異性が苦手だった私の恋愛経験値向上物語③
次の彼氏でようやく私は
人並みに恋愛経験を重ねた人と付き合っても
あまり劣等感を持つことがなくなりました。
私もそこまでに恋愛経験を重ねたからです。
おそらくそれ以前は
恋愛経験の浅いコンプレックスに加えて
恋愛経験が浅い人ならではの
元カノに対する嫉妬心に駆られるのも
本能的に恐れていたからでしょう。
ただ次に付き合った彼氏で
その予想がついていた
壁にぶち当たることになりました。
その彼氏とは大学時代に片思いしていた
先輩で
その時は私と付き合うことはなく
当時同じようにその先輩を狙っていた
別の先輩と付き合うことになって
一度失恋した人でしたが
時を経て
どこからか私が好きだったとかの
噂を聞きつけて
私に近づいてきたのでした。
最初は私も
「調子のいい奴め」と内心思っていたのですが
最終的に付き合うことになり
元カノの顔を知っている彼氏と
なってしまいました。
私は案の定
その脳裏にチラつく元カノの顔に
悩まされることとなったのです。
その彼氏と別れてから
しばらくは恋愛に疲れてしまい
推し活に専念していました。
その後しばらくして付き合った人は
今度はバツイチ子持ちの方でした。
当時31歳の私は
一時的に強烈な結婚願望もあり
その「バツイチ子持ち」という事実を
受け入れきれずに
悩み抜いた末に
結局別れてまた推し活に明け暮れました。
「もう恋愛経験は十分だし
情緒不安定になるような恋愛はしたくない」
そう思っていました。
↓
私はバツイチ子持ちの元彼の
友達にあたる彼に対する
推しにも似た恋愛をひととおり楽しんだ後で
今の彼氏と付き合うことになりました。
ちなみに今の彼氏もバツイチ子持ちです。
ただ以前と同じように
くよくよ悩むことはありませんでした。
実を言うと
この最後の推し活恋愛と同時進行で
私は前述したモテ期がきて
さらに経験値をレベルアップさせていたからです。
恋愛する相手に寛容になれるかどうかは
経験値なのだろうなと
身をもって実感した一連の出来事でした。