入院生活最大のストレス
入院生活は孤独との闘い。
家族に会えず寂しくて辛い日々…
というのは私には当てはまらなかったようで。
自宅安静を強いられていた日々の時の方がよっぽど暇で辛かった。
というのも、自宅安静中は誰の監視の目もない上、相手をしてくれるのは愛犬のみ。
とはいえ愛犬は言葉を話せないので、癒しにはなるものの言葉の通じる誰かと話したくなる。
でも安静にしなければいけないので、ちょっとそこのコンビニまで…もできない。
夫が帰ってくるのは夜。ひまひまひま。超〜暇!!と叫び出したいくらいの日々だった。
いっそのこと入院のが楽なんじゃ…と何度も思った。
そして予想通り、その点に関しては入院の方が楽だった。いや、楽というより、メンタルが落ち着いているのは圧倒的に入院中の方だと断言できる。
家だと、この張りの頻度は大丈夫なのか…おりものが多い気がする…これはまさか破水…?なんか胎動が弱い気がする…
などなど心配事が尽きず、こんなことで病院に電話して良いものか?と小一時間考え込み、心配で疲れる。
それが入院中の今はとてもメンタルが安定している。私にとっての入院のメリットを挙げるとこんな感じ↓
・心配なことがあればナースコールを押すだけですぐ助産師さんが飛んできてくれる
・食事は上げ膳据え膳。栄養バランスも専門家により調整済み
・毎週妊婦健診のような検査&医師の診察があり安心
・点滴交換やアイスノン交換などでちょくちょく助産師さんとお話しできて気晴らしになる
・朝昼晩と心音確認があるので、ベビーの生存確認が定期的にできる
・上記のように1日のうちにイベントがたくさんあるため、自宅にいるより忙しい(充実感がある)
…と、メンタル的にいい事づくめ!
が、もちろんデメリットもある。
1.入院費が高すぎる
2.夫と愛犬になかなか会えない
3.点滴の痛み、差し替えが地獄
1に関しては、高額療養制度様様。入院費自体は高いものの、自己負担額は医療保険で賄えはしないものの、幾分か抑えられる。
2に関しては、元々性格的に1人が苦ではないのと、スマホさえあればいくらでも時間が潰せるタイプのため、耐えられる。
夫もほぼ毎日面会に来てくれるし、電話もしたりすれば寂しさはない。
ただ愛犬に会えないのだけは結構堪えるものがある。
犬の一生は人間と比べてとても短い。そのうちの2ヶ月を離れて過ごすなんてなんて勿体無いのだろうか。退院できたら全力で犬吸いさせていただきたい。
3に関しては前回も書いた通り、本当に辛い…正直入院生活で唯一にして最大の辛さだった。
立派な血管を持っている方だと思っていたけれど、ずっと点滴を入れているうちにだんだんと脆くなり…
腫れて痛いわ眠れないわ手が動かしずらいわで尋常じゃないストレス。
そのため、PICCに切り替えることに。
上腕内側の血管から心臓近くの太い血管までカテーテルを通し、頻繁に点滴針を差し替えずに済むと言う画期的な方法なのである!
が、これもデメリットがあり。
カテーテルを挿れる際は、普通に手術なのである。
手術室で医師により局所麻酔が打たれ、そこからカテーテルを心臓付近まで通し、抜けないよう肌を縫うのである。
文字で打つとゾッとするなぁ笑
でも、点滴による血管痛や差し替えの恐怖から解放された事で、私の入院中最大のストレスであった点滴の差し替えから解放されたことが本当に本当に嬉しくて、そこからはほぼストレスフリーな毎日だった。
術後の痛みは2〜3日で引くよと言われていたものの、私は軟部組織とやらが薄いらしく、結局挿入後3週間が経とうとしているいまも、じんわり痛みはある。
が!!
何度も言うが、差し替えの痛みと恐怖よりは何倍もマシ。これは間違いない。断言できる。
・・・そんなこんなで先日ついに34週を迎えられた。頸管長は2cm前後で、入院時から現状維持。頑張ってるぞ〜子と私。
退院が見えてきた。あと少し頑張れば正産期。
このnoteを読んでる方の中には、同じく切迫早産で入院されてる方もいるのかな?
一緒に頑張りましょう!!
see ya
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