積み重ねた日々
退職まであと1.5か月。
少しずつかかわってきた人たちに退職を告げる。
今の仕事は事業所や部署を問わず色んな方たちと関わる機会があるから、
チャットや電話がくるたびに
「実は…」と伝える。
寂しいけど、しるるさんならどこに行っても活躍できるよ!とか、
しるるさんにはたくさん助けてもらったよ!今までありがとう!とか、
しるるさんがいなくなったら…これからは暗黒時代だ…
と仰ってくれる方たちばかり。
「コミュ力あるし、頭いいからどんな仕事でも大丈夫!」
と尊敬する人にも仰ってもらえて、涙が出てきた。
色んな事があったけども、周りの人たちには恵まれていたよなぁって本当に思う。
ある後輩にも伝えたところ、
「しるるさんのおかげで、SQLや自動化に興味を持ち、
今ではそれを主とした仕事に携われるようになって、
恩師のような存在だと思っていました。
退職されるなんてショックです…」
と言われて、突出した成果を残したわけじゃないけど、
誰かの何か始めるきっかけになれてよかったと思う。
何もしなくても時間は経つ。
新しいことを学んだり、何かを始めてみるのは腰が重い。
それを継続するのは更に大変。
後輩には
「この会社で…しかも工場で周りに流されずに向上心を持って取り組んだあなたがすごい。
私は質問に答えただけで、質問をするところまでたどり着いたのもそれは勉強の成果。
わからないことが何かわかるようになることが第一歩なんだから、
それを繰り返してきたあなたの向上心にとても刺激を受けていました。」
と伝えた。
生産管理から抜け出したかったあの頃。
VBAで自動化をすることに感動したあの時。
頑張ってよかったと思うし、
きっとVBAやSQLに興味を持てなかったら今はないんだろうな。
生産管理をしてきたから現場の痛みもわかるし、
システム側の制御したい部分もわかる。
そういう面で頼ってもらえるようになって良かった。
いろんな人たちに
「まずはしるるさんに聞いてみようと思って」
って言ってもらえるような存在になれてよかったな。
(おめぇ考える気ないやろと思う時もあるけど)
次の会社ではまずは慣れることから始めていくけど、
何年か経ったときにはまた頼ってもらえるような存在になりたいな。
愚痴りながらも結局は人のために何かするのが好きなのかもしれない。