ブラック企業の謎の後遺症②
続きです↓
私は新卒の時に
日本で5本の指に入るほどのブラック企業に
入社しました。
今の会社も
その名高いブラック企業に3年勤めていた
という根性を買われて内定したようなものです。
私もやりたいことがなく
1社目は拘りもなく
きついとされる営業職ですら
「1社目だしブラックな方が転職後は楽かも」
と感じてすらいました。
大学時代
キャバクラで働いていたこともあり
周りの友達も見た目が派手だったので
素で大人しい化粧ができず
また見知らぬ土地で
規定の時間に迷うことなく
目的地に着くことが困難だったので
就職活動は苦戦を強いられ
そんな自分を慰めていたのかもしれません。
私が就職した会社は
コールセンターだったこともあり
そんな私の見た目の派手さも
許容されました。
むしろ新卒の歓迎会で
マネージャー陣が登場した時に
その見た目のイカツさにむしろ
「ヤクザみたいな会社だな」
と感じました。
そしてそのヤクザのような上司に
数字が獲れないと罵倒されるという
地獄のような日々が始まりました。
まず大量にいた動機の約半分は
3ヶ月後にはいきなり沖縄に飛ばされました。
無事にそこには飛ばされず残ったものの
午前中までに契約が獲れないと
椅子にすら座らせてもらえず
昼ごはん抜きだし
毎月月初に目標件数を
書き初めさせられるし
未達で終わったら
友達にも声をかけないといけない
当時純粋だった私は
実際にそれで友達数人に声をかけて
引かれて嫌な思いをしたことがあります。
そのトラウマで今も友達に仕事の話をするのは苦手です。
ただでさえストレスに弱い私は
毎日泣きながら電話をしていました。
そして気持ちが焦って
それが伝わり
契約も思うように獲れませんでした。
毎日泣いても消化されないストレスで
毎日吐きそうになりながら仕事に行き
(今思うと完全にうつ状態でした)
さらにそれが激化した
一年目の決算月に
とうとうその症状が出ました。
つづく
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