cafeアカ犬亭(番外編)「伝説デカ犬シュガー」
皆さんこんちは!
警察犬ヤマです。
今日は、俺たちが尊敬する伝説の警察犬「シュガー」さんのエピソードを聞いてほしい。
シュガーさんは現役時代から殺人一課のレジェンドデカと言われていた。
あらゆる難事件を解決に導いてきた第一人者だからだ。
今まで彼が関わった事件で落とせなかったホシはない。
伝説は語り継がれ、管轄は違えど俺たち警察犬の憧れの存在なんだ。
これは、シュガーさんが運命的な関わり方をした「ある家族」に起こった事件だ。
それは謎の「不審死」から始まった。
2006年の4月のことだった。
夜中の三時、ふと気になってお前の家に行ってみた。
真っ暗な中、倒れているお前の頭が見えた。
周りは血の海で、足元にナイフが置かれていた。
お前は目を見開いたまま息絶えていた。
首のあたりに刺したような傷口があり
足元に置かれたナイフが見えた。
驚いたことにヨメさんは隣の部屋にいた。
離婚後の子供の親権のことで揉めていたのは聴いていた。
しかしいくら寝ていたといっても、隣の部屋で起こったことに
気が付かないなんて。そんなことがあるだろうか。
警察の検死の結果、体内から致死量の覚◯剤が検出され
薬物使用の上、お前が薬物使用中に自身をナイフで傷つけ自◯したものと片付けられ
捜査は打ち切られた。
最後に会ったのは死亡の前日だ。
離婚が決まり「子供はこれから自分が育てていくから
一緒に面倒を見てくれよな」と言っていた息子が
自ら命を絶ったとは思えない。
あの時、お前の身の上に何が起こったのか
私達はただ真実を知りたかった。
それだけだった。
遺族がやりきれない気持ちを抱えたまま、12年が経過した。
2018年の4月のことだった。
ある日突然、警察から遺族に連絡があった。
事件について不審な点が見つかったと。
見つけたのは過去のコールドケース調査担当の女性警察官。
それは現場にあったナイフの不自然さだったという。
この写真は事件直後の夜、現場近くの居酒屋で撮影されたものだ。
Yという男と元嫁さんだ。
元嫁さんは満面の笑顔でピースサインをしている。
Y氏は覚○剤の売人で、亡くなった息子とも面識があったが
当時元嫁さんはこの男と当時不倫関係にあった。
シュガー刑事はこのY氏にも事情聴取をしている。
「彼女から電話があった。わたしが殺しちゃった、と。すぐ現場に駆けつけると
旦那が血を流して倒れていて、天井まで血飛沫が飛んでいた。
彼女は背中に返り血を浴びていたので、脱がせて着替えさせた。
誰かが家に入ってきたのでカーテンの影に身を隠した。
家から出たのを確かめて、血で汚れた衣類などをまとめて持ち去った。」
殺害現場にいたものしか知り得ないことを知っていたが、車がNシステムに残っており
Yがきたのは殺害後、時間が経ってからのことだ。
彼はホシではない。
ひとつひとつ消去法で考えていくと、捜査線上に一人の人物が現れてきた。
被疑者Z氏。
彼女とはかなり親しい人物だ。
犯行のあった日に、彼は二人の家を訪れている。
あと少しで解決できるかもしれない。
そんな時、突然捜査終了になった。
警察上層部から「事件性なし」とされたという。
シュガー氏は落胆した。
こんなおかしな終わり方は今まで事件を扱ってきて初めてだった。
遺族が気の毒で仕方がなかった。
捜査が終わることを告げに行ったシュガー氏は
「こんな形で終了になってしまってすみません」と詫びた。
彼自身も突然の上からの指示に納得がいかないまま
2018年12月、捜査は打ち切りとなった。
どこから圧力がかかったのか・・・。
こんなことがあっていいのか。
捜査に関わったものたちみんながやりきれない気持ちになった。
そして2023年7月、この事件が週刊誌にスッパ抜かれた。
なにしろ国会議員ナカキタ氏の妻の元夫の不審死事件だ。
世間は大騒ぎになった。
事件を捜査したレジェンド・シュガー刑事は退職していたが
実名で記者会見に応じた。
不思議なことに地上波では一切放映されなかった。
こんなに大きな事件だと言うのにメディアの多くは口をつぐんでいた。
なんらかの圧力がかけられたのは明らかだった。
シュガー氏は会見に応じた理由を聞かれ
「これでは被害者が浮かばれない。可哀想になったんだよ」と、気持ちを吐露した。
それでもシュガー刑事は怯まず、淡々と捜査を進めて行ったという。
そして、捜査に係る重要な証拠を手に入れた。
妻の事情聴取の後、夫婦が使ったタクシーのドライブレコーダーを押収して分析したところ
夫婦の会話が鮮明に残っていたのだ。
「大丈夫だ。俺が手を回しておいたから心配するな。刑事には何も言うな。」
やはりそうだった。
2018年10月、国会議員ナカキタ氏が警察上層部に圧力をかけ、捜査が打ち切られたのか・・・・。
もちろんスッパぬいた週刊誌も圧力かけまくられて、黙ってるわけにはいかないよな。
他の大手メディアが俯いて忖度でさっぱり報道しない中、
ナカキタ氏の身辺を徹底的に洗ったんだ。
ナカキタ氏には本妻の他に愛人と子供がいる。愛人にベンツで職場まで送迎されているところを撮られているよ。
それだけでなく、あろうことか違法風俗「人妻専門デリヘル」にハマって100回近く利用していたことも暴露された。
ナカキタの続投は今のところなさそうだけれど、まだ事件は解決していない。
俺たちにできることは「無かったことにされないように」ひたすら応援することだ。
※このお話は警察犬たちが主役のフィクションです。(一応念のため)
でも、類似した事件は実際にありました。週刊文春とYouTuberによって報じられましたが、地上波メディアは示し合わせたようにダンマリでした。
概要はこちらの「キリン考察系」さんのショート動画でどうぞ。
地上波で全く報道されなかったこの件がどんなにヤバい要素を含んでいるのか、
詳しく知りたい方は↓篠原さんの動画↓をご覧ください。
繋がりのある他の事件や、冷たいお薬、貧困ビジネス、ハンシャ、宗教、色々なヤバい利権が見て取れます。
さて、この件が暴かれて一番困るのは誰なのでしょう。国民の目に触れないようにひた隠しにしようとしたのはなぜなのでしょう。一体どこからの圧力なのでしょうか。大本はどこ?
追及しているYouTuberさんのところにも「身辺に気をつけるように」と、何かをご存知の方から警告があったそうです。
メディアが触りたがらない、さぞかしヤバい案件なのでしょう。
だからこそ、孤軍奮闘している文春さんと、勇気ある告白をした佐藤誠さんを応援したいのです。
皆さん、応援しましょう!
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