った結果
思い返してみた時に
「あの時は楽しかったなぁ」と思えるような
思い出がたくさん出来たこともありました。

ある友人は
白血病に罹った時に
それを周りに言う時に深刻なリアクションを
取られるより
「あ、そうなんだ」みたいな感じの
リアクションの人に好感を感じたと
言っていました。

そう考えるとありがちな

「えっ?そうなんだー
 それはその人が許せないよねー! 
 〇〇ちゃんには他にもっといい人がいるよ。
 そんな人はさっさと忘れて自分磨きして
 出会いを探しに行こう!」

というのは
なんだか短絡的エゴにまみれて
自己中心的上から目線
なんと恥ずかしいアドバイスだろうと
思ったりもしました。

じゃあズバリなんと言えばいいのでしょう?

一周回って考え過ぎた私は
何が正解かわからなくなりました。

ここまで考え過ぎた人は
何かあった人に対して
どうしても腫れ物を扱うように
接してしまいます。

これも違うかなと思います。

そこで私は成田雄輔先生の
「自分で答えを出すことに寄り添うスタイル」
 ↓

すみません。

結局また成田先生です。笑

これも自己中心的ではありますが
自分のコンサル力が問われている瞬間かと
思います。

私がここから学んだことを
自分なりにプロセスとしてまとめると

①相手が話を聞いてほしい時は
 まず話を聞いてあげる。

②自分の話に置き換えたりはせず
 相手の話や今どうしたいか
 どういう気持ちかを聞く。

③相手の正直な気持ちを一緒にみつける。
 どんなに黒い感情だったとしても
 否定をしない。
→モヤモヤを出し切ることで 
 勝手に自分の落ち度にも気づく。

④相手の感情の整理を手伝う。

⑤今回のことで逆に出来るようになったこと 
 などを一緒に探す。 
 →恋人と過ごしていた時間で
  必ずやりたくても出来なかったことがある。

⑥その前々からやりたくて出来なかったことを 
 やる準備をする。

⑦相手のワクワクの感情を思い出させる。

人によって⑦に行き着くまでの時間は違いますし
たびたびマイナスな気持ちが戻ったりするでしょうがそういうものでしょう。

だいたい私が今まで失恋を
こういうプロセスで乗り切ってきたなぁと
考えてみたまでです。

これによって友人や
たくさんの恋愛に苦しむ人の
苦痛が少しでも癒えればいいなと思います。

こちらの記事も載せておきます。

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