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治療再開
気づけば最後の更新から3ヶ月。
おやすみ周期という名の自己流タイミング周期を終えた。
前回のnoteを更新して以降、漢方の服用を始めた。
「不妊漢方」を謳っているお店でカウンセリングを受け、
婦宝当帰膠や健脾散エキスなど、
血流改善や胃を元気にする漢方を中心に選んでもらった。
いつも内膜が薄いという事を相談して選んでもらったのだけれど、
いかんせんおやすみ周期なので内膜厚は不明。
効いているのか半信半疑で飲み続け、
2ヶ月目になる頃から別の漢方へと切り替えた。
それが合わなかったのか、
人生で一番と言っていいくらいの腹痛と下痢に1週間悩まされることになる。
自己判断で漢方をやめてからスッと落ち着いたので、
やはり合わなかっただけなんだろう。
漢方薬局のお姉さまは、「これまでに下痢になった方は聞いたことがなくて・・・う〜ん・・・」と頭を抱えていた。
そう、これ血流改善だけじゃなく、下痢にも効くと謳ってる漢方なんだよね。
なんで大下痢になるんだろうね、私の体(笑)
そしておやすみ周期の間、とある神社に夫婦で参拝しにも行った。
子宝祈願で有名な神社で、
「子宝祈願」の文字が書かれた絵馬がずらっとかけられていた。
そこで子授け守りを買い絵馬を奉納し、
「今年こそお子を授かれますように」と、切に祈った。
そんな甲斐もなく、おやすみ周期の3ヶ月はあっという間に過ぎ、今に至る。
ちなみに「おやすみ周期」とは呼ぶけれど、
精神的にはちっともお休んでいない。
自己流タイミングも、精神的に結構くる。
私の場合生理5日前に茶色い出血(いわゆる茶おり)が始まるので、
排卵1週間後には早々に期待を打ち砕かれる。
これが本当に堪える。毎月受験の不合格通知を突きつけられている気分で、
しかも努力した分だけ結果が出るわけではない。
なんなら特待生枠で受かるくらい食生活等気をつけていても、
あっさりとその茶色い不合格通知がやってくる。
妊活を始めてから茶色や赤色が嫌いになりそうだ。
分かってはいたけれど、なんでここまで授かることができないんだろう
私の体はポンコツで、女として機能していない
消えて、違う人間として人生やり直したい
誰か○して欲しい
・・・そんなドス黒い気持ちが心の中を支配し、
ストレスのせいか茶おりの期間が生理1週間前からに伸び、
出血も多くなったり少なくなったり、おかしくなってしまった。
こんなんじゃお休みしている間に心がやられると思い、治療を再開することに。
病院に通うのは本当に面倒くさいし、薬漬けになるのも嫌だし。
また内膜厚に関して気にするのも心の底から嫌だ。
だけど、きっと私たち夫婦に自然妊娠は難しい。
思い切って、クリニックに行った。
エストラーナテープ4枚、プレマリン4錠/日、プロギノーバ2錠/日という、
女性ホルモン漬けの毎日が始まった。
これだけ飲んでも、前回は移植前に内膜厚が5mmしかなかったので、
今回もあまり期待はしていない。せめて7mmいって欲しいけど。
出産に至る前に壁がありすぎる。
内膜は厚くなるか、着床するのか、維持できるのか、、
先のことを考えていてもキリがないは分かっている。
けど、どうしても、周りの自然妊娠した友達が輝いて眩しくて、
自分はそんな当たり前に思えるようなことができないんだろう?
と、悲しくなってしまう。
出産した友達も「妊娠は奇跡」とは言っていたけれど
いつか自分が妊娠した時、その友人以上にそう思う自信がある。
身をもって奇跡までの長すぎる過程を体験しているのだから。
奇跡はなかなか起こらないから奇跡でもあるわけで、
今後その奇跡を自分が起こせるかはわからないけれど。
今回の移植で、凍結できた3個の卵を全て使い果たすことになる。
陰性の場合また採卵からということになるけれど、
来年の3月に引っ越し(転勤)することが決まっている。
すぐに採卵と移植をしても、上手くいっても引っ越しに被るし、
ダメでも移植を繰り返すには期間が短すぎる。
気持ち的には早々転院したいが、次に近い不妊治療専門クリニックは片道5時間。現実的ではない。
必然的に1年間の強制お休み周期となる。その間に歳をとり
体も、卵巣も老いていく。正直とてもとても怖い。
しかも1年後転院した先ですぐ授かれる保証もない。
お願いだから今回の移植でうまくいってほしい。
今までの卵よりグレードの落ちる3ABの卵。
上手くいくよう祈ることと、体調に気をつけることしか、
私にはできることがない。
そろそろ報われてほしい。今のままでは人生が止まってしまっている。
とても怖いけど、立ち向かうしかない。
ニュースを見ていると、虐待するような親や、
公衆トイレに産み捨てる様な人間が平気で子供を授かっているのを見ると、
実にやるせない気持ちになる。
絶対に我が家に来た方が幸せになれるよ。全力でするよ。
あなたは望んで生まれてきた子なんだって、大切に育てるよ。
そろそろ第2の人生を始動させたい。
see ya